思わぬ人気車種となったトヨタ「ハイラックス」
SUVが一般化した現在、若者を中心に注目されている車種があります。
【画像】時代はもうSUVじゃない! タフなギア感も魅力の国産「ピックアップトラック」を写真で見る(35枚)
それが「ピックアップトラック」。SUVの荷室にあたる部分を荷台に仕立てたトラックの車体で、日本ではトヨタが2017年9月に発売すると、トヨタも予想していなかったほどの受注があり、すぐに人気車種となりました。
“遊びたい”若者やアウトドア愛好家にとっては、荷台に色々なものを汚れを気にせず積めるピックアップトラックは魅力的で、何よりその独特の外観が人気の理由です。じっと眺めていると不思議と遊びに出かけたくなります。
ハイラックの人気が高まったことでピックアップトラック市場が日本にできつつあります。それを証明したのが三菱「トライトン」の日本導入でしょう。
それまでは海外専売車でしたが、2024年2月に12年ぶりに日本に復活しました。この決断の影には、ハイラックスのヒットが大きく影響しているとみて間違いないでしょう。
現在、日本で正規の新車として購入できるのはハイラックスとトライトンのみとなっていますが、今後購入できる車種が増える可能性も秘めています。なぜなら、日本で販売をしていないだけで、各メーカーは海外向けにピックアップトラックを生産しているからです。
日常のアシとして定着している北米でピックアップトラックを販売しないことは大きな商機を逃しているといえます。
北米に進出しているメーカーは必ずと言っていいほどピックアップトラックを生産・販売しています。日産はミッドサイズのピックアップトラック「フロンティア」を販売しています。
フロンティアは、最高出力231kW(314PS)/6400rpm・最大トルク381Nm(38.8kgm)/4400rpmを発揮する3.8リッターV型6気筒DOHCエンジンを搭載しています。駆動方式は二輪(後輪駆動)もしくは四輪駆動で、トランスミッションは9速ATです。
ボディサイズは全長約5400×全幅約1850×全高約1980mmとなっています。ハイラックと同等のサイズといえます。
デザインは、国内でラインアップしているものとは違い、直線的かつスクエアなスタイルをとっています。
日産のピックアップといえば「ダットサン」を思い出します。現在も愛好家がいるほどの名車です。ダットサンではありませんが、日産のピックアップの国内復活を喜ぶファンは多そうです。
海外では生活必需品として、日本ではSUVの進化版として
日本三大メーカーのひとつであるホンダもアメリカでピックアップトラックを販売しています。「リッジライン」というモデルです。
リッジラインは、最高出力210kW(285PS)/6000rpm・最大トルク355Nm(36.2kgm)/4700rpmを発揮する3.5リッターのV型6気筒SOHCエンジンを搭載しています。
日本国内の現行ラインアップには搭載がないエンジンですが、2022年に生産終了した「レジェンド」に載っていたエンジンと排気量・形式が同一です。
駆動方式は四輪駆動で、トランスミッションは9速ATとなっています。
ボディサイズは全長約5340×全幅約2000×全高約1800mmとなっています。こちらもハイラックス同等のサイズといえます。
デザインは、スラントノーズを採用し鋭角デザインのヘッドライトを装備するなどややスポーティさを意識しているように映ります。
ホンダはバイクも販売していますが、リッジラインがあれば競技用バイクを後ろに積み込んで会場に行くというような六輪ライフスタイルの提案ができそうです。
SUVはラインアップするものの、ピックアップトラックとは縁がなさそうなマツダも実は海外で販売しています。
「BT-50」というモデルです。
マツダの“魂動デザイン”をフロントフェイスに反映していますが、タフな車体とマッチしていて魅力的に映ります。
最高出力140kW(190PS)/3600rpm・最大トルク450Nm(45.9kgm)/1600-2600rpmを発揮する3.0リッターの直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載しています。
駆動方式は四輪駆動で、トランスミッションは8速ATを組み合わせています。
8速ですが、ディーゼルなのでフロンティアとリッジラインよりも馬力は低いもののトルクは上。力強い加速が味わえそうです。
実はBT-50はマツダが生産していません。いすゞからのOEM供給を受けてマツダ車として販売しています。
ベースとなっているのはいすゞ「D-MAX」。2023年10月に新型をタイで販売開始しました。
BT-50が9年ぶりに全面改良されたのは2020年。それ以降日本のマツダから公式発表はありませんが、主要販売先のオーストラリアのラインアップを見ると、新型のD-MAXをベースにマイナーチェンジがなされているようです。
ちなみに2020年型でのボディサイズは全長5280×全幅1870×全高1790mmで、日本の道路にもマッチするサイズです。
※ ※ ※
すでに“普通のクルマ”となったSUVの移行先として、ピックアップトラックを選んだユーザーもいるのではないでしょうか。
ピックアップトラックは日本では個性的に映り、SUVよりも遊び心をくすぐるような感覚さえ覚えます。
日本のピックアップトラック市場も今後、もっと人気が出ても良いのではないでしょうか。
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