大柄さを感じさせない身のこなしのM3
今回は新型BMW M3とアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオを用意し、世界最高のスーパーサルーンを決定する。
【画像】BMW M3コンペティションとアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ 全71枚
M3は今までと同様3シリーズ・サルーンをベースとし、英国ではハイパワーなコンペティションのみが設定されている。ツインターボ付きの3L直列6気筒を搭載し、510psのパワーと65.0kg-mものトルクを発生する。
DCTではなくトルクコンバータ式の8速ATと電子制御LSDを介して後輪を駆動する。絶大なパワーとトルクだが、昨今の流れに乗って大型化が進み、全長は4.8mで全幅は1.9mにも達し、車重は1730kgもある。
車内を見ると、オプションのカーボンファイバー・シートが目につく。これはロードカーとしてはやりすぎ感が否めないが、その点を除けば素晴らしい運転環境だ。シートポジションは素晴らしく、内装の他の部分も美しく仕上げられている。
ステアリングはやや軽い部類だが、非常に正確でロードフィールも豊かだ。エンジンのレスポンスも素早く、ラグを感じる場面はほとんどない。非常にバランスが取れており、1730kgの車重を感じさせられる場面は少ないだろう。
ロードカーとしてはジュリアが上か
対するアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドロフォリオは発売から4年近くが経ち、小規模なフェイスリフトを受けた。そのエクステリアは美しいの一言で、ショールームでこの2台を見比べたら、どちらを選ぶかは明らかだろう。
このクルマの不満を挙げるとしたら、やや古さを感じることだろう。操作の直感性や統合性においてはBMWにはとても及んでいない。
その走りを見ると素晴らしいロードカーであり、乗り心地は良く路面と息を合わせるかのように走ってくれる。しかしその走行モードをレースに切り替えることでその性格は豹変する。
このシャシーを作ったのはフェラーリ458を開発したのと同一人物であり、そのステア特性は彼の仕事であることを感じさせるものだ。BMW以上のクイックさで、非常に軽く俊敏に感じられる。
この2.9L V6ツインターボは最高出力510ps、最大トルク51.2kg-mを誇り、5000rpmを超えるとまさに離陸しそうな勢いだ。それでいて普段は従順に躾けられており、標準のアルファと同様に走ることもできる。BMWほどの完璧さはないが、乗る者を笑顔にしてくれるラテン系のキャラクターの持ち主だ。
今回の比較試乗ではサーキットで素晴らしい走りを見せるBMWに対し、全体としての評価ではアルファが上回った。詳細は動画にてお楽しみいただける。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
よく見るとグリルの真ん中に丸いセンサーでケツの穴までちゃんと再現されている‼︎