現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > サンデードライバーの危うい運転にヒヤリとするのは日本だけではありません! DTM取材へ向かう「アウトバーン」で遭遇したヒヤリハットとは【みどり独乙通信】

ここから本文です

サンデードライバーの危うい運転にヒヤリとするのは日本だけではありません! DTM取材へ向かう「アウトバーン」で遭遇したヒヤリハットとは【みどり独乙通信】

掲載 13
サンデードライバーの危うい運転にヒヤリとするのは日本だけではありません! DTM取材へ向かう「アウトバーン」で遭遇したヒヤリハットとは【みどり独乙通信】

ドイツのサンデードライバーは日本より危険!?

ドイツ在住の池ノ内みどりさんは、モータースポーツの魅力を伝えるためにヨーロッパを駆け巡っています。今回、久しぶりにDTMを取材するべくホッケンハイムリンクへ。その移動のためアウトバーンを走行していると、ヒヤッとする瞬間に出会ったそう。ドイツの高速道路事情を解説します。

自転車の「ながら運転」厳罰化! ドイツにはもっと厳しく複雑な自転車ルールがありました…逆走には要注意です【みどり独乙通信】

速度差がありすぎて大事故になる可能性も

2024年はとくに秋が短く、あっという間に冬になったという感じでしょうか。日本にはない冬時間があるヨーロッパは、時計を1時間戻すので冬時間の間は1時間朝寝坊ができるという感じになり嬉しいです。24時間であることは間違いないのですが、毎回冬時間や夏時間に変わったあと、しばらくの間はたった1時間の差ながら私は微妙な時差ぼけになってしまいます。

ヨーロッパのモータースポーツシーズンも順次終了しますが、先日DTM(ドイツツーリングカー選手権)最終戦の取材にホッケンハイムリンクへ向かいました。いくつかの州が秋休みに入っていたその週末は、キャンピングカーや荷物をパンパンに詰め込んだクルマにアウトバーン上で多く遭遇しました。

バカンスなどの長期休暇のときや日曜日にしか運転しないドライバーを、「Urlaubsfahrer(ウアラウプスファーラー:休暇にしか長距離を運転しないドライバー)」や「Sonntagsfahrer(ゾンタークスファーラー:サンデードライバー)」と呼んでいます。いつもいつもいつも(しつこくてスミマセン)思うのですが、なぜバックミラーやサイドミラーをチェックしながら運転しないのか? と。そして、自分の運転している車両のポテンシャル(とくに加速)や負荷をなぜ分かろうとしないのでしょうか。

この日はいつも混んでいる速度制限解除区間が偶然にもとてもよい感じで流れていたのですが、流れのよいグループはみなが列になって追い越してはまた走行車線に戻り、150~180km/hあたりで先頭車両についていっている感じでした。そのような速度域で流れている状態に、100km/hでノソノソ走っているクルマが急に車線変更をしてきたのでヒヤリハットです。

そこそこまで踏み加速した状態でスムーズに追い越し車線に入ってくるならまだしも、遅い速度のままでハイスピードのグループに入ろうとするのは非常にキケンです! 追い越しをするな、と言っているのではなく、追い越す前には必ず左右と後続車をよくチェックしてからにしてください! と願うばかりです。速度差が大きいだけに、一歩間違うと大惨事です。

アウトバーン沿いにあるホッケンハイムリンクでDTM最終戦が開催

自宅を出たときは晴れていたのが徐々に濃霧になり大雨。前半はよい感じで流れていたのですが渋滞にも遭い5時間ほどで到着しました。アウトバーン沿いにホッケンハイムリンクがあるので、いつもニュルブルクリンクやスパ・フランコルシャンサーキットへ向かうときに前を通過するのですが、訪れたのは久しぶりです。

朝早くに自宅を出てきたのでお腹がペコペコ。到着してメディアセンターで早速ランチを頂きました。写真を撮り忘れたのですが、この日はカリーヴルストでした(焼いたソーセージにカレー風味のケチャップがけ)。

