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「NAに拘るZC32Sスイスポオーナー必見!」超ハイコンプピストンによるボアアップでレスポンス抜群のM16改1.8Lエンジンに仕上げる!

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「NAに拘るZC32Sスイスポオーナー必見!」超ハイコンプピストンによるボアアップでレスポンス抜群のM16改1.8Lエンジンに仕上げる!

ボア拡大で1884cc化! ハイコンプNAメカチューンが速い!

ホットハッチの刺激を高めた珠玉のNAチューン

「NAに拘るZC32Sスイスポオーナー必見!」超ハイコンプピストンによるボアアップでレスポンス抜群のM16改1.8Lエンジンに仕上げる!

軽さとパワーのバランスが整ったホットハッチとして、中古車市場で高い人気を誇るZC32Sスイフトスポーツ。フットワークチューンのみでも、軽さと旋回性高さを武器に質の高い走りをワインディングやミニサーキットを楽しめる逸材だが、やはり高速クルージングや中高速サーキットなど非力さを感じるシチュエーションも少なくない。

そのネガ要素を払拭するために、名門トップフューエルが講じた手段は1884ccへの排気量アップを軸にしたNAメカチューンだ。

純正の鋳造78φピストンを、戸田レーシングの超ハイコンプ85φ鍛造ピストンに変更して排気量を拡大。ストローク量を変えないこのビッグボア仕様は、レブリミットを下げずに低中速トルクを高めることができるため、スポーティなフィールを維持したまま加速力を強化できる。

さらにNAチューンで重要となる吸排気パートも徹底的に効率アップを狙う。吸気系は戸田レーシングのハイカムをセットし、排気系は戸田レーシングEXマニ+HKSマフラーを組み合わせた。

制御はF-CON Vプロだ。トップフューエルでは細やかなエンジンマネージメントからVSA完全カットも含め、Vプロでのセットアップを推奨している。なお、今回はノーマルファイナルギヤのままだったが、パワーバンドの有効利用を狙ったファイナルギアを開発中だ。

一方の足回りは、ストリートをメインにサーキットも楽しむということで、ダンパーキットを主軸としたセッティングを実施。タイムを突き詰めていくのであればリヤのトーションビーム加工も視野に入れたいところだが、コントロール性を犠牲とするシーンも多いため抑制されている。

足回りで注目したいのは、大型ゴムマウントを採用するZC32Sのフロントアッパーをピロボール化するトップフューエルのオリジナルピロアッパーマウント。ホットハッチの魅力を左右するハンドリングが格段にシャープとなるため、チューニング内容を問わず投入する効果大だ。

キャンバーはフロントがネガ4度半&リヤがネガ1度半というセット。直進安定性は多少犠牲になってしまうが、NAチューンのポテンシャルであればユーザーでもコントロールできる範疇だ。

なお、ZC32Sはリヤのタイヤハウス内側のクリアランスが厳しく、ノーマルフェンダー仕様だと215サイズが通常は限界。サイズアップで回頭性を高めたいフロントは、キャンバー角などのアライメント調整で235サイズを投入してリヤとの最適なバランスを得ている。

そしてブレーキ。ABSの信頼性は高いが、やはりパワー、トルクともに大幅アップしている以上ブレーキシステムの強化は必須。大型のキャリパーへの交換により、パッドのみよりブレーキ操作の負担が軽減され、連続したスポーツ走行が優位に行える。

このスペックで0-100キロ加速は8秒19、セントラルサーキット1分35秒544という好タイムをマーク。アタックを担当した井入選手曰く「ノーマルと比較すればジャジャ馬に感じるぐらいポテンシャルが高いけど、実際にはユーザーでも問題なくマシンコントロールできる範囲の出力向上で爽快なNAフィールだね」と太鼓判を押していた。

NAチューンに拘りたいというユーザーには、ぜひ目指してもらいたい内容のZC32S。ホットハッチならではの軽快さを際立たせる手段として注目に値するマシンだ。

●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880

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