ルノー・ジャポンは、広大な室内空間と豊富なユーティリティ、そしてひと目でカングーとわかるデザインが特徴のルノー カングーをフルモデルチェンジ。
さらに広い室内空間、2種類のパワートレーン、先進の運転・駐車支援システムを新たに備え、「LUDOSPACE(ルドスパス)=遊びの空間」が「もっと遊べる空間」へと大きく進化した新型ルノー カングーを、3月2日(木)から販売することを発表した。
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ひと目でカングーとわかるエクステリアデザイン
新型ルノー カングーは、ひと目でカングーとわかる親しみのある個性はそのままに、先進のエッセンスを取り入れたデザインへと生まれ変わった。
フロントガラスを寝かせて流線形となったフォルムは、空気抵抗を低減させるとともにダイナミックさを感じさせ、ボンネットに入れられたリブや、ワイドなショルダーラインを始めとする抑揚のあるボディラインが、エクステリアデザインに力強さを与えている。
ルノーデザインを象徴するフルLEDヘッドライトとCシェイプデイタイムランプが装備されたフロントエンドは、クロームで縁取られたフロントグリルによって上質感を高めている。
フロントバンパー両端に装備されたエアディフレクターは、フロントホイールが発生させる空気の乱れを抑えることで空気抵抗を減らす効果があり、燃費を向上させる。
さらに新型ルノー カングーは、ボディ同色バンパー仕様(インテンス)と、人気の高い黒バンパー仕様(クレアティフ、ゼン、プルミエール エディション)から、好みのエクステリアデザインを選べる。
リアのエクステリアデザインのハイライトはダブルバックドアで、新型ルノー カングーの後ろ姿もまた カングーらしさにあふれている。フロントと同様に、リアランプにもCシェイプシグネチャーが取り入れられている。
快適で楽しい時間を過ごすためのインテリア
新型ルノー カングーのインテリアは、フランス流の実用性と使い勝手の良さが融合したデザインと、乗員全員が快適で楽しい時間が過ごせるよう工夫された装備が特徴となっている。
形状が見直されたフロントシートは一回り大きくなり、サポート性も向上。3座独立タイプ、 6:4分割式リアシートには、大人3人がしっかりと乗車することができる。
水平基調のデザインとなったダッシュボードは、ブラッシュアルミ調とダークグレー塗装パネル、各部に配されたクロームパーツで、上質感が高められている。
本革を使用したステアリングホイールは、マットクロームフィニッシャーで装飾され、ステアリングホイール両側には先進の運転・駐車支援システムの操作スイッチやメーター表示の切り替えなどのコマンドスイッチが配置されている。
メーターパネルは、 7インチ デジタルインストゥルメントパネル(インテンス、クレアティフ、プルミエールエディション) となり、先進感と視認性のよさを兼ね備えている。
また8インチマルチメディア イージーリンクは、スマートフォンミラーリング機能が装備されている。スマートフォンをUSB ポートに接続すれば、Apple CarPlayやAndroid Autoを介して、8インチマルチメディア イージーリンク上で、スマートフォン内の各種アプリが利用できる。
スマートフォン内のナビゲーション機能、音楽再生、通話機能などが使用でき、Siri やGoogleアシスタントを利用して、音声入力での 操作も可能。さらに後退時には、バックカメラの映像が表示される。
たくさん積めて、自在に使える
新型ルノー カングーのボディサイズは、全長が4,490mm、全幅が1,860mm、全高が1,810mmと、前モデルに比べて全長が210mm長く、全幅が30mm大きくなった。ホイールベースは2,715mmと前モデルに比べて15mm長くなった。最小回転半径は5.6mとなる。
この大きくなった全長によって、荷室の床面長も通常時で1.020mm(前モデル比+100mm)、後席を 折りたたむと1,880mm(+80mm)と拡大し、これに伴い荷室容量は通常時で775L(前モデル比+115L)、後席を折りたたむと2,800L(前モデル比+132L)となり、荷室の積載量が大きく増えた。
さらにルノー カングーの使い勝手の良さは、荷室容量だけでなく、荷物の積み下ろしのしやすさや、荷室の形状にもその理由がある。
開け閉めが容易で荷物の積み下ろしにも便利なダブルバックドアは、ドアの開閉スペースを取らないため、狭い場所でも開閉が可能。このドアは、約90°の位置で一度ロックがかかり、ロックを外すと約180°まで開く。
