■欧州のホンダの中核モデルであるシビックの2021年モデル登場
ホンダの欧州法人は、「シビック」の2021年モデルを発表しました。今回登場したシビック 2021年モデルとは、どのようなモデルなのでしょうか。
シビックは欧州におけるホンダの中核モデルであり、ホンダブランドの代名詞ともいえるモデルです。
40年の伝統を受け継ぎながら、最新のシビックはクラスをリードする実用的なクルマとして、「すべての人のためのクルマ、世界のためのクルマ」というコンセプトを守っています。
2020年にデザインが変更され、よりシンプルなグリルと新しいエアインテークデザインを採用し、すっきりとしながらダイナミックな外観に仕上げました。
また、シビックのラインナップに追加された「スポーツライン」は、高性能モデル「タイプR」からインスパイアされたエクステリアデザインを採用。
フロントおよびサイドスカート、リアディフューザー、リアスポイラーなどを追加し、スポーティなスタイルを実現しています。
シビック 2021年モデルには4ドアセダン(一部地域で販売)と5ドアハッチバックをラインナップしていますが、スタイリングのアップグレードとインテリアの質感が向上しました。
外観は、ダイナミックなスタイリングブレードと滑らかな表面がエレガントさを強調。スポーティなスタイリングを実現する、17インチアルミホイールがオプション設定されました。
内装は、質感の高いインテリアパネルを採用することで、洗練されたプレミアム感を演出。広い室内と荷室を確保し、実用性も優れています。
Apple CarPlayやAndroid Autoを搭載し、ドライバーとクルマをシームレスにつなぐ最新のコネクテッドインフォテイメントシステムを採用しました。
セダン、ハッチバックともに、軽量で剛性の高いボディシェルに、低重心化と洗練されたサスペンションシステムを装備し、俊敏な走りを楽しめます。
パワートレインは、高効率でパワフルな1.5リッター4気筒ターボエンジンと1リッター3気筒ターボエンジンを搭載。
ホンダの実績あるVTECターボガソリンユニットは、優れた燃費性能を誇りながらも、パワフルなドライビング体験を提供します。
トランスミッションはCVTまたは6速MTが組み合わされます。駆動方式は2WD(FF)です。
また、安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全グレードに搭載し、クラストップレベルの安全性を確保しています。
※ ※ ※
日本でも2020年1月にシビックセダンおよびハッチバックがマイナーチェンジしましたが、同年8月にセダンが販売終了。現在は、ハッチバックのみとなっています。
また、秋には高性能モデルのタイプRもマイチェンし、限定車が発売されましたが、いずれもすでに完売しているといいます。
さらに、シビックの人気が高い北米では、2020年11月に次期型シビック(11代目)がお披露目されました。
国や地域によって、ラインナップや仕様がことなるシビックですが、グローバルで販売されているモデルだけに、今後の各国の動向が気になるところです。
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