アポロ計画から半世紀、人類は再び月へ
GMが次世代月面探査車を開発する。航空宇宙産業の巨人、ロッキード・マーティンとタッグを組み、NASAの進めるアルテミス計画に向けた“21世紀のムーン・バギー”を作ろうという試みに乗り出したのだ。ちなみにアルテミスはギリシャ神話の女神の名であり、アポロの双子の姉。NASAはアルテミス計画で、「女性初の月面着陸」も目指している。
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1971年から1972年に行われたアポロ計画で、月面探査に使われた車両「LRV(Lunar Roving Vehicle)」は、史上最も先進的な電気自動車。全長3mのボディに約100アンペアのバッテリーを2基搭載。0.25馬力の電気モーター4個で4輪を独立して駆動する4WD車であった。重量わずか210kgという超軽量設計に絶対的な信頼性を備えたLRVは、月面探査の範囲を大幅に拡げた“功労車”だ。
ポイントは「長い航続距離」と「自動運転」
そしてアポロ計画が終了して以来、再び人類を月に送り込もうとしているNASAが、月面探査車の開発を委ねるのがGMとロッキード・マーティン。GMは1969年、アポロ11号による人類初の月面着陸をはじめ、アポロ計画全体の慣性誘導・航法システムの製造、試験などを担当してきた実績をもつ。アポロ15~17号のミッションで使用された月面探査車のシャシーやホイールの開発にも関わってきた。
今回新たに開発する月面探査車は、「長い航続距離」と「自動運転」を特徴とする。アポロ計画の月面探査車は着陸地点から4.7マイル(約7.6km)の移動が可能だったが、次世代バージョンには、低温で暗く、荒れた地形をもつ月の南極への初遠征をサポートするというミッションが課されている。また、飛行士が広範な観測・実験作業に従事できるよう、自律的に移動する自動運転システムを搭載するという。
近年GMは次世代SUV「リリック」や次期型「ハマー」など、先進のフルEVモデルを続々と発表。自動運転技術の実用化に向けて、ライダーシステムのスタートアップやソフトウェア関連企業などと手を組みながら、急ピッチで膨大なリソースを集約している。
我々の地球を深く知るために
GMがタッグを組むロッキード・マーティンは、深宇宙探査において圧倒的な経験と技術を培ってきた。同社の製造した探査船及びシステムは、NASA火星探査機11号を含むNASAのすべての火星ミッションに搭載され、スペースシャトル計画と国際宇宙ステーションの電力システムにおいても重要な役割を果たしてきた。ロッキード・マーティン・スペースのエグゼクティブバイスプレジデント、リック・アンブローズは次のように語っている。
「月面での移動手段は、長期的な月面探査を可能にするうえで不可欠です。次世代の月面探査車は、宇宙飛行士が月で重要な科学調査を行う際の行動範囲を飛躍的に拡大し、ひいては太陽系にいる地球を深く理解するのに大きな影響を与えてくれるでしょう」
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