また荷室床面の地上高は594mmと低く、重い荷物を高い位置まで持ち上げることなく積み込むことができる。荷室は、幅が1,190mm、高さが1,111mmと余裕があり、出っ張りがほぼない四角い形状のため、 荷物の出し入れがしやすく、デッドスペースが生まれにくくなっている。
加えてフロントドアは、約90°まで大きく開き、乗員の乗り降りが容易。両側スライドドアの開口部は、615mmと大きいため、乗員の乗り降りに加え、荷物の出し入れやチャイルドシートの設置も容易にできる。
また、両側スライドドアは、開閉機構の見直しにより、前モデルよりも軽い力で開閉ができるようになった。
好みで選べるパワートレーン
新型ルノー カングーは、好みと用途に応じて、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンから最適なエンジンを選べる。
■1.3リッター直列4気筒16バルブ直噴ガソリンターボエンジン
ルノー・日産・三菱アライアンスとダイムラーにより共同開発された先進のガソリンターボエンジンで、 力強さと効率の高さを兼ね備えている。1,600rpmの低回転から240Nmの最大トルクを生み出し、最高出力131ps/5,000rpmを発揮。
市街地の走行時など低回転域ではスムーズなレスポンス、高速道路での 加速の際はパワフルなトルクで、余裕のある走りを提供する。
トライアングル形状のシリンダーヘッド内に、250バールの高圧力で燃料を直接噴射することで燃焼の効率化を図るとともに、シリンダー内には特殊な コーティングを施して摩擦を低減するなど、いくつもの燃費向上のための技術が取り入れられている。WLTCモード燃費は、15.3km/Lとなっている。
■コモンレール式1.5リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジン
コモンレール式の直噴インジェクタを備え、最高出力116ps/3,750rpm、最大トルク270Nm/1,750rpmを発揮。ラインアップされる1.3リッター直噴ガソリンターボエンジンと比較して、最大トルクは30Nm高く、ディーゼルエンジンならではの低回転域からの高トルクと高出力が、スムーズなレスポンスを実現している。
DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)が、PM(すす、煤煙)を約99%除去し、SCR(セレクティブキャタリティックリダクション)により排気系統にAdBlue(尿素水溶液)を噴射し、化学反応によりNox(窒素酸化物)を約90%除去するなど、環境に優しい先進のクリーンディーゼル。WLTCモード燃費は、17.3km/L。
組み合わされるトランスミッションは、両エンジンとも湿式デュアルクラッチを備えた電子制御7速AT(7EDC)。このトランスミッションは、高効率でダイレクト感あふれる走りが特徴となっている。
さらに新型ルノー カングーには、ノーマル、エコ、ペルフォの3つの走行モードが備わっている。ノーマル モードは通常走行、エコモードはエンジン出力・トランスミッションの変速ポイント・電動パワーステアリングのアシスト力などを省燃費重視で制御し、ペルフォモードは積載量が多い場合などパワーが必要な走行シーンに適している。
新型ルノー カングーの発売を記念し、クレアティフの特別仕様車プルミエール エディションを同時に販売する。この特別仕様車は、クレアティフには設定のないボディカラーのブラウン テラコッタM、グリ ハイランドM、 ブルー ソーダライトMにペイントされた、特別なモデルとなる。
【メーカー希望小売価格】
■ガソリンモデル
インテンス ¥3,950,000(税込)
クレアティフ ¥3,950,000(税込)
ゼン(受注生産車) ¥3,840,000(税込)
プルミエール エディション(特別仕様車) ¥4,005,000(税込)
■ディーゼルモデル
インテンス ¥4,190,000(税込)
クレアティフ ¥4,190,000(税込)
プルミエール エディション(特別仕様車) ¥4,245,000(税込)
関連情報:https://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/
構成/土屋嘉久
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みんなのコメント
すでに問題提起されてるようだから対策されたものが後々出るかもしれないし
しかし円安やらの影響があるとしても高すぎるw
サスのストロークは大きめに取ってあるんだろうけど