とても味が濃いのですが、お腹が空いているのでおかわりまでしたうえに、食後のコーヒーとデザートのケーキをいただいて、久々に会うメディア関係者やチーム関係者と立ち話をしていたら、あっという間にセッションの時間が迫り慌てて準備をしてピットロードへ。ちょっとここしばらくはサーキット取材をお休みしていたこともあり、久々のレースの現場はやはりワクワクして楽しいものですね。最終戦ならではの張り詰めた緊張感漂うパドックの雰囲気も好きです。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アロンソ、2024年シーズン終盤は肩の怪我と戦っていた「年齢は関係ないよ……マシンがとにかく跳ね回っていたんだ」
アロンソ、2024年シーズン終盤は肩の怪我と戦っていた「年齢は関係ないよ……マシンがとにかく跳ね回っていたんだ」
motorsport.com 日本版
もはやESを脅かす勢いでバカ売れ中! いまアメリカで大人気の「レクサスTX」ってどんなクルマ?
もはやESを脅かす勢いでバカ売れ中! いまアメリカで大人気の「レクサスTX」ってどんなクルマ?
WEB CARTOP
希少な原付二種アドベンチャー!! ベネリ「BKX125」公開
希少な原付二種アドベンチャー!! ベネリ「BKX125」公開
バイクのニュース
疲れた心と身体に最上の休息を。大人が選ぶ目隠しアイテムで叶える車中の安らぎ~Weeklyメンテナンス~
疲れた心と身体に最上の休息を。大人が選ぶ目隠しアイテムで叶える車中の安らぎ~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
夢の“信号ゼロ”バイパス「倉敷福山道路」計画に反響多数!?「早くして」「笠岡いつも混む」広島~岡山の“狭い県境地帯”を丸ごとスルー工事中 いつ完成するの?
夢の“信号ゼロ”バイパス「倉敷福山道路」計画に反響多数!?「早くして」「笠岡いつも混む」広島~岡山の“狭い県境地帯”を丸ごとスルー工事中 いつ完成するの?
くるまのニュース
フィアット ドブロ/ドブロ マキシ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
フィアット ドブロ/ドブロ マキシ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
【最新モデル試乗】マツダの新フラッグシップ、CX-80は圧倒的な快適性とドライビングプレジャーを追求。欧州プレミアムを射程に捉えた!
【最新モデル試乗】マツダの新フラッグシップ、CX-80は圧倒的な快適性とドライビングプレジャーを追求。欧州プレミアムを射程に捉えた!
カー・アンド・ドライバー
ホンダの「“6輪”軽バン」が凄かった! 全長5mの「アクティ・コンポ」は斬新すぎる「軽トレーラー」コンセプト採用! もはや“運べる部屋”なモデルに「今でも欲しい!」と反響あり!
ホンダの「“6輪”軽バン」が凄かった! 全長5mの「アクティ・コンポ」は斬新すぎる「軽トレーラー」コンセプト採用! もはや“運べる部屋”なモデルに「今でも欲しい!」と反響あり!
くるまのニュース
【欧州】トヨタの小型バン「プロエースシティ」がスゴイ! 全長4.4m級の「ちょうどイイ」サイズ! 斬新「スッキリ顔」の「“スライドドア”モデル」は日本でも売れる!?
【欧州】トヨタの小型バン「プロエースシティ」がスゴイ! 全長4.4m級の「ちょうどイイ」サイズ! 斬新「スッキリ顔」の「“スライドドア”モデル」は日本でも売れる!?
くるまのニュース
100分間ノロノロ!? 中央道「地獄の年末年始渋滞」絶対に避けるタイミングはどこ?「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも!「時間ずらして」NEXCOの予測は
100分間ノロノロ!? 中央道「地獄の年末年始渋滞」絶対に避けるタイミングはどこ?「穴場の時間帯」を知れば全然混んでないことも!「時間ずらして」NEXCOの予測は
くるまのニュース
独走アルファードを次期エルグランド/次期オデッセイ連合が追い落とすのは夢のまた夢か!?【ホンダ・日産考察】
独走アルファードを次期エルグランド/次期オデッセイ連合が追い落とすのは夢のまた夢か!?【ホンダ・日産考察】
ベストカーWeb
ホンダ「CB1300スーパーボルドール」「CB1300スーパーボルドールSP」【1分で読める 国内メーカーの現行バイク】
ホンダ「CB1300スーパーボルドール」「CB1300スーパーボルドールSP」【1分で読める 国内メーカーの現行バイク】
webオートバイ
最新[スーパーハイト]軽SUV出そろったけど……結局[コスパ]最強なのはどれなん
最新[スーパーハイト]軽SUV出そろったけど……結局[コスパ]最強なのはどれなん
ベストカーWeb
エネオスのEV充電サービスが半額に!EVオーナー必見のおトクなキャンペーン始まります
エネオスのEV充電サービスが半額に!EVオーナー必見のおトクなキャンペーン始まります
グーネット
新型がどんどん出てくるんよ!! ホンダの[現行SUV]の勢いが止まらない
新型がどんどん出てくるんよ!! ホンダの[現行SUV]の勢いが止まらない
ベストカーWeb
信州の老舗旅館「一茶のこみち 美湯の宿」の100%掛け流し温泉【風呂じまんの宿31選】
信州の老舗旅館「一茶のこみち 美湯の宿」の100%掛け流し温泉【風呂じまんの宿31選】
グーネット
ダイハツ 新たな軽スポーツ!?ターボ&MT仕様「ミライース」披露!東京オートサロン2025
ダイハツ 新たな軽スポーツ!?ターボ&MT仕様「ミライース」披露!東京オートサロン2025
グーネット
TGRの原点を辿る…手作りチームで挑んだニュル参戦車両が東京オートサロン2025に集結
TGRの原点を辿る…手作りチームで挑んだニュル参戦車両が東京オートサロン2025に集結
グーネット

みんなのコメント

13件
  • ハンセン
    ドアミラー畳んだまま走る車あるよね、空気抵抗減らすため?
  • まーさん
    多様性の時代。
    移民も多いしね。そりゃ、旧来のドイツ作法なんか知らない人間も増えてきてるよ。
    日本国内でも外国人のレンタカーとかでめちゃくちゃな奴に遭遇した事あるし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

677.3698.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

428.0723.0万円

中古車を検索
ヨーロッパの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

677.3698.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

428.0723.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村