ホンダ、「N-ONE」を一部改良 10年記念の新ブランドから特別仕様車「STYLE+ URBAN」も同時発売

　ホンダは、軽自動車「Ｎ―ＯＮＥ（エヌワン）」を一部改良して発売した。「Ｎ」シリーズの誕生１０周年を記念して開始した新ブランド「Ｎ　ＳＴＹＬＥ＋（エヌスタイルプラス）」の特別仕様車「ＳＴＹＬＥ＋ＵＲＢＡＮ（スタイルプラスアーバン）」も同時発売した。特別仕様車を除き、全グレードで価格を据え置いた。月間販売目標は１２００台を予定する。

　今回の一部改良では、「プレミアム」と「ＲＳ」タイプで、一部装備の色をダーク調に変更した。特別仕様車は「オリジナル」をベースに、フロントグリルをクロームメッキで加飾するなど質感を高めた。

　価格は１５９万９４００円（消費税込み）から。

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国土交通省関東運輸局は31日、必要な検査をせずに車検を通していたとして、自動車ディーラー「ホンダカーズ東京中央」の王子店（東京都北区）について、道路運送車両法に基づき民間車検の指定を取り消した。整備士2人の車検の検査員資格も実質的に取り消した。違反台数は計1187台に上るという。

不正のホンダ

またしても日本のものづくりの信頼を失わせるような不祥事が明らかになった。日立製作所子会社でホンダも出資している自動車部品メーカー、日立Astemo（アステモ）が、検査の未実施やデータの改ざんなどの不正があったと発表した。

きょうの各紙も1面などで大きく報じているが、不正は2000年ごろから今年10月まで約20年間も続いていたそうで、数値を改ざんしたり、抜き取り検査を実施しなかったりなど悪質なケースが目立ち、その数が半端ない。例えば、山梨工場で製造するブレーキ部品関連が約5万7000件、福島工場ではサスペンション部品の約1000万点で不正を確認したという。

不正だらけのホンダ