この記事をまとめると
■三菱自動車主催イベントの「スターキャンプ2022」に新人編集者が参加
ガソリン高騰のいまEVやPHEVが欲しくなるのはわかる! それでも中古で買うなら落ち着いてチェックすべき3つのポイント
■数多くのアクティビティが用意され、参加者も楽しんでいた
■スターキャンプ参加者のインタビューも行った
現実のひとときを忘れられるキャンプイベント
今回、参加したのは三菱自動車が主催する「スターキャンプ2022」というキャンプイベント。初めて開催されたのは1991年で、2代目パジェロや初代RVRといった名車が現役だったころから行われていたというからけっこうな歴史がある。毎回、定員を大幅に上回る参加応募があり、厳正なる抽選によって参加者が決定する人気っぷりだという。ここ2年は新型コロナの感染拡大により中止されていたが、今回3年ぶりに開催されることになった「スターキャンプ2022in朝霧高原」を、私、新人編集部員の清家がリポート!
せっかくの三菱のイベントなので、現地に向かうアシとして三菱車を……というわけでフラッグシップSUVである三菱アウトランダーPHEVをセレクトした。
このアウトランダーPHEVは、2.4リッター4気筒ガソリンエンジンとバッテリーからなるプラグインハイブリッド技術を採用し、前後ふたつのモーターで4輪を駆動する「S-AWC」を組み合わせた三菱の技術の粋を集めたクルマ。
早速、室内の広さを体感してみる。全長4710mm、全幅1860mm、全高1745mm、ホイールベース2705mmというボディサイズのミドルサイズSUVのアウトランダーPHEVだけに、前席、そして2列目は身長167cmの自分が座ってもゆとりある室内空間を確保していた。
7人乗り仕様の「P」を選んだため、3列目シートを備えていたので、サードシートも体験。さすがに3列目に大人が座ると頭上に余裕がなく、ちょっと前屈みな姿勢を強いられる。それでも、小さい子供であれば余裕で座れるくらいの空間があるので、緊急時などでは活躍してくれそうだ。
今回は基本的にふたり乗車での移動ということで、3列目シートは使用せず畳んでおけた。この状態であれば、荷室にはかなりのゆとりがあり、自分たちの手荷物やカメラマンの機材を積んでも余裕。ちょっとしたキャンプ用品であれば問題なく積むことができそうだから、アウトドアの相棒としてもアウトランダーPHEVは使い勝手がよさそうだ。
一方、走りの面ではプラグインハイブリッドシステムの洗練度を終始感じられた。プラグインハイブリッドのモーター制御が、ドライバーの意思に上手く反応を示してくれる。車重は2トンを超えているにもかかわらず、そんな重さを感じさせない加速力を、高速道路の合流や信号が青に変わったときの発進時に感じることができた。
ちなみにトータルで358.3kmの道のりを走破したのだが、そのときの車載燃費計は13.1km/Lを示していた。WLTCモード燃費は16.2km/Lだが、借りたときのバッテリーが満充電でなく、山間部での走行も多かったという条件を加味して考えると、それでも十分な燃費性能が発揮されていると思う。
こうして何のストレスもなく快適に走るアウトランダーPHEVのおかげで、あっという間に朝霧高原に到着したのだった。さて、イベント会場でまず自分たちが体験したのは、「ドッキドキ! SUVオフロード試乗会」という、スターキャンプでの人気アクティビティ。予約制で定員も限られているこの試乗会は、キャンプ場から10分ほど離れた富士ヶ嶺オフロードコースでデリカD:5とアウトランダーPHEVによるオフロード走行を体験できるというもの。三菱のSUVの真骨頂を体感できるまたとない機会となっている。
今回、実際に自分も体験させてもらった。クルマはアウトランダーPHEVだ。試乗コースは、モーグルやヒルクライム、ダウンヒルなど、オフロード性能が試されるコースレイアウト。しかも、路面は前日、前々日の雨でぬかるんでいる状況で、初心者にはなかなかに厳しい。自分は、このようなオフロードコースを走るのは初めてで、緊張をしていたのだが、最初にインストラクターがコースを解説しながら習熟走行をしてくれたことで、いくぶん緊張がほぐれた。インストラクターによる習熟走行が終わると、実際にステアリングを握ってコースイン。
ほかの参加者が運転するクルマの動きにビビり、これを自分が運転できるのかとさえ思ったが、助手席にインストラクターも同乗してくれるので、万が一、何かあったときは助けてくれるだろうと思うと非常に心強かった。実際に運転してみると、意外にも簡単にクリアしてしまうことに三菱の4輪駆動制御の技術力のすごさを感じる。象徴的な場面だったのは、急斜面をヒルディセントコントロールの制御で下るというところ。この急斜面が、運転席から見るとかなりの角度で、まるで吸い込まれるように落ちていきそう。本当に大丈夫だろうかと不安を感じながらもヒルディセントコントロールのボタンを押して、いざ下ってみる。すると、制御がすぐに働きブレーキをかけつつ、平然と下っていってくれるではないか! 試乗会を終えて、クルマの電子制御の素晴らしさを感じざるを得なかった。
キャンプ会場での注目のアクティビティを一気に紹介
