トヨタが1月13日に発表・発売した新型ノア/ヴォクシー。エクステリアのインパクトに注目が集まっているが、一番の衝撃はこれかもしれない。車内Wi-Fiが月額1100円だというのだ!
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車内Wi-Fi自体は、今ではそれほど珍しい機能ではない。車載用Wi-Fi機器なども登場するなど、車内でのエンタメ機能は飛躍的に充実している。ただ、月額料金が高かったり、データ容量に制限があったり、使えるシーンに限りがあったりとやはり不満はあった。
そんなさなかの新型ノア/ヴォクシーである。DCM(車載専用通信機)が全車標準装備だから、月額1100円の料金で、さらにデータ容量に限りがなく、走行中しか使えないなどの使用制限もまったくないのだ。通信機器の接続台数は5台まで。Xグレード以外に標準装備のディスプレイオーディオ(8インチ)にスマホをつなげば、画面上でYouTube動画などもたっぷり視聴可能だ。さらに大きな10.5インチのディスプレイオーディオ プラスもオプションで用意されている。
このディスプレイオーディオはコネクテッドナビ対応で、Tコネクトの契約が可能。このTコネクトは、これまで3年間無料だったが、新型ノア/ヴォクシーからはなんと5年間無料! つまり2回目の車検まで利用料金がかからない。
Tコネクトは、「Hey,トヨタ」と呼びかけるだけで音声認識がスタートし、ナビの目的地設定やオーディオ操作はもちろん、ドアウインドーの開閉やエアコンの調整なども可能。さらに、専用アプリをスマホにインストールすれば、スマホ画面の操作で車両のロック/アンロックが可能なデジタルキーも使える。
広い車内でくつろぐもよし、テレワークに活用してもよし。出先でもデータ通信量を気にせずWeb会議にも参加できる。これは想像以上に便利だ。
ちなみにディスプレイオーディオ自体も進化しており、スマホライクな操作感を実現。ピンチアウトなども至極スムーズだ。ナビ画面上では、レストランの表示に食べログの点数などの情報や、ガソリンスタンドの価格も表示。駐車場の満空情報まで確認できるようになっている。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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