現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > レンジローバー・ヴェラールの2021年モデルが日本での予約受注をスタート。MHEVテクノロジーを採用した2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジンを新設定

ここから本文です

レンジローバー・ヴェラールの2021年モデルが日本での予約受注をスタート。MHEVテクノロジーを採用した2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジンを新設定

掲載 更新
レンジローバー・ヴェラールの2021年モデルが日本での予約受注をスタート。MHEVテクノロジーを採用した2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジンを新設定

ランドローバーが2021年モデルのレンジローバー・ヴェラールの予約受注を開始。マイルドハイブリッドテクノロジーを採用した2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジンの新搭載やノイズキャンセルリング技術を応用した新機能のアクティブ・ロードノイズ・キャンセレーションの組み込みなどを実施

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2021年3月10日、ミッドサイズ・ラグジュアリーSUVのレンジローバー・ヴェラールの2021年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

レンジローバー・イヴォークの2021年モデルが日本での予約受注をスタート。MHEVテクノロジーを組み込んだ2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジンを新採用

車種展開は以下の通り。
■2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MHEV)搭載車
D200:787万円
R-DYNAMIC S D200:904万円
■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(250ps)搭載車
S P250:849万円
R-DYNAMIC S P250:898万円
R-DYNAMIC SE P250:952万円
R-DYNAMIC HSE P250:1076万円
EDITION:1013万円

 2021年モデルのレンジローバー・ヴェラールは、新パワーユニットの設定や機能装備のさらなる拡充、そして2021年モデル限定グレード「EDITION(エディション)」の設定などを実施したことが特徴である。
 まずパワーユニットでは、最新の“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/4250rpm、最大トルク430Nm/1750~2500rpm)に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を新搭載する。一方、ガソリンエンジンには1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボ(最高出力250ps/5500rpm、最大トルク365Nm/1300~1500rpm)を採用した。いずれもトランスミッションには専用セッティングの8速オートマチックを組み込み、駆動システムにはトルクオンデマンドのAWDを導入。最適のドライビングモードが選べるテレインレスポンス2や、滑りやすい状況であらかじめ設定した一定速度を維持するオールテレインプログレスコントロールも装備した。

 機構面では、新機能の「アクティブ・ロードノイズ・キャンセレーション」をランドローバーとして初採用したことが訴求点だ。この機能は、MERIDIANサウンドシステムに設定され、ノイズキャンセルリング技術を車両に応用し、各ホイールに設置した加速度計がロードノイズの原因となる振動を検知。そのロードノイズを反転させた逆位相を自動計算して車内のスピーカーから発生させ、走行中のノイズを打ち消す仕組みだ。

 一方でエンターテインメント関連では、最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を標準設定。Pivi Proに付帯するオンラインパックには専用の通信データプランを用意し、ナビゲーション(施設情報のオンライン検索/ガソリン価格のオンライン取得/マップデータのオンラインアップデート)やメディア(Spotify/Deezer/TuneInRadio、天気予報のAccuWeather)、カレンダー(Google Suite/Microsoft Office 365)のアプリがデータ容量を気にすることなく使用できるようにした。

 エクステリアについては基本的に従来を継承し、無駄なラインを減らした気品と独創性を兼ね備える独自のラグジュアリーSUVフォルムを構築。グレードとしては、シンプルかつ上品な標準仕様と上級装備を採用したS、シャドーアトラスとバーニシュドコッパーのアクセントや大径ホイールなどを導入してよりダイナミックに演出したR-DYNAMICシリーズを設定する。ボディカラーに関しては、新色のポルトフィーノブルーとハクバシルバー、ランタオブロンズ(EDITION専用色)のほか、フジホワイト、サントリーニブラック、ユーロンホワイト、フィレンツェレッド、バイロンブルー、アイガーグレイ、カルパチアングレイ、シリコンシルバーという全11タイプをラインアップした。

 内包するインテリアは、ステアリングホイールとシフトレバーのデザインを変更したことがトピック。また、エアコン作動時にマイナスイオンを発生させる空気イオン化テクノロジーに、室内の微細な空気の汚れを取り除くPM2.5フィルターをオプションで追加する。一方、先進安全システムとしては3Dサラウンドカメラやブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどを標準で装備した。

 2021年モデル限定グレードとして設定された「EDITION」を見ていこう。ベースモデルはR-DYNAMIC SE P250で、外装にはブラックエクステリアパックやスライディングパノラミック&ブラックコントラストルーフ、マトリックス LED ヘッドライト(シグネチャーデイタイムランニングライト付)、フロントフォグランプ、20 インチ“スタイル7014”7スポークアロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)などを、内装にはパーフォレイテッドレザー・ステアリングホイールやパーフォレイテッドグレインレザー&スエードクロスシート(エボニー)、14ウェイフロントシート(運転席メモリー付)などを特別装備。ボディカラーは特別色のランタオブロンズのほか、サントリーニブラック、アイガーグレイ、ハクバシルバーを設定している。

