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カップ“7冠”ジミー・ジョンソンもCOTA参戦。ライコネン、バトンとの直接対決が実現/NASCAR

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カップ“7冠”ジミー・ジョンソンもCOTA参戦。ライコネン、バトンとの直接対決が実現/NASCAR

 アクションスポーツ界のスター、トラビス・パストラーナらとともに2023年のNASCARカップシリーズ開幕戦『デイトナ500』に“カメオ出演”を果たしていたカップ“7冠”のジミー・ジョンソンが、今月末の3月24~26日にテキサス州のCOTAことサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される今季最初のロード戦『エコパーク・オートモーティブ・グランプリ』にエントリーすることが決定。すでに同イベントへのゲスト参戦を表明済みのキミ・ライコネン(トラックハウス・レーシングチーム/シボレー・カマロ)や、ジェンソン・バトン(リック・ウェア・レーシング/フォード・マスタング)ら、元F1王者との豪華マッチアップが実現する。

 NASCARカップシリーズでは2021年にカレンダー入りを果たしたCOTA戦だが、そのカップ引退後は北米のシングルシーター最高峰インディカーに挑戦した“JJ”にとって、意外にもテキサス州オースティンのロードコースで実際にレースを戦うのは、この3月26日が初めての経験となる。

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「僕がこれまで聞いてきたすべてのことから、NASCARドライバーはCOTAでのレースをとても楽しんでいる。だから僕もそれを楽しみにしている……と言うのは控えめな表現だね(笑)。COTAは非常に長いあいだ、僕のレーシングキャリアにおける『やりたいことリスト』に載っていたんだ」と明かしたジョンソン。

「でも現実には、僕の現役時代とは(カレンダー入りの)タイミングが1年ほどズレてしまった。僕はそれがインディカーのスケジュールにあることも望んでいたが、残念ながらそちらも実現しなかったんだ」

「僕が去った後、彼らNASCARはそのCOTAをようやくカレンダーに追加した。ついにリストからこの項目をチェックできることに興奮しているし、その実現を後押ししてくれたクラブウィンダムに感謝している」

■COTA戦のみならず『コカ・コーラ600』にもエントリーを表明
 開幕戦に引き続きレガシー・モータークラブの84号車シボレー・カマロZL1をドライブするジョンソンだが、現チームアンバサダーのリチャード・ペティは20年以上に渡ってクラブウィンダムとの関与を続けており、ホテルリゾートを中心に世界最大級のトラベル&レジャー事業を展開する同社が、レースカーの目立つスペースにブランドロゴを掲げるのはこれが初めてになる。

「クラブウィンダムのオーナーとレガシー・モータークラブのファンは、クラブの一員であることの意味を知っています。情熱を共有する友人や家族と、思い出を作る場所を見つけることを意味しているのです」と語るのは、同社のチーフマーケティングオフィサーを務めるトム・シェルバーン。

「レガシー・モータークラブとの、この新しいパートナーシップに興奮しています。リチャード・ペティとの長い関係から成長、発展を遂げたこの新しい契約は、我々のオーナーやレースファン、そして本来のビジネスにとって素晴らしいものになるでしょう。ジミー・ジョンソンのNo.84シボレーで、クラブウィンダムのロゴを見るのが待ち切れない気分です」

 開幕戦のデイトナ参戦時には、今季初開催となる7月初旬のシカゴ市街地戦にも出場する意向を示していたジョンソンは、今回のCOTA戦追加に併せてシャーロットでの『コカ・コーラ600』にもエントリーを表明。その舞台であるシャーロット・モータースピードウェイで通算8勝を挙げている“JJ”は、うち4勝をこのコカ・コーラ600で手にしている。

「そう、僕にとってのコカ・コーラ600は予定されているプレミアレースのひとつだ」と続けたジョンソン。

「モータースポーツファンにとっては、F1のモナコGP、インディカーのインディアナポリス500、そしてNASCARの午後に始まり夜に終わる最長のレースで締めくくる、本当に最高の1日になる」

「昨年、僕は別の『やりたいことリスト』の項目を達成し、インディ500でレースをすることができた。シャーロットでこのNext-Gen車両をドライブし、彼らクラブウィンダムと素晴らしいショーを見せることを楽しみにしている」

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