このアクティビティを終えて、朝霧高原のメインイベント会場であるキャンプ場まで戻ると、すでにたくさんのクルマで溢れていた。このイベントは三菱車以外でも参加することができるのだが、やはり多いのは三菱車。とくにデリカD:5やアウトランダーPHEV、エクリプスクロスなどが目立っていた。そして参加者は、会場内に用意されたアクティビティやプログラムに列を成しており、どこも盛況。なかでもひときわ長い行列を作っていたのが、垂直の壁を登っていくスポーツクライミングや体幹を鍛えるスラックライン、お子さんでも楽しめるトランポリンなどの体験型アクティビティ。このように、家族連れで参加しても退屈しない工夫が随所に用意されているあたり、スターキャンプが人気のイベントであるのも当然だと感じた。
また、この日は非常に暑かったこともあり、エクリプスクロスPHEVのバッテリー電力を使って飲み物やかき氷が提供される「エクリプスクロスPHEVカフェ」も盛況していた。
ほかにも、アウトランダーPHEVのバッテリー電力を利用した「モノづくりワークショップ」もあり、ここでは子どもたちが一心不乱にもの作りに励んでいた。PHEVのバッテリーの実用性の高さが再確認できる。
また、「特殊機関NERV 防災訓練デモ」では、携帯電話の電波が通じない場所でも衛星通信を使って救難信号を出せる「みちびき」など、実際に搭載されている情報通信機器を公開していた。
このデモは、防災情報アプリ「特殊機関NERV防災」を配信しているゲヒルンが、2019年に三菱自動車と連携したことで実現したもので、大型台風や地震など、甚大な災害時に避難所などで電力や通信網を提供できるように、先代アウトランダーPHEVが配備されたことに端を発している。いまでは配備車両も最新のアウトランダーPHEVとエクリプスクロスPHEVに変わっており、三菱のプラグインハイブリッド技術が、災害時でも役立っていることを知ることができる貴重な場となっていた。
このほか、三菱が現在ラインアップする車両の展示ブースが設けられており、とくに目立っていたのはアウトランダーPHEVで、キャンプ用品との組み合わせでユーザーの参考になるような展示がなされていた。
また、この日の我々は日帰りだったために体験することはできなかったが、夜には、キャンプファイヤーや三菱のPHEVモデルの電力をプロジェクターに使用しての映画鑑賞なども行われたそう。
さらに、2日目の朝には午前8時にラジオ体操を行い、目覚めた後はヨガの体験もしており、参加者は心地の良い朝を迎えることができたことだろう。
朝から晩まで、参加者が楽しめるように設計されていたのが印象的だった。
参加者に聞いたクルマやスターキャンプでの過ごし方
それではここからは、今回のスターキャンプの参加者にインタビューを行ったので紹介していきたい。
ちぁこパパさんご家族
「これまで3回参加しており、家族や仲間内での恒例行事になっています。もともとアウトドアが好きで普段からよくキャンプをしています。デリカのオーナーズクラブにも所属していて、この会場にも一緒にきました。デリカは本格的な悪路走破性を兼ね備えたミニバンということで購入しました。すでに12万キロ走っていて、鹿とぶつかりフレームまで逝ってしまったこともあったのですが、なんとか直しました。ダメになるまで乗りたいですね(笑)」。
A.Kさんご家族
「このクルマは今年の8月に納車されたばかりの特別仕様車のカスタムギアで、まだ1カ月ほどしか乗っていませんが、以前のデリカD:5に装着していたパーツがそのまま流用できるのがいいですね。2年前からキャンプを始めたのですが、いまでは家族全員でハマっているので、今後もこのデリカでキャンプを続けていきたいですね」。
長谷川孝幸さん
「スターキャンプには長年参加していて、滋賀のイベントにも参加したことがあります。ミニキャブを最大限活用して、キャンプ場で料理をしつつ映画鑑賞などでまったりとした時間を過ごすのが一番の楽しみですね。夜に使うキャンプファイヤーの薪は自分で作って持ってきているんですよ。今後もこのクルマとともにキャンプを楽しんでいきたいです」。
秋農宣久/美由紀/さおりさんご家族
「これまで歴代のアウトランダーを3台乗り継いでいます。今回は6月に納車された新型アウトランダーPHEVで来ました。ディーラーでスターキャンプを勧めていただいたのがきっかけで、今回が2回目の参加となります。このイベントには他の三菱車のオーナーカーも多いので、カスタムの参考にもなります。現在の愛車はPHEVのため、ガソリン価格高騰の影響が最小限に済んでいるのが非常にありがたいです」。
こうして取材を終えた我々は、夕方ごろに帰路についたのだが、その道中の高速道路では、アウトランダーPHEVに搭載されていた運転支援システム「マイパイロット」がその性能を遺憾無く発揮してくれたことはいうまでもない。
スターキャンプは三菱車以外でも参加可能で、多くの人に門戸が開かれている。イベント取材が初めてだった自分にとっても、参加者がとても楽しそうな時間を過ごしていたのが印象に残った。もしアウトドアイベントに参加したいという人がいれば、ぜひともスターキャンプをおすすめしたい。次回の開催はまだアナウンスされていないが、2023年の開催にも大いに期待だ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
レクサス新型「最上級セダン」に大反響! 「デザインに驚いた」「“V8”の方がいい」「流麗でカッコイイ」の声も! “24年後半”発売の「LS」米国で登場!
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?