2023年9月20日、BYDは都内で新型コンパクトバッテリーEV(BEV)、ドルフィンの価格発表会を実施した。標準仕様だと補助金込みで300万円を切るなど割安感が際立っているが、見逃せないのが安全装備の充実ぶりだ。ここでは新たに採用された5つの装備を紹介する。
■ドライバー注意喚起機能
運転時間や走行速度などの運転状況と、ステアリングセンサーのデータをアルゴリズムで分析し、一定の疲労度が検出されると、ディスプレイに警告を表示しドライバーに休憩を促す。
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■幼児置き去り検知システム
車内頭上に設置されたミリ波レーダーが、車内に幼児や犬などが取り残されていることを検知したとき、ライトを点滅させホーンを鳴らし、周囲の人やオーナーに気づかせるシステム。バッテリー残量が15%以上あるときはエアコンも起動し、車内を26℃に保つ機能も備わる。誰かが気づくまで30分間この機能は継続する。
■誤発進抑制システム
車速10km/h以下の発進や低速走行時に、進行方向3m以内の障害物を前後バンパーに装着されたセンサーが検知すると、アクセル開度を抑えて意図しない急な加速を防止する。
■フロントクロストラフィックアラート&フロントクロストラフィックブレーキ
発進時や交差点への進入時に、左右から接近する車両を検知しアラートを発出。衝突の危険がある場合は自動ブレーキがかかる。
そのほかはアット3に準じ、ACCやレーンキープシステム、ブラインドスポットインフォメーション、リヤクロストラフィックアラート&リヤクロストラフィックブレーキなどが標準仕様とロングレンジの区別なく全グレードに標準装備となる。低価格でも安全装備や支援装備が充実しているドルフィン。日本の市場でも脅威的な存在になりそうだ。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
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EVに限らず脅威を感じますね
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10分間の充電で400kmの走行が可能
-10℃という低温環境下においても、30分で0%-80%の充電を可能に