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本格的なSUVとなった、新型メルセデス・ベンツGLAが欧州でデリバリー開始に

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本格的なSUVとなった、新型メルセデス・ベンツGLAが欧州でデリバリー開始に

2020年4月28日、新型メルセデス・ベンツGLAの欧州での販売が開始されるというニュースが入った。第2世代となる新型GLAは2019年12月に欧州で発表され、2020年2月には欧州でも販売価格も明らかになっていた。まもなく北米、中国でもデリバリーが始まる見込みだが、日本での販売開始時期は未定、おそらく2020年秋になるだろう。

日本市場導入は2020年秋!?
NGCC(ニュージェネレーション コンパクトクラス)と呼ばれたメルセデス・ベンツのエンジン横置きFF系モデルは、「MFA2(モジュラー・フロントドライブ・アーキテクチャー2)」と呼ばれるFFプラットフォームを採用した第2世代へと次々と生まれ変わっているが、ついにクロスオーバーSUVの「GLA」も2019年末にフルモデルチェンジンを果たしている。

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新型の大きな特徴は、従来のAクラスのイメージを色濃く残したクロスオーバーSUVスタイルから、車高を上げてオフロード走行もこなす本格派SUVへと移行したこと。

新型GLAのボディサイズは全長4410×全幅1834×全高1611mmで、従来モデルの4396×1804×1507mmと比較すると、全高が104mmも高くなっていることがわかる。さらにホイールベースも従来より30mm広げ、SUVとしての存在感を高めているのだ。

エクステリアデザインは最新のメルセデス・ベンツのSUVモデルの流れに沿ったもので、キャラクターラインを廃して曲面を多用した力強いフォルムはAクラスとの共通性は薄れたものとなっている。

一方、インテリアデザインは大型ディスプレイを横方向に並べた未来的なメーターパネルやジェットエンジンのタービンを思わせるエアコン吹き出し口やなど、メルセデス・ベンツのFFプラットフォームモデルに共通したものなっている。音声での操作を可能とするインフォテインメントシステム「MBUX」は標準装備となっている。

室内空間はホイールベースの拡大や車高のアップによって、見晴らしのよいSUVらしいものになっており、荷室容量も通常時で435Lと従来より14L大きくなった。

搭載されるエンジンは、1.3L直4ターボ(163hp/250Nm)と2L直4ターボ(306hp/400Nm)、2種類の2L直4ディーゼルターボでスタート。2020年3月には、CLAクーぺ/シューティングブレイクとともに、第3世代のプラグインハイブリッド(PHEV)も設定されている。

ちなみに4WDモデルはオフロード走行モードやダウンヒルスピードレギュレーションなどを備えた「オフロードエンジニアリングパッケージ」を標準装備する。

運転支援システムはもちろん最新バージョンを装備、アダプティブクルーズコントロールやアクティブブレーキアシストが最高レベルのアクティブセーフティを実現する。

新型GLAの登場で、第2世代のFFプラットフォームモデルはすべて出揃ったことになる。なお、日本での発表時期に関する情報はまだないが、間もなく発表されるのではないかという噂もある。ただし、実際の販売開始は2020年秋になりそうだ。

メルセデス・ベンツ GLA250 4マティック 主要諸元
●全長×全幅×全高:4410×1834×1611mm
●ホイールベース:2729mm
●車両重量=1600kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●排気量:1991cc
●最高出力:225ps/5500pm
●最大トルク:350Nm/1800-4000pm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:4WD
●荷室容量:435L
●タイヤサイズ:225/40R18
●0-100km/h加速:6.7秒
●最高速:240km/h

[ アルバム : 新型メルセデス・ベンツ GLA はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

1件
  • 先代も良かったが更に洗練された感じ
    これは売れそうだ
    ディーゼル仕様も日本に投入して下さいね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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