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新型レクサスNX登場! ブランド初のPHEVも設定へ

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新型レクサスNX登場! ブランド初のPHEVも設定へ

6月12日、レクサスは、コンパクトクロスオーバーSUVの「NX」の新型を発表した。

新開発のターボモデルも設定

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2014年に登場した初代NXは、初のフルモデルチェンジで第2世代に進化した。新型の開発コンセプトは「Vital×Tech Gear」で、生命的な躍動感(Vital)と先進技術(Tech)を融合したスポーツギアを目指したという。

注目は、レクサスの電動化ヴィジョンの「Lexus Electrified」に基づき、レクサス初のPHEV(プラグ・イン・ハイブリッド)モデルが登場したことだ。2.5リッター直列4気筒ガソリン・エンジンに、フロント/リアにそれぞれ搭載した2基のモーターを組み合わせる。総電力量18.1kWhのリチウムイオンバッテリーは床下に搭載した。システム総合出力やEV走行可能距離は明かされていない。

走行モードは「EVモード」「AUTO EV/HVモード」「HVモード」「セルフチャージモード」の4種類で、スウィッチ操作で切り替えられる。HVモードではエンジンとモーターの併用によって、鋭い加速性能を味わえるという。AUTO EV/HVモードでは、電気のみで走るEVモードとHVモードを走行状況にあわせて自動で選択する。さらにナビの目的地を設定すると、レクサス初の「先読みEV/HVモード切り替え制御」が機能し、駆動用電池の残量や経路、交通情報などのデータをもとに、より緻密にEV/HVモードを切り替えて、エネルギー効率の良い走りになるそうだ。

PHEV以外には、2.5リッター直列4気筒ガソリン・エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドと新開発の2.4リッター直列4気筒ガソリンターボ、2.5リッター直列4気筒ガソリンを用意した。

このうち2.4リッター直4ターボには新開発の高トルク対応型の8ATに、新開発の電子制御式フルタイム4WDを組み合わせることが発表された。8ATは、新しいシフト制御技術によって、ドライバーの意図に忠実な加減速を実現したという。フルタイム4WDは、前後駆動力を75:25から50:50まで、走行状況に応じ、自動で配分する。

プラットフォームは、TNGA(Toyota New Global Architecture)思想に基づき開発された「GA-K」だ。すでに「カムリ」や「ハリアー」などに使われているものだが、新型NXでは各所に補強ブレースを追加するなど、必要な最適化の方策をとったという。

足まわりでは、サスペンションを刷新した。スポーツグレードの「F SPORT」に装着するAVS(Adaptive Variable Suspension system)がアップデートされ、操縦安定性と乗り心地を高次元で両立した、とされる。前後のタイヤは225/60R18から235/50R20に大径化された。

すっきりしたインテリア         

内外装は、「躍動感と先進技術が融合した、次世代レクサスを切り開くデザイン」(メディア向け資料)と主張する。

「スピンドルグリル」はメッキ枠を廃止し、すっきりした。グリルパターンは、立体感のある縦長のU字型で、下部にはスリット状の開口部を設置し、SUVらしい力強さを演出するとともに、冷却性能を高めた。

リアは、左右のL字型ランプと横にのびたランプを組み合わせたのが新しい。中央のブランドマークは、従来のL字ロゴからLEXUSの文字を1文字ずつ配した新デザインになった。ボディカラーには、「セレスティアルブルー」などを含む全9色から選べる。

インテリアは、2019年に発表したコンセプトカー「LF-30 Electrified」で発表した「Tazuna Concept」に基づき設計された。人が馬を操るときに使う「手綱」にヒントを得た同コンセプトは、ステアリング・ホイールのスウィッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、視線移動や煩雑なスウィッチ操作を減らし、運転に集中することを目指したものだ。

ヘッドアップディスプレイは、表示する情報とレイアウトが異なる3モードが用意された。表示情報の配置やグラフィック・デザインは刷新され視認性が向上した。

インパネ上部には14インチのタッチディスプレイを設置。多くの機能をディスプレイ内で操作出来るようになったため、物理的なスウィッチが少なくなった。また、ステアリング・ホイールのホーンパッドが小型化され、スポークデザインも変わった。

インテリアカラーは、運転に集中出来る配色構成を目指したそうで、アイボリーとブラックのコンビである「ブラック&リッチクリーム」など、複数パターンを用意した。64色から選べるアンビエントライト機能も新たに搭載している。

インフォテインメント機能では、音声認識機能が拡充され、従来のステアリングのトークスウィッチ操作にくわえ、音声でもシステムが起動するようになった。あらかじめ設定された起動ワード(例:ハイ!レクサス)を発話すると、ナビゲーションの目的地などを音声のみで設定出来る。スマートフォンとの連携機能も搭載され、Apple CarPlayなどにも対応した。

オーディオ・システムは、10スピーカーで構成される「レクサスプレミアムサウンドシステム」にくわえ、「マークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステム」も選べる。後者はボディ骨格を活用した大容量のサブウーファーを含む17個のスピーカーを配置し、歪みの少ないピュアな音を目指したという。

先進安全装備もアップデート

先進安全パッケージ「Lexus Safety System+」も進化した。ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大により、各機能が向上したとされる。

衝突被害軽減ブレーキは、交差点での支援を拡大し、交差する車両や、右折時に前方からくる対向直進車、右左折時に接近する横断歩行者/自転車運転者との衝突回避も支援出来るようになった。自動二輪車や夜間の自転車運転者などもふくまれる。

ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、前方のカーブを検知する性能が向上し、カーブの大きさにあわせて早めに減速するようになった。新搭載の「レーンチェンジアシスト」は、高速道路や自動車専用道路の走行時、ドライバーのウインカー操作をきっかけに、車線変更の操舵支援や周囲の監視をおこなう。

「安心降車アシスト」は、降車時、後方から接近するクルマや自転車と衝突する危険性があるとシステムが判断した場合、アウターミラー内のインジケーターが点灯し、注意を促す。それでも、ドアを開けようとした場合、ドアが開かないようにする機能を世界で初めて採用した。

「LS」に搭載された高度運転支援技術「アドバンストパーク」も利用できるようになった。専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンを介して車外から駐車と出庫の操作をすることが出来る。

新型NXの日本での販売は今秋予定だ。

文・稲垣邦康(GQ)

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1件
  • ハリアーはNXの噛ませ犬!

    ホンモノ高級車の新型NX登場!

    これで、昭和なアナログメーター、フルナビ表示出来ない実質8インチ大型モニター、ダサダサリアウィンカー、ステアリング・シフトノブカローラの使いまわしハリアーは、ニセ高級車どころか物凄く恥ずかしい古臭い車になっちゃうね💦

    多分マイナーで最低リアウィンカーはまともな位置になるでしょう。フルデジタルメーターにもなるかも

    そんな不安なハリアーと違ってNXは買っても安心だね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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