この記事をまとめると
■タイヤワックスには油性と水性が存在する
ガラスにアルミモールに黒系パーツが肝! 洗っても洗っても「シャッキリしない」愛車のヤレ感を解消する方法とは
■種類が豊富で溶剤臭が少ないのが水性のメリット
■塗りやすさや耐久性と艶感を出すなら油性がおすすめだ
水性と油性の違いとは
「オシャレは足もとから」とよくいわれるが、クルマにもたびたび同じようなたとえが使われる。事実、タイヤがキレイな車両だと見栄えもグッとよくなる。そんなこともあり、洗車時にはタイヤワックスを使う人も多いはず。そんなタイヤワックスには油性と水性というタイプが存在している。ただ、それぞれどんな違いがあるのだろう? 今回は洗車用品でお馴染みのソフト99に聞いてみた。
タイヤワックスの役割や効果
まず、タイヤワックスとはどんなアイテムなのか? 簡単におさらいしてみよう。まずこれらの製品は、文字どおりタイヤに塗るワックスのことだが、これを施工することでサイドウォールに光沢感や艶を出すことができて、よりクルマの足もとを美しく見せるアイテムとなっている。
また、タイヤワックスを塗ることで、サイドウォールに汚れが付きにくいという効果もある。要は、コーティング的な意味合いももっているのだ。クルマの足もともキレイに保っておきたい人にとっては、オススメできるアイテムだ。
そんなタイヤワックスには大きくわけて、前述のとおり油性と水性のふたつがある。それぞれのメリット・デメリットを見てみよう。
それぞれの特徴に迫る
水性タイプのメリット・デメリット
まずは市場に多い水性タイプからだ。メリットはまず種類が多いことだ。タイヤワックスにも艶を意識したものや、あえて艶を落としたものなど、ユーザーの好みに合わせていくつかの種類が存在する。なので、バリエーションの多さが水性のメリットといえる。
また、機能面ではゴムに対して優しいことと溶剤臭が少ないこともメリット。商品の特徴などによって異なるため一概にはいえないが、タイヤに優しいのは基本的に水性といえそうだ。
一方でデメリットも存在する。それは油性に比べて耐久性が劣ることだ。ただ、商品開発の進歩で水性ながら耐久性に優れたタイヤワックスも登場している。ソフト99でいえば、「ディグロス 鬼黒 タイヤワックス」が該当するとのこと。約2カ月以上効果をキープするとされているとおり、水性タイプとしては高い耐久性を誇る。
油性タイプのメリット・デメリット
次に油性タイプについてだ。まずメリットのひとつが塗りやすさだ。ゴムに対して高いレベリング性(溶剤の流動性がよく、塗ったあとの溶剤の凸凹が少ないこと)が高いため、より満遍なくキレイにワックスを塗ることができる。また、そのような特性を生かしたフィルムタイプが存在するように、耐久性や艶感が水性と比べてより高いものが多いのも特徴といえる。
こちらにもデメリットがある。それは独特の溶剤臭がすること、そして、水性タイプに比べればゴムに対する影響が少なからずあるということだ。水性タイプと比較すればタイヤに優しくはないかもしれないが、タイヤに塗ることを前提で考えられたアイテムで、有効成分を塗り付けるための溶剤だ。この点にあまり神経質になる必要もないだろう。
洗車のやり方やグッズには人それぞれこだわりがあると思うが、タイヤワックスを使う人はそのなかでもとくにこだわる人が多い傾向にある。種類や耐久性、特性などなど、定番アイテムだからこそ、奥の深い世界が広がっている。
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みんなのコメント
あのギトギトのてらってらのぬるっぬるの光沢が気持ち悪い。