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ステーションワゴンは狙いめ? 国産減少でも輸入車で買える車5選

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ステーションワゴンは狙いめ? 国産減少でも輸入車で買える車5選

■国内で手に入る!輸入車ステーションワゴン5選

 ステーションワゴンは、高い走行性と広いラゲッジスペースを誇ることから、欧州では定番なボディタイプです。しかし、日本市場では、かつて国産メーカー各社からラインナップされていたものの、最近ではその数を減らしています。
 
 しかし、セダンとミニバンのいいとこ取りで使い勝手がいいモデルであることから、現在もなお注目を集めています。そこで今回は、日本で正規購入できる輸入車ステーションワゴンを5台紹介します。

実は最強の組み合わせ!? SUV風味のステーションワゴン3選

●ボルボ「V60」

 かつて、ワゴンの盟主と呼ばれていたボルボが開発する「V60」は、ステーションワゴンの中核モデルとして根強い人気を誇っています。現行モデルは2代目にあたり、2018年9月から日本国内で販売開始されました。

 従来モデルは、クーペのように流麗なスタイリングが主流となり、「850エステート」や「V70」を代表とする“四角いボルボ”とは異なるものとなっていました。しかし、現行モデルはかつての四角いフォルムや使い勝手が現代風に復活しています。

 パワートレインは「T5」、「T6」、「T8」の3種類を設定。T5シリーズは最高出力254馬力の2リッター直列4気筒ターボエンジンです。

 また、T6シリーズは、システム最高出力253馬力の2リッター直列4気筒ターボ+スーパーチャージャーエンジンに前後モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムとなります。

 最上級モデルとして、T8シリーズがラインナップされ、システム最高出力318馬力の2リッター直列4気筒ターボ+スーパーチャージャーエンジンに前後モーターを組み合わせた走りとエコを両立させたモデルです。

 ベーシックモデルとなる「V60 T5 Momentum」の価格(消費税込、以下同様)は514万円から設定されています。

●メルセデス・ベンツ「Cクラス ステーションワゴン」

 メルセデス・ベンツ「Cクラス」のステーションワゴンは、2014年7月に4代目の現行モデルが日本国内で販売開始されました。

 2015年以来、BMW「3シリーズ」やアウディ「A4」などが含まれるDセグメントクラスのなかでも高い人気を誇るモデルのひとつです。

 2018年にビックマイナーチェンジを遂げ、構成部分の約半分におよぶ6500箇所が改良されました。おもな変更箇所は、エクステリデザイン、室内のデジタルメーターパネルおよびワイドディスプレイ、「Sクラス」と同等の安全支援システムの導入、新しいエンジンユニットなどが挙げられます。

 パワートレインは、1.5リッター直列4気筒ターボエンジン(最高出力156馬力/184馬力)と2リッターディーゼルターボエンジン(最高出力194馬力)を設定。最新のクリーンエンジンディーゼルエンジンは、効率性、環境性、快適性などを追求したエンジンです。

 価格は、ベーシックな「C 180 STATIONWAGON」モデルで514万円からとなります。

●BMW「3シリーズ ツーリング」

 Cクラスのステーションワゴンと並んで人気を集めているのが、BMWの「3シリーズ・ツーリング」です。現行モデルは、フルモデルチェンジを遂げて2019年9月に登場しました。

 新しく生まれ変わった現行モデルは、セダンと同じく最新のBMWデザインコンセプトを採用しています。BMWを象徴するフロントのキドニーグリルは、ふたつに分かれている従来のデザインから、ひとつのフレームで縁取ったような立体的造形へと変更されました。

 また、車両が走行開始した際、荷室内の荷物の横滑りを防止する「アンチスリップシステム」をラゲッジスペースに装備できます。

 これはBMW初採用の装備となっており、床面からゴム製の滑り止めが自動でせり上がることで荷物の動きをキャッチしてくれます。

 日本仕様でランナップされているエンジンには、2リッター直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力184馬力/258馬力)、2リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(最高出力190馬力)、3リッター直列6気筒ガソリンエンジン(387馬力)の3種類が展開されています。

 もっともベーシックな「320i SE ツーリング 」は494万円からです。

■まだまだある輸入車ステーションワゴン

●フォルクスワーゲン「ゴルフヴァリアント」

 フォルクスワーゲンのゴルフシリーズは、世界での累計販売台数が3500万台を超えており、トヨタ「カローラ」に並ぶベストセラーカーです。

 そして、ゴルフシリーズのステーションワゴンが「ゴルフヴァリアント」になります。

 7代目を迎える現行モデルは、「ゴルフVII(セブン)」と呼ばれ、国内では2013年5月に販売開始されました。

 2017年5月にビックマイナーチェンジを遂げ、デジタルインターフェイスの採用や外観デザインの変更を遂げたことにより、「ゴルフ7.5」と呼ばれるほどの進化を果たしています。

 前後パンパーのデザインを一新したほか、LEDランプを全車種で標準搭載され、ダイナミックターンインジケーター付きのテールランプもオプションとして用意されました。

 搭載されているパワートレインは、1.2リッター直列4気筒ターボのガソリン車(最高出力105馬力)と1.4リッター直列4気筒ターボのガソリン車(最高出力140b馬力)、2リッター直列4気筒ディーゼル車(最高出力150馬力)となります。

 ベーシックなグレートである「Comfortline Meister」の価格は、337万円からとなります。

●アウディ「A4アバント」

 アウディで展開される「A4シリーズ」は、正解販売台数が200万台を超える人気モデルです。

 A4シリーズのステーションワゴンは、アバントという名称で呼ばれています。

 2020年秋には、セダンとともに6代目モデルの登場が控えており、現在ホームページ上で発表されているスペックなどを見ることが可能です。

 ボディサイズは、全長4760mm-4770mm×全幅1845mm×1435mmとなります。

 6代目A4 アバントの日本仕様では、パワートレインは2リッター直列4気筒ターボエンジン(150馬力/249馬力)がラインナップされています。
 
※ ※ ※

 SUVブームに押されながらも、根強い人気を誇るステーションワゴンは、国内で現行モデルが手に入る輸入車も数多く展開されています。

 使い勝手の良い荷室空間はアウトドアでの利便性が高いうえに、セダンやSUVにも劣らない高い走行性を誇っており、色褪せることのない魅力を持ったモデルといっても過言ではないでしょう。

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みんなのコメント

1件
  • 国内はミニバン、SUVが主流とはいえ需要はあるのにカローラしか出さないのは何故?
    抜け目のないトヨタさんが不思議
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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