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レジェンド・オブ・ザ・アウトバーン 北米の新たなドイツ車イベント

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レジェンド・オブ・ザ・アウトバーン 北米の新たなドイツ車イベント



レジェンド・オブ・ザ・アウトバーンは、そのタイトルからも想像できるように、ドイツ車にフォーカスしたイベントだ。ちなみにこのイベントは、BMWカー・クラブ・オブ・アメリカ、メルセデス・ベンツ・クラブ・オブ・アメリカ、そしてアウディ・クラブ・ノースアメリカの正式なクラブイベントとしても公認されているもの。モントレー・カーウイーク期間中には、さまざまなイベントが開催されるが、その中でもここ数年で一気にレジェンド・オブ・ザ・アウトバーンの知名度が高まったのには、このような事情がある。ちなみにこのイベントを見学するための入場料は無料で、これも好評を博している。

BMWカー・クラブ・オブ・アメリカは、今年も独自にコンクール

昨年このイベントで、創立100周年を盛大に祝ったBMWカー・クラブ・オブ・アメリカは、今年も独自にコンクール・プログラムを企画していた。年式やモデルに一切の条件がないオープン・クラスでは、タイヤとホイールを含めたエクステリアのみがジャッジの対象となる「クリーン」、それにインテリアとトランクを加えた「スーパー・クリーン」、さらにエンジンやサスペンションなどのコンディションもジャッジする「コンクール」の各クラス別に。そして今年のスペシャル・クラスとしては、「2002」、「E9系クーペ(2000CS、3.0CS、3.0CSi、3.0CSl)」、「M」、「ヴィンテージ(1923~1963年に生産されたモデルと、イセッタ、700など)」、「チューナー」、そして「プリザベーション」(生産から30年以上を経過したモデル)の6クラスが設けられ、各々にジャッジが行われた。

メルセデス・ベンツ・クラブ・オブ・アメリカはAMG50周年

メルセデス・ベンツ・クラブ・オブ・アメリカとアウディ・クラブ・ノースアメリカも、独自の演出で、このイベントを盛り上げていた。メルセデス・ベンツのエリアでとりわけ注目されていたのは、今年が創立50周年となるAMG車のギャザリング。SLRマクラーレン、SLS AMG、AMG GTというスーパースポーツはもちろんのこと、かつてメルセデスチューナーとしてのAMGの名を、広く世界に轟かせる原動力ともなった、W124世代のEクラスに、自社製の6ℓ版V型8気筒DOHCエンジンを搭載した「6.0-4Vハンマー」など、ゲストの目を魅了する、そしてAMGのヒストリーを華やかに彩るモデルが、数多く姿を現し、その存在感をアピールしていた。


レジェンド・オブ・ザ・アウトバーンは、2018年もこれまでと同様に、モントレー・カーウイークの金曜日に開催される予定だ。同じ金曜日には他に、ポルシェのワンメイクイベントであり、やはり入場が無料のヴェルクス・リユニオンも例年開催されており、ドイツ車のファンにとっては、このふたつのイベントを訪ねるだけでも、十分にモントレー・カーウイークを楽しむことができるだろう。



全18枚 「レジェンド・オブ・ザ・アウトバーン」詳細レポ

メルセデス・ベンツのエリアで圧倒的な存在感を放っていたのがおなじみの300SLだった。

サイドヘッダーでロールバーを備える戦闘モードの300SL。西海岸だけにロードスターが多い。

メルセデス・ベンツはポントンから現行モデルまでのサルーン系や歴代のSLが集まった。

会場で多数派となっていたのがW124系で、よく見ると新旧の500Eが数多く参加していた。

こちらは中期型の500E。オリジナルを良く保ったコンディションにオーナーの愛情が感じられる。

アメリカのカーショーでエンジンフードを開けるのはお約束だが、メルセデス・ベンツは全開でお出迎え。

今年はAMGの創立50周年となるため、AMG車のギャザリングが行われ、各モデルが勢揃いした。

AMGで武装したW126系のSクラスはただならぬ迫力を醸し出す。なぜかフランスの持ち出しプレートが付く。

メルセデス・ベンツはサルーンやSL系のほかGクラスも参加。手前の黒いGはブラバス55。

近代BMWのサルーンはノイエ・クラッセの2000TiからE3ババリア、5シリーズの始祖たるE12が勢揃い。

BMWのスターは3.0CSLだ。こちらはリアウイングとフェンダー上に整風板が付くシリーズ2。

E36から始まったイエローのM3クーペはアメリカでも高い人気を誇る。ここでは歴代のM3が並んだ。

当時から希少なBMW2002Tiiのアルピナ・バージョン。オリジナルを良く保ち、細部まで気を遣っている。

人気モデルの2002は各タイプが揃った。中には手前のシルバーの2002ように徹底的に手を入れたものもある。

ちなみにシルバーの2002のノーズには、F2マシンなどに搭載されるM12ユニットが潜んでいた。

アウディはR8が存在感を放ち、TT系も数多くが姿を見せた。もちろんサルーン系も数多く参加している。

アウディのエリアで注目を集めていたのがご先祖といえる存在のNSUプリンツIIIだ。

ベスト・オブ・ウイナーのオーナーに贈られるプラークは、どことなくドイツっぽいデザインにされていた。

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