現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー】今年を象徴するイヤーカーはトヨタ プリウスに決定!

ここから本文です

【2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー】今年を象徴するイヤーカーはトヨタ プリウスに決定!

掲載 更新
【2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー】今年を象徴するイヤーカーはトヨタ プリウスに決定!

2023年12月7日(木)、「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会開催され、各賞が決定しました。今年のいわば”顔”に選ばれたモデル=イヤーカーはトヨタ プリウスでした。ここでは各車のプロフィールを振り返りながら受賞車を見ていきましょう。

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー【トヨタ プリウス】
現行型プリウスは第5世代ハイブリッドシステムと第2世代TNGAプラットフォームを採用。2022年1月に発売され、ハイブリッド(1.8L+モーター、2L+モーター)と3月に発売されたPHEVの全3種類のパワートレーンを揃えています。2L直4+モーターのハイブリッドは従来比1.6倍となるシステム最高出力196psを実現した一方で4WDも設定。地域を問わず気持ちのよい走りを味わえるモデルとなっています。エクステリアデザインは伝統のモノフォルムを採用した一方で、大径タイヤを採用することで、視覚的に走りの良さを予感させるエクステリアデザインとしています。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

トヨタ プリウスの受賞理由
ハイブリッド車のパイオニアであり、⻑く牽引役、推進役を務め続けたプリウスが、5代目にしてつい にその殻を破った。ハイブリッド技術が一般化した今、もはやそのシンボルである必要はなく、自らブ レークスルーを図り新しいフェーズへ移行したのである。 首脳陣からはコモディティ化を進める案も出たが、それを覆したのは開発陣の熱意。クリーンな車というだけでなく、愛される車を目指した。 これまで空力性能最優先だったボディは、スタイリッシュなモノフォルムに大変身。Cd値では従来型 に少し劣るものの、前面投影面積を減らすことでCdA値は従来型並みに抑えることに成功している。 その上で低重心化とロングホイールベース化を図り、動的性能の著しい向上を実現したことが高く評 価された。操縦性はプリウス史上最も敏捷かつ正確なものに変貌を遂げ、スポーツドライビングが楽しめる。

トヨタ プリウス 主要諸元
●全長×全幅×全高:4600mm×1780mm×1430mm
●ホイールベース:2750mm
●エンジン:1.8L直4+モーター/2L直4+モーター/2L直4+モーター(PHEV)
●駆動方式:FF/4WD
●トランスミッション:無段変速機
●乗車定員:5名

2023-2024 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー【BMW X1】
BMWの中で最もコンパクトなSUVで、2023年2月に3代目にフルモデルチェンジしました。エンジン車は2L直4ガソリンターボ(出力が異なる2機種を用意)、2L直4ディーゼルターボを用意。シリーズ初の電気自動車iX1もラインナップしていますが、こちらは販売のタイミングにより今回の選定対象からは外れています。BMWカーブドディスプレイの採用や、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースにおいても、大幅なデジタル化された点も注目点です。

BMW X1の受賞理由
日本市場に相応しいコンパクトサイズでありながら、BMWらしい動的質感の高さを実現。パワー・オ ブ・チョイス。つまりユーザーのライフスタイルに応じてBEV、ガソリン、48Vマイルドハイブリッド・ ディーゼルの3種類のパワーユニットが用意され、そのどれもがハイレベルな走行性能を獲得している点が支持された。 補助金を含めればほぼ同一のプライスレンジに収まるインポーターの努力も見逃せない。

BMW X1 主要諸元
●全長×全幅×全高:4500mm×1835~1845mm×1625~1645mm
●ホイールベース:2690mm
●重量:1640~1740kg
●エンジン:2L直4ターボ/2L直4ディーゼルターボ
●駆動方式:4WD
●トランスミッション:7速DCT
●乗車定員:5名

2023-2024 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー【三菱 デリカ ミニ】
「Reliable & Active Super Hight Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトに開発されました。機能性はそれに負けない充実ぶりで、運転支援機能は、衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなど8つの機能をセットにした「e-Assist」を全車に標準装備。さらに「Premium」グレードには高速道路同一車線運転支援機能「MI-PILOT」も装備しています。また、グリップコントロールとヒルディセントコントロールは2WD、4WDを問わず標準装備。一方、荷室の内張りは汚れを落としやすい樹脂製に、軽自動車では珍しいフットアクションによる開閉が可能な助手席側電動スライドドアとするなど、アウトドアで便利な機能が盛り込まれています。

三菱 デリカ ミニの受賞理由
近年厳ついフロントマスクがブランド・ランゲージだった三菱が一転、愛らしく魅力的な表情を採用したことが評価された。しかも販売台数はekクロススペースの3倍強を達成。デザインが商品性の高さに直結する大切な要素であることを自ら証明してみせた。同社にとってアイコン的存在でもあるデリカのモデル名を用いるだけでなく、外観面でも同じ世界観を共有した意義も大きい。

