この記事をまとめると
■2015年の東京モーターショーでマツダは「RX-VISION」を公開
「カッコイイ」と評価も上々! なのに「市販しない」コンセプトカーを自動車メーカーが作るワケ
■ロータリーエンジン搭載モデルの復活と色めき立ったが市販されることはなかった
■メイクアップよりRX-VISIONを精密に再現したレジン製ミニカーが発売された
次期RX-7と噂されたRX-VISIONの夢は潰えてしまったのか?
2013年にRX-8が生産を中止してからというもの、希望的観測を含めて、ロータリーエンジン(RE)を動力源とするモデルの復活の噂が途切れることはなかった。残念ながらその噂は現在にまで続いているのだが(MX-30にレンジエクステンダーとしてのロータリーエンジンを採用しているが)、それが現実のものとなるかもしれない、と世のマツダREファンを歓喜させた瞬間が訪れたのが、2015年の東京モーターショーだった。
2015年の東京モーターショー、マツダブースは話題のコンセプトカーを見ようと、観衆が押し寄せた。話題の主は「RX-VISION(ヴィジョン)」、2シーターのスポーツカーである。同車のまわりには常に人だかりが絶えず、写真を撮るにもひと苦労だった記憶がある。
これまでにも美しいだけのスポーツカーなら、荒唐無稽なデザインスタディを含め、幾台もそうしたものが発表され、そして忘却の彼方へと去っていった。
だが、RX-VISIONは美しいだけではなかった。なぜならその背景にRE車の復活、もっと具体的にはRX-7の再来、あるいはそのエボリューション版の存在を内包していたからだ。とくにスポーツカーの古典的フォーマットであるロングノーズ&ショートデッキを際立てる、低いボンネット高さは、マツダ側も「ロータリーエンジンの搭載なくしては実現し得ないもの」と明言しており、その期待は否応なく高まった。搭載されるエンジンは「スカイアクティブ-R」とされ、そのRが何を意味していたかは推して知るべしである。
あれからもう8年という歳月が経過したが、「RX-VISION(ヴィジョン)」に関する情報は一向にアップデートされる気配はない。
そんな8年前の衝撃を浮かび上がらせる1/18モデルカーがハイエンド・レジン製ミニカーの雄、「メイクアップ」からも発売予定だ。
ちなみに同モデルは今年の東京オートサロンで話題を呼んだ、マツダがオフィシャルでリリースした30台限定の同車の1/18モデルカーと同じものである。パッケージは異なるが、買い逃した方は、ぜひこのチャンスに購入していただきたい。価格は6万6000円で、2023年秋頃にリリース予定だ。
ロータリーエンジン搭載車の復活を切に願う。
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2ローターに低速域だけモーターで動かすe-Hevみたいなシステムなら燃費もそう落とさず実現できるとは思うが…