みなさんこんにちは!女優・バイクタレントの「つぐみらいだー」こと、桜井つぐみです!
今回はついに…!念願のホンダ「ダックス125」を試乗してきましたー!わたしがダックスの存在を知ったのは昨年3月25~27日に開催された「第49回東京モーターサイクルショー」での展示を見たとき。え、ダックス?わんちゃん?!そんな可愛らしいモチーフのバイクが存在するの?!とびっくりしたんです。
ホンダ「ダックス125」は遊び心が詰まった個性的なファンバイク!
「ホーク11」と並んで世界初公開となり、ホンダさんのブースは朝から行列ができるほどの人気ぶりで…。わたしも30~40分間、わくわくしながら並びました!インターネットやSNSなどでも大きく話題になっていたのを鮮明に覚えています。(正確な初公開は同月19日での大阪モーターサイクルショーでした!)
わたしが試乗したダックス125は2022年9月22日に発売された新型なのですが、実は1969年に「ダックスホンダ」として第一号が誕生していたことがわかりました!54年も前と思うと遠い昔のような感覚になるけれど、とっても愛されていたバイクだからこそ、長い時を経て復活したことがわかりますね。当時は50ccや70ccが出ていたそうですよっ。
胴長でちょこんとした小さい足(小径12インチタイヤ)はいかにも「ダックスフンド」という感じ。愛らしいルックスで女性人気も高そうですねっ♪派手なレッドも、ワンちゃんが「ぼくを見て~!」って主張しているみたい。
ボディにはヘルメットとサングラスをつけたダックスフンドのステッカーが貼られていました!細かいところまで遊び心があって可愛いなあ…。アップタイプのマフラーや丸目フェイスなところにも、無邪気な小犬らしさを感じました!一緒にいるだけでペットを連れているような気持ちになっちゃって…周りから視線を感じると、「ぜひ撫でてあげてください…」って言いたくなっちゃう(笑)
わたしはメカメカしいものが好きだから剥き出しのエンジンにもキュンとしちゃった。
そして車体の左側には小さなボックスがあって、そこにキーを差し込み回すとシートが開きました。この解錠ギミックも珍しい!!そして小型バイクあるある、シート下に給油口も発見したよ。
ではでは足つきチェック!自然な姿勢でハンドルを掴もうとするとシートギリギリの着座になったよ。アップマフラーだから少し足つきの邪魔をしてくるかな?と思ったけど、意外にもマフラーの影響はなかったよ。後ろから見るとドーン!と横幅をとっているように見えたんだよね。やっぱり跨ってこそ気づけることがあるなあ。
シート高は775mmで特別高いと感じることはなかったけれど、足を下ろしたところにステップがあったから、少し足を開いて乗るような体勢になりました。
コンパクトな車体でひょいっひょいっと駆け回っちゃう…走りまでわんちゃんだ~!
かといって、お散歩中にリードを引っ張られて「どっかいっちゃう~!」と焦るようなやんちゃ感は決してないので安心です。
タイヤが小さい分コントロールが難しかったり、安定感も変わってくるかな?と思っていたんだけど、しっかりサスペンションの機能も働いて路面の凸凹を吸収してくれたし、交差点でのカーブも穏やかかつスイッと曲がってくれました!
交通量の多い都内でも怖がることなく流れに乗っていけたから、ちょっとした近所のお買い物だけで終わらせるのはもったいないようにも感じたよ。
この可愛いわんちゃん、只者じゃないぞ…意外と頼もしい!(笑)
ただひとつ、わたしには「おっ?!」と思うところがあったの。
それは変速方法の違い。そしてシフトペダルがステップの前後にあり、普段と違う操作になるというところ。
少し変速のお話になってしまうんだけど、わたしが普段運転しているバイクの変速方式は、一般的な「リターン式」といって、下から1速・ニュートラル・2速・3速・4速…、と上がり、そこから3速・2速…と下げていくんだけど、ダックス125の変速は「ロータリー式」といってシフトペダルの前部分を踏むと、ニュートラル・1速・2速・3速・4速・ニュートラル・1速・2速…と繰り返されて、逆に後ろを踏むとN・4・3・2・1・N・4…となる仕組み。
長―く語ってしまったけれど、一言でいうとリターン式の変速は階段のように行ったり来たりすることができないんです。わたしはこの操作にあまり馴染みがなくて。
さらにダックス125はギアポジションの表示がないから、「スロットル開けてるのに全然進まないな…と思ったらニュートラルに入ってた!!!」なんてハプニングや、「今何速に入ってたっけ…」とわからなくなって焦っちゃう場面もあったの。
だけど交通量の少ない道で数十分も走れば自然と使いこなせるようになったよ。やっぱりライダーたるもの、小型バイクだろうと自在に操ってカッコいい!と思われたいよねっ!(笑)
初めての方は広い駐車場などで練習してから走り出した方が良いかもしれないですね。
そして冒頭で「ダックスフンドみたい!」と言っていたシート。小柄だからこそ、座ると膝が直角気味になってしまうのですが…。長時間走り続けてジリジリ痛くなってくる経験、ありませんか??
そこで胴長シートの出番!(笑) 段差のないフラットなシートは楽なポジションを探して自由に座れるんです!そこがダックスの特徴を活かした強みなんじゃないかな。
ホンダさんのHPを見てみると、二人乗りを想定して作られていました。
つぐみらいだーは、仮面ライダーV3乗りもできちゃうよ!!…嘘です。マネしないでね(笑)
乗って楽しい!見て可愛い!!
ホンダ「ダックス125」は常にワクワクとキュンキュンをくれる、とっても愛らしいバイクでした。
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