スーパーGTの第7戦オートポリス戦で100号車STANLEY NSX-GTは、前戦SUGOで負った怪我により欠場となった山本尚貴の代役として木村偉織を起用している。その木村はこれまでほとんどGT500マシンをドライブした経験がないまま、重責を担うことになった。
木村は決勝レースでの目標について、表彰台を獲得することだとしたが、まずはクラッシュせずにレースを終えることが大切だと語った。
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木村は今季第4戦富士に、8号車ARTA MUGEN NSX-GTの第3ドライバーとしてエントリー。この時は、鎖骨骨折から復帰したばかりだった大湯都史樹に何かあった場合のバックアップとしての登録だった。このレースで木村は、FCY訓練時にドライブしたが、予選・決勝での出番はなし。今回のオートポリスが本格的なGT500クラスデビューとなった。
100号車STANLEYは、牧野任祐のドライブでQ1を突破。木村はQ2を担当した。そのQ2での木村のタイムは、1分34秒464。16号車ARTA MUGEN NSX-GTの福住仁嶺が記録したポールポジションタイムからは3.333秒遅れだった。
「フリー走行ではユーズドタイヤでたくさん走行することができ、コンスタントに良いラップタイムを記録することができました」
そう木村はGT500マシンについて語った。
「フリーエアでの自分のペースには自信があります。ただGT300クラスのマシンを抜くのはかなり難しいので、まだまだ慣れる必要があります。ダウンフォースもかなり大きいので、そこが難しいです」
そんな木村は予選でロックアップし、タイヤを壊してしまったという。
「予選に関しては、一生懸命プッシュしたんですけど、頑張りすぎてロックアップしてしまい、タイヤを壊してしまいました。それは僕のミスなんです。想像以上に難しかったです」
「ラップタイムは、僕の練習走行では1分34秒1でした。でもポールポジションは1分31秒1……僕が経験したラップタイムよりも、3秒も速かったんです。本当に厳しいです」
「でも良かったのはクラッシュしなかったこと、そして多くのことを学べたことです。明日はもっと良くなると思います」
以前帯同したARTAと今回のチーム・クニミツは、仕事の進め方が違うと語る木村。そして今回はチームから、クラッシュしないよう伝えられているという。
「ATRAとはアプローチが違うので、チーム・クニミツの仕事を経験できたのはよかったです。牧野さんもたくさんアドバイスをくれましたし、山本さんも同じようにアドバイスをくれました」
そう木村は明かす。
「チームは表彰台を獲得したいと思っていますし、マシンにはそれを実現するだけのパフォーマンスがあることは分かっています。でも、僕がまだ勉強中であることは、チームも理解してくれています」
「そしてもちろん、チームからはクラッシュしないように言われています。クラッシュしてしまうと、経験を積むチャンスが失われてしまうことになりますからね。クラッシュしないように、僕は集中しています。プッシュしすぎず、1歩ずつ学んでいくだけです」
木村は来シーズンに向け、現在参戦中のスーパーフォーミュラ・ライツ(SFL)で好パフォーマンスを発揮すべく、今回の経験を活かしたいと語った。
「来季に向けては、もちろんSFLで良い結果を残さなければいけません。今回良い結果を残せたとしても、SFLが悪かったら、チャンスは無いかもしれないです」
「ホンダがどう判断するかは分かりません。でも良かったのは、前回のSFLのレースが9月で、次のレースが11月……2ヵ月間レースがない中で今回GT500をドライブするチャンスをいただけたことです。難しかったとしても、SFLにいくつかのテクニックを応用することができます」
「SFLにも、自信を持って臨むことができると思います」
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みんなのコメント
しかし、クラッシュするなって歯止めかけられたってことは?
チームからの評価は高くない感じかな