スズキは、ハイトワゴンタイプの軽乗用車、新型「スペーシア」、「スペーシア カスタム」を11月22日より発売する。
この新型「スペーシア」、「スペーシア カスタム」は、「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」をコンセプトに、デザインや快適で居心地のよい室内空間、安全機能など、スペーシア本来の魅力をより進化させた。
カーメイトが前方を走る車両のナンバープレートをクリアに記録できる360度+リヤの2カメラドライブレコーダーを発売
スペーシア HYBRID X(写真左)とスペーシア カスタム HYBRID XSターボ(写真右)
デザインは、頑丈で大容量のコンテナをモチーフとし、「スペーシア」は、「心地よさ」と「ワクワク感」を、「スペーシア カスタム」は「上質感」と「華やかさ」を表現した。
パッケージングは、広い室内をより使いやすく快適な空間へと進化させ、リヤシートにはマルチユースフラップをスズキで初めて採用した。フラップの位置や角度を調整することで3つのモードを選べ、使用シーンやライフスタイルに合わせた利用が可能となっている。さらに、より使いやすく進化したパーソナルテーブルや静粛性を高めたスリムサーキュレーターを採用した。
安全機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキで初めて採用し、全車に標準装備した。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や車線維持支援機能を採用し、安全機能が充実した。
インパネ周りは、運転席や助手席からの動線や使いやすさを考慮したレイアウトとしたほか、助手席前のビッグオープントレーなど、多彩な収納スペースを設置した。さらに、電動パーキングブレーキとステアリングヒーターをスズキ軽自動車で初めて採用した。
走行性能は、R06D型エンジン(NA車)とマイルドハイブリッドを搭載し、軽ハイトワゴンクラストップの25.1km/Lの低燃費を実現した。また環状骨格構造や減衰接着剤などの採用により、高い操縦安定性や室内の高い静粛性、快適な乗り心地を実現した。
スペーシアらしい「ワクワク感」はそのままに、さらに楽しさを感じられるデザインに進化
■エクステリア
・「もっと自由に」「もっと使いやすく」という想いから、頑丈で大容量のコンテナをモチーフとした。
・頑丈なコンテナのプレス面を連想させるボディーサイドのビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りしたような造形を取り入れたデザインとした。
・Dピラーとボディーを同色とすることで、コンテナのような大きさと丈夫さを表現。また、2トーンルーフ仕様車は、Dピラーのルーフとボディーカラーを繋ぐ部分にシルバーのアクセントカラーを施し、遊び心を演出した。
【スペーシア】
・ボディーを上下に分割する力強いキャラクターラインにより、頑丈で立体的な造形とした。
・親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプを採用。
・車体色は、春に咲く花のような柔らかみのある色を表現した「ミモザイエローパールメタリック」と、使い込んだ革製品のような深みのある色を表現した「トーニーブラウンメタリック」を新色として設定。また、2トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用し、モノトーン8色、ソフトベージュ2トーンルーフ4色の全12パターンを設定した。
・エンブレムは、タグプレートをモチーフにしたデザインに一新。文字部分がくり抜かれていることで、車体色によって表情が変化する。
スペーシア HYBRID X ミモザイエローパールメタリック ソフトベージュ2トーンルーフ
スペーシア HYBRID X ミモザイエローパールメタリック
【スペーシア カスタム】
・メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどにより、上質感と存在感を表現したデザインとした。
・内部をブラック化した薄型フルLEDヘッドランプとLEDフロントシーケンシャルターンランプ、クリスタル感のある肉厚インナーレンズのリヤコンビネーションランプを採用し、華やかな印象とした。
・HYBRID XS、HYBRID XSターボには、スタイリッシュなデザインの15インチ切削アルミホイールを採用。
・車体色は、「ピュアホワイトパール」や「インディゴブルーメタリック2」をはじめとした上質感のあるカラーを採用し、モノトーン7色、ブラック2トーンルーフ4色の全11パターンを設定した。
・エンブレムは、文字部分にボルドーカラーを使用し、華やかで上質感のあるデザインとした。
スペーシア カスタム HYBRID XSターボ インディゴブルーメタリック2 ブラック2トーンルーフ
スペーシア カスタム HYBRID XSターボ インディゴブルーメタリック2
■インテリア
・インパネや前席ドアのアッパー部分を立体的な造形とすることで、充実感や広さを演出した。
・カップホルダーやインパネボックス、前席ドアトリムにビード形状を施すことで、エクステリア同様頑丈で大容量のコンテナを表現。
インパネ HYBRID X
【スペーシア】
・ブラウンを基調としたインテリアに、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色し、居心地のよい室内空間を演出。
・アウトドア家具のような心地よい雰囲気を持たせた、グレー基調のカラーメランジシート表皮を採用。
【スペーシア カスタム】
・ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾が生み出すコントラストにより、上質で落ち着いた雰囲気を演出。
・スエード調起毛で仕上げたシート表皮は、見る角度によってブラックの中にボルドーが煌めく華やかなデザインとした。さらにHYBRID XS、HYBRID XSターボは、シートサイド部を艶のあるパイピングを施したレザー調とすることで、より上質感を高めた。
広い室内空間をもっと活用するための工夫が満載、進化した後席快適性
シート HYBRID X
・プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、スペーシアの特長である広い室内空間を実現。
・乗り降りのしやすいリヤステップ地上高(345mm)やスライドドア開口幅(600mm)、開口高(1,250mm)に加え、持ち手部分を拡大した乗降グリップにより、後席の乗降性を高めた。
・リヤシートにマルチユースフラップをスズキで初めて採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3つのモードを選べ、快適な後席空間を演出。
・左右独立した後席センターアームレストを採用した。マルチユースフラップと併せて使うことで、後席の快適性をさらに高めるとともに、座面に置いた荷物の横ずれ防止にも役立つ。
・スマートフォンやタブレットを立てかけることのできるストッパー、幼児用マグや500mLの紙パックにも対応したドリンクホルダー、テーブル格納時でも使用可能なショッピングフックを備えたパーソナルテーブルを採用。
・静粛性を高めたスリムサーキュレーターを採用した。
・USB電源ソケット[Type-A/Type-C]を後席右側にも採用。
・後席格納時の床面がフラットになり荷室高が拡大したことで、自転車などの大きな荷物がより積み込みやすくなった。
・ビッグオープントレー(助手席)やオープントレー(運転席)、フロントドアアッパーポケット(両側)、シートバックアッパーポケット(運転席、助手席)など、多彩な収納スペースを設置した。
【メーカー希望小売価格】(税込)
関連情報:https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/
構成/土屋嘉久
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