多機能搭載で走破性は高水準 内装装備充実で使い勝手も◎
2017年末にデビューしたクロスビーは、言わばでっかいハスラー。ワゴン×SUVをコンセプトに欧州でも定評あるイグニスをベースに仕立てられた5ナンバーサイズのクロスオーバーSUVである。
スタイリッシュなマツダ最小クロスオーバー「マツダCX-3」【最新SUV 車種別解説】
エクステリア
最低地上高は180mmで、雪上などの日常使いなら不足はないはず。ルーフレールの設定はなく、アクセサリーでベースキャリアやアタッチメントを用意。2トーン、3トーンカラーは全車にオプション。最小回転半径は4.7m。全幅が1670mmとナローに抑えられているのも使いやすさ、走りやすさに貢献する。パワーユニットは1.0l3気筒ターボで全車ともにモーターを加えたマイルドハイブリッド車となる。FFとフルタイム4WDを揃え、最低地上高は180mmとなかなか本格的。
インストルメントパネル
アイボリーのインテリアカラーパネルがアクセントになっていて、「ブラックインテリアパッケージ」を選ぶと、黒とシルバーのコーディネートになる。左右を貫くパイプフレームがモチーフで、ギヤ感のあるデザインも目を惹く。「ハイブリッドMV」以上のグレードには全車速追従機能付きACC、また全車にこのクラスとしては類稀なパドルシフトを備え、ゆったりとした走りからキビキビした走りに対応しているところも特徴だ。4WDに限ればスポーツモード、スノー、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールまで備わり、走破性は想像以上にハイレベルだ。
居住性
後席前席5ナンバー枠に収まるため、前席のシート幅はやや狭く感じる。ただし、前後席ともに頭上まわりには十分な余裕があり、 後席はスライドの位置を最後端にすれば、足を伸ばせるほど足元も広い。撥水加工シートも用意するインテリアは遊び心あるデザインで、イグニスに対して前席で60mm、想定外に足元広々の後席で50mm高い着座位置となり、SUVらしい視界が特徴的。トグルスイッチ類のメカニカル感もなかなかだ。防汚タイプの荷室は35lのキャリーケース5個を飲み込む広さ。アウトドアの荷物も余裕で積み込めるはずである。
うれしい装備
助手席の座面を跳ね上げると、シートアンダーボックスが出現する。靴入れなどに使えるほか、脱着式なのでバケツやゴミ箱としても使える。シート側に加えて荷室側からも後席の前後スライドが可能。後席着座時や背もたれを前倒ししなくても荷物に応じて奥行きの調整ができる。泥濘路などの滑りやすい路面で走破性を高めるグリップ、下り坂を約7km/hで自動的に制御するヒルディセントコントロールを4WDに搭載。月間登録台数 783台(21年10月~22年3月平均値)現行型発表 17年12月(一部改良 20年10月)WLTCモード燃費 18.2km/l※FF車
ラゲッジルーム
通常時後列格納時樹脂製の荷室フロアに加えて、シート前倒し時の段差を減らす樹脂製のボードが備わる。手入れがしやすく汚れた荷物も躊躇なく積載できる。後席は5対5分割可倒式で、助手席バックレストを前倒しすれば、長尺物も積載できる。走行性能に大きな特徴はなく、操縦感覚も今となってはやや古さを感じさせるものの、エンジンはスムーズで、4WDの場合、硬めながらしっかり感あるタッチに終始。操縦性は軽快かつ安心感の高いものとなる。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/141
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