インディカー・シリーズの第16戦ポートランド・グランプリが行なわれ、チーム・ペンスキーのスコット・マクログリンが優勝。今季3勝目を挙げ、タイトル争いに望みを繋いだ。
マクログリンはポールポジションからスタートすると、110周のうち104周をリード。最後はチームメイトのウィル・パワーに1.1792秒の差をつけてフィニッシュした。
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3位にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が入った。ディクソンは16番グリッドからのスタートだったが、レース中に追い上げて表彰台の一角を獲得。4位にはアロー・マクラーレンSPのパトリシオ・オワードが入り、5位はグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だった。
今季のシリーズは残り1戦。今回のレースの結果、パワー、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、ディクソン、マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、そしてマクログリンの5人が、チャンピオン獲得を賭け、ラグナ・セカで行なわれる最終戦に挑むことになる。
パワーはライバルの順位には関係なく、3位以上に入れば無条件で2014年以来2度目のチャンピオンを獲得できることになる。
「10年以上一緒に働いてきたメンバーのために、チャンピオンを勝ち獲りたい」
そうパワーは語った。
「彼らはそれに値する。今回は自分のためだけじゃない。何年にもわたって多くを失ってきた彼らの痛みを感じているから、彼らのために勝ちたいんだ」
またディクソンがチャンピオンに輝けば、7回目という記録的な数字となる。
「僕らはまだ戦いの最中だ」
そうディクソンは語った。
「どんなことでも可能だ。以前には同点で勝ったこともある。僕らはまだ戦いに加わっているから、それが終わるまでチームとしては決して諦めない」
デイル・コイン・レーシング with RWRの佐藤琢磨は、22番グリッドからスタート。決勝もペナルティを受けるなど厳しいレースとなったが、18位に終わった。
「ポートランドのレースには、良い面と、あまりよくなかった面の両方がありました」
そう佐藤はチームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「レースが始まった直後は多くのイエローが出ることを期待して2ストップ作戦を想定していました。ところが10周か15周を走ったところで、この戦略がうまく機能しないことに気づき、フルパワーで追い上げを図りました」
「その時点でマシンの調子は良く、数台をパスしました。No.51のメカニックたちはピットストップを素早く終えて、僕が順位を取り戻すのをサポートしてくれました。ところが、最後のフルコーションで、僕は『素早く集団に追いつかなかった』と指摘されてしまいます。そんな意図はありませんでしたが、僕はペナルティを受け、3つポジションを譲りました」
「18位という成績は理想的なものではありませんが、僕たちは懸命に戦いました。ラグナ・セカでの週末は、できればストレスフリー、ペナルティフリーで過ごしたいと思っています」
インディカー・シリーズの最終戦は、9月11日に決勝レースが行なわれる。
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