文:カー・アンド・ドライバー 大貫直次郎
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

日産から謎の新型NISMOコンセプトモデルが出た!──GQ新着カー
日産から謎の新型NISMOコンセプトモデルが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
ツインターボ化とド派手なエアロで“魔改造”! スイスのチューナーが手がけた世界10台限りの「スペシャルなランボ」とは
ツインターボ化とド派手なエアロで“魔改造”! スイスのチューナーが手がけた世界10台限りの「スペシャルなランボ」とは
VAGUE
VW『ID.Buzz』で自動運転サービス、2026年春ノルウェー・オスロで開始へ
VW『ID.Buzz』で自動運転サービス、2026年春ノルウェー・オスロで開始へ
レスポンス
トヨタ新型「RAV4」ついに発売! 価格は450万円スタート「GR」「PHEV」は“一旦おあずけ”
トヨタ新型「RAV4」ついに発売! 価格は450万円スタート「GR」「PHEV」は“一旦おあずけ”
乗りものニュース
リヤドア付き「ただし右側のみ」のフィアット500があるってマジ!? 日本人が知らないチンクの日本導入は難しい?
リヤドア付き「ただし右側のみ」のフィアット500があるってマジ!? 日本人が知らないチンクの日本導入は難しい?
WEB CARTOP
ラーメン店探しの新革命!? 位置情報や好みの味から旨い店がすぐ見つかる!? 「Tokyo Ramen of the Year」が超便利!!
ラーメン店探しの新革命!? 位置情報や好みの味から旨い店がすぐ見つかる!? 「Tokyo Ramen of the Year」が超便利!!
ベストカーWeb
450万円から! トヨタ「新型RAV4」発売! 約7年ぶりの全面刷新で「3つの異なるボディ」&“HEVとPHEV”を設定! メーカー初の「ソフトウェア」採用でV2Hにも対応!
450万円から! トヨタ「新型RAV4」発売! 約7年ぶりの全面刷新で「3つの異なるボディ」&“HEVとPHEV”を設定! メーカー初の「ソフトウェア」採用でV2Hにも対応!
くるまのニュース
トヨタ「RAV4」発売 7年ぶり全面刷新で性能大幅向上 初の新ソフト基盤「アリーン」採用も 450万円から
トヨタ「RAV4」発売 7年ぶり全面刷新で性能大幅向上 初の新ソフト基盤「アリーン」採用も 450万円から
くるまのニュース
ルノー『5』EV、15か月で生産10万台達成…欧州電動Bセグ販売首位
ルノー『5』EV、15か月で生産10万台達成…欧州電動Bセグ販売首位
レスポンス
JAF、謎解きコンテンツ「JAFからの挑戦状」実施へ…東京オートサロン2026
JAF、謎解きコンテンツ「JAFからの挑戦状」実施へ…東京オートサロン2026
レスポンス
『ケータハム・プロジェクトV』最新プロトがオートサロン2026で初公開へ。セブンのレース用車両も
『ケータハム・プロジェクトV』最新プロトがオートサロン2026で初公開へ。セブンのレース用車両も
AUTOSPORT web
立川~日野をつなぐ新ルート!「中央南北線」計画はどこまで進んだ? 多摩川に新たな架橋「富士見橋」の構想も【いま気になる道路計画】
立川~日野をつなぐ新ルート!「中央南北線」計画はどこまで進んだ? 多摩川に新たな架橋「富士見橋」の構想も【いま気になる道路計画】
くるくら
約270万円! 日産の「新“3列・7人乗り”コンパクトミニバン」がスゴい! 全長4.4m級で「セレナより小さい」“スライドドア”モデル! 精悍「黒マスク」の“アウトドア”仕様もカッコいい「NV200バネットワゴン」に注目
約270万円! 日産の「新“3列・7人乗り”コンパクトミニバン」がスゴい! 全長4.4m級で「セレナより小さい」“スライドドア”モデル! 精悍「黒マスク」の“アウトドア”仕様もカッコいい「NV200バネットワゴン」に注目
くるまのニュース
古河ユニック、車載専用型ユニックキャリア2機種を刷新…乗り込み角度3度を実現
古河ユニック、車載専用型ユニックキャリア2機種を刷新…乗り込み角度3度を実現
レスポンス
ホンダが旧型車向けのヘリテージサービス「Honda Heritage Works」を2026年4月より開始
ホンダが旧型車向けのヘリテージサービス「Honda Heritage Works」を2026年4月より開始
@DIME
体制変化を経たレッドブル。王座奪還に向け、F1新時代の2026年は代表らの実力が試される1年に【トップチーム密着】
体制変化を経たレッドブル。王座奪還に向け、F1新時代の2026年は代表らの実力が試される1年に【トップチーム密着】
AUTOSPORT web
HKS「Mastery ECU」シリーズ、『GR86/BRZ』用フェーズ3がボルトオンターボキットに対応
HKS「Mastery ECU」シリーズ、『GR86/BRZ』用フェーズ3がボルトオンターボキットに対応
レスポンス
ニューウェイ代表就任はアストンが不振だから? アロンソは否定「ローレンス・ストロールが何を考えているのか常に共有されている」
ニューウェイ代表就任はアストンが不振だから? アロンソは否定「ローレンス・ストロールが何を考えているのか常に共有されている」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

949 . 0万円 1208 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

319 . 9万円 1319 . 9万円

中古車を検索
ランドローバー レンジローバーヴェラールの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

949 . 0万円 1208 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

319 . 9万円 1319 . 9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村