三菱 デリカ ミニ 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1800mm
●ホイールベース:2495mm
●重量:980~1060kg
●エンジン:0.66L直3+モーター/0.66L直3ターボ+モーター
●駆動方式:FF/4WD
●トランスミッション:CVT
●WLTCモード燃費:17.5~20.9km/L
●乗車定員:4名

2023-2024 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー【日産 セレナ】
最新技術が投入された新型セレナ。パワーユニットは、マネジメントを最適化して静粛性を高めた新開発の発電用1.4L直3エンジン+モーターのハイブリッドシステム(e-POWER)と2L直4ガソリンエンジン+CVTの2種類を用意しています。さらに、ラックアシスト式電動パワーステアリングの採用やフロントバンパーのサイドに整流効果があるスリットを入れるなどの工夫により、直進安定性が高められています。ミニバンに欠かせない乗り心地については、高剛性サスペンションと新開発のシートで改善が図られています。また、プロパイロット2.0を選択できるようにするなど、充実した運転支援システムも大きな注目点です。

日産 セレナの受賞理由
「セレナはモノより思い出」の公約通り、脇役に徹するための数々のテクノロジーが高評価を呼んだ。ミニバンでありながら高速道路でハンズオフ可能なプロパイロット2.0を最上級グレードに採用。空力面ではミニバンの弱点である横風に強い細部処理を施すなど抜かりない。5ナンバー枠に収めながらタイヤサイズを拡大したにも関わらず、従来型並みの室内スペースを確保。e-POWER用に新開発された直列3気筒1.4Lエンジンに対する評価も高い。

日産 セレナ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4690~4765mm×1695~1715mm×1870~1885mm
●ホイールベース:2870mm
●重量:1670~1850kg
●パワーユニット:2L直4/1.4L直3+モーター
●駆動方式:FWD/4WD
●トランスミッション:CVT/ー
●WLTCモード燃費:11.6~20.6km/L
●乗車定員:7/8名

[ アルバム : 日本COTY2023-2024 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

全長3.4m切り! ダイハツ「車中泊“特化型”軽バン」がスゴい! 超デカい2段ベッド×ちょうどいい感じの「シンプル仕様」! カスタムセレクト「コンパクトAS」どんなモデル?
全長3.4m切り! ダイハツ「車中泊“特化型”軽バン」がスゴい! 超デカい2段ベッド×ちょうどいい感じの「シンプル仕様」! カスタムセレクト「コンパクトAS」どんなモデル?
くるまのニュース
茨城県唯一の本格的石垣城砦「笠間城」に昂る!
茨城県唯一の本格的石垣城砦「笠間城」に昂る!
バイクのニュース
【ハーレー】カタルーニャサーキットでレース仕様ロードグライドのテスト走行を実施
【ハーレー】カタルーニャサーキットでレース仕様ロードグライドのテスト走行を実施
バイクブロス
えぇぇぇ!? 三菱製[軽スポーツ]が今めちゃくちゃ[アツい]って知ってた??
えぇぇぇ!? 三菱製[軽スポーツ]が今めちゃくちゃ[アツい]って知ってた??
ベストカーWeb
ダサカッコいいトヨタ「ハイラックス」はレトロ風味に味付け! ナンバープレート「1985」は自身の誕生年のほかにもうひとつ意味がありました
ダサカッコいいトヨタ「ハイラックス」はレトロ風味に味付け! ナンバープレート「1985」は自身の誕生年のほかにもうひとつ意味がありました
Auto Messe Web
緊急避難なら駐車違反が罰せられないなら「腹痛で路駐してトイレに駆け込んだ」ってあり? 違反が免除されるケースとは
緊急避難なら駐車違反が罰せられないなら「腹痛で路駐してトイレに駆け込んだ」ってあり? 違反が免除されるケースとは
WEB CARTOP
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了!? 貴重な「めちゃ安いMTハッチ」今後どうなる! 最後を飾る「特別なスイスポ」12月登場も「次期型」のウワサは?
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了!? 貴重な「めちゃ安いMTハッチ」今後どうなる! 最後を飾る「特別なスイスポ」12月登場も「次期型」のウワサは?
くるまのニュース
一体なぜ? 自賠責保険への加入が必須の理由とは
一体なぜ? 自賠責保険への加入が必須の理由とは
バイクのニュース
これはリアビューカメラ? ジャガー、次世代EVコンセプトの新たな画像を公開
これはリアビューカメラ? ジャガー、次世代EVコンセプトの新たな画像を公開
AUTOCAR JAPAN
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
motorsport.com 日本版
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
くるまのニュース
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
くるまのニュース
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
バイクのニュース
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
レスポンス
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
motorsport.com 日本版
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村