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【世代別】ライフステージに合わせた「こだわりを貫く」輸入車探し

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【世代別】ライフステージに合わせた「こだわりを貫く」輸入車探し

輸入車 [2023.11.04 UP]


【世代別】ライフステージに合わせた「こだわりを貫く」輸入車探し
写真●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2023年12月号「走りの楽しさを諦めない[こだわりを貫く輸入車探し]」記事の内容です)
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。

トヨタ新型クラウンスポーツのライバルは? 人気のクーペ風SUV4台と比較してみると…

クルマから離れるときに思わず振り返ってしまう、そんな愛車と暮らすことができたら幸せだ。家族からも喜ばれ、なおかつ自分が満足できる、そんな相棒にどうやったら出会えるのか。今回は、クルマ好きがこだわりを貫ける、走りの楽しさを諦めない輸入車を考える。


ライフステージが変わってもこだわりは持ち続けたい
文●ユニット・コンパス ※写真は一部本国仕様です。

 輸入車はマイノリティだ。20世紀の頃に比べれば身近な存在になってきたが、それでも販売台数のシェアは10%に満たない。自動車大国日本で、手に入りやすく信頼性にも定評のある国産車ではなく、輸入車を選ぶというのは、それだけで世間からすれば立派なこだわり派だ。

 クルマは道具だが、ただの道具ではない。ともすれば人生を変えるきっかけにもなる特別な道具だ。だからこそ、ただの移動手段としてではなく、自分の何かしらの想いを反映させる対象になり得るのだ。

 とりわけ走りに対するこだわりを満たしてくれるクルマが、輸入車、特に欧州車に多いのは間違いない。理由はもちろんある。自動車の一大消費国であるドイツに速度無制限のアウトバーンが存在する関係で、欧州で流通するクルマには、超高速域での安全性や快適性が求められるからだ。ユーザーが望むよう、クルマが進化してきた結果、欧州車の走りは磨き上げられている。だからじつは、日本車でも欧州向けの製品は走りが良かったりする。

 話を戻すと、そんなこだわり派の輸入車ファンでも、つねに自分ファーストなクルマ選びを続けられるわけではないだろう。いやむしろ、何ひとつ制約のない状態でクルマ選びができる幸福な人は、それほど多くないはずだ。大抵、何かしらの状況がクルマ選びを左右する。ライフステージの変化によって、家族構成や家計の状況が変化するからだ。

 そういう意味では、最も自由にクルマが選べるのは20代かもしれない。予算さえ許せば、自分の好きなクルマに乗ることができる。実際、ここで輸入車のおもしろさに目覚めたというファンは多い。30代から40代になると、結婚や子育てといったライフステージの大きな変化を受けて、自分だけではなく、家族みんなの満足を考えたクルマ選びとなる。制約はあるが、一方で思い出もたくさんできるはず。50代になると、また状況に大きな変化が生まれる。一般的に大人数で出かける機会が減るので、クルマ選びは再び自由度が高くなる。だが、若いときとは感性も変わっているし、面倒なことを避けるようにもなっている。

 いずれにしても、我々はさまざまな制約のなかで、幸福度を最大化するべく頭をひねることになる。こだわりも、度を過ぎれば執着になり、執着は時に人生を狂わせる。ドロ沼にどっぷりと浸かってみるのも一興かもしれないが、責任は取れない。

 冗談はさておき、大切なのはそのクルマが手元にあることで気持ちが盛り上がるかどうか。だが、クルマに夢を見たいなら、輸入車が有力候補となるのは間違いないだろう。


[20代の愛車]走ることが楽しい自分の分身的1台
 個性的なデザインや爽快な走りといった自分を投影できる個性を求めた20代。比較的手頃な価格で楽しめるコンパクトカーが人気だった。


[30代~40代の愛車]家族みんなの満足度と自分の楽しさを両立させる
 家族構成が大きく変わる人も多いのがこの世代。後席やラゲッジルームが充実していながらも、こだわりを満たせるクルマが望まれる。


[50代の愛車]肩の力を抜いて自分らしく生きる
 ライフステージがまた変化し、自分自身と向き合う時間が増えるのがこの世代。クルマ選びもいい意味で落ち着いてくる。第2の青春が始まる人も。


不可能を可能にするセカンドカーという存在
 こだわりもひとつ間違えると執着になり、それはそれで不健康。1台にすべてを求めるのではなく、実用車は実用車として割り切り、趣味のためにセカンドカーを所有するという考え方も。特にスポーツカーやオープンカーのように、毎日は乗りたくないクルマも、セカンドカーであれば夢ではなくなる。


あの頃の憧れを今こそ手に入れる
 クルマは個人的な乗り物だから、最新が最良とは限らない。自分の気持ちが納得する、腹落ちできる選択にたどり着くことが大切。そうしたときに、過去の名車が輝いて見えることも。安くなっていればうれしいし、プレミアがついていても、それはそれでうれしいもの。一度きりの人生、後悔のないように行きたいものだ。


譲れないこだわりはどこにあるのか
 クルマ探しは、自分探し。本当はクルマに何を求めているのか? 人に言わなくてもいいから、自分には素直になるべきだ。そして、譲れないこだわり以外の部分は、ちょっと妥協する寛容さというか、ゆるさを持つのも大事。そうすると、選択肢が広がって、今まで気がつかなかったおもしろいクルマと出会えるかも。

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みんなのコメント

2件
  • 葛葉恭次
    自動車大国日本で、手に入りやすく信頼性にも定評のある国産車ではなく、輸入車を選ぶというのは、それだけで世間からすれば立派なこだわり派だ。

    暗に輸入車が信頼性が低いってイジりになってて草
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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