現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 一気呵成 ロータス初の4ドアグランドツアラー「ロータス エメヤ(LOTUS EMEYA)」登場!

ここから本文です

一気呵成 ロータス初の4ドアグランドツアラー「ロータス エメヤ(LOTUS EMEYA)」登場!

掲載 7
一気呵成 ロータス初の4ドアグランドツアラー「ロータス エメヤ(LOTUS EMEYA)」登場!

ロータスは「エレトレ(ELETRE)」に続く電動ハイパーGT「EMEYA(エメヤ)」を発表。エメヤは、2028年までにグローバル・パフォーマンス・ブランドになるというロータスのビジョンの一部であり、ラグジュアリー・ライフスタイルの電気自動車ラインナップのフラッグシップモデルとなる。

エメヤは、ロータスの75年に渡る歴史で培ってきたエンジニアリングを活用して、ロータスの走りとフィーリングの新たなベンチマークになるとしている。それは、ロータス独自のアクティブフロントグリル、リアディフューザー、リアスポイラーなどの先進的でアクティブな空力特性と、ロータスが「ハイパースタンス」と呼ぶ低重心と合わせて、走行時の安定性を高め、卓越した乗り心地とハンドリングが実現される。5分の充電で150km走れる電池が利便性を高めるなど、ハイパフォーマンスだけが売りではないグランドツアラーは2024年に生産開始予定だ。

【ティザー画像】新型「プジョー 3008」はプジョー 408のようなルーフラインを備えたSUVクーペになる!

これは、これまで見たことのないようなロータスです。私たちはロータスがこれまでに達成してきたすべてを基にして、ドライバーに自信を与え、ありのままの感情と純粋な喜びで高揚するようデザインされた高級パフォーマンスカーをつくりました。 ロータスグループ デザイン担当副社長 ベン・ペイン

ハイパフォーマンス

エメヤの動力性能はエレトレのそれとほぼ同等を思っていいだろう。前後永久磁石デュアルモーターを搭載して、フルタイム全輪駆動となる。最高出力は905馬力、最大トルク985Nm、最高速度は256km/h、航続距離もエレトレと同等に490km~600kmを目標値としている。その結果0-100km/hを2.8秒未満で走行する、世界で最もパワフルな4ドアGT のひとつとなる。

デザインとエンジニアリング

フロントには、「エレトレ」で初めて採用されたアクティブフロントグリルとアクティブエアリップを装備。アクティブフロントグリルは、ドラッグを減らしてクルマの空力効率を高め(クローズ時)、バッテリーとブレーキシステムを冷却する(オープン時)という2つの役割を担っている。

アクティブエアリップは、高速走行時のダウンフォースを増加させ、ハンドリングと安定性を向上させる。リアには、アクティブリアディフューザーとアクティブリアスポイラーが装備されており、この2つの機能は、リアの安定性を向上させ、"For The Drivers "のハンドリングと安定性を高めている。

そのアクティブリアディフューザーはモータースポーツから着想を得たもので、車体下部の空気の流れをスムーズにする効果があり、クルマの空力効率だけでなく、安定性とハンドリングの向上に寄与する。

アクティブデュアルレイヤーリアスポイラーの幅は280mmで、エレトレのものよりも100mm 広く、215kg以上のネットダウンフォースを発生。アクティブリアディフューザーと組み合わされることで、エメヤのドライバーは高速域でも非常に安定したハンドリングを楽しむことができる。

電子制御エアサスペンションシステムは、1 秒間に 1,000回、前方の道路状況を読み取ることで走行シーンに合わせた最適な乗り心地を提供する。

充電能力は、350kWのDC急速充電器に接続した場合、5分の充電で航続距離を150km分充電することができる。

サステナブルなラグジュアリーの新たなビジョンを提供する

エメヤのインテリアは、多くの高級素材で構成され、インテリジェントなコックピットと直感的なインフォテインメントシステムを特徴としている。

ロータスは、ファッションや衣服産業から出る綿くずを再利用した新しい高級糸を使用する世界初の自動車メーカーで、その先進的な繊維は、素材のカーボンフットプリントを削減しながらレザーと比較して軽量であり内張りに利用される。他にも、PVDアルミニウム、アルカンターラ、ウルトラファブリックスPU、ナッパレザーに加え、このような耐久性に優れた高級素材が多用されている。

エンターテイメントの中心は、世界的に有名なロータスのパートナーであるKEFの車載オーディオシステムで、KEFの受賞歴のある Uni-Q™スピーカーデザインと Uni-Core™省スペースサブウーファーエンクロージャー、さらにドルビー・アトモス対応 3D サラウンドサウンドシステムが組み合わされ、真に没入感のあるサウンドスケープを作り出す。

エメヤは、ロードノイズキャンセレーション(RNC)を内蔵しているため、外界の音に邪魔されることなく最良なサウンドを体験することが可能となっており、車体に設置された振動センサーがタイヤとサスペンションの動きを検知し、アルゴリズムがスピーカーを通して逆位相の音響信号を生成し、あらゆる干渉を打ち消す。その結果、ハイファイで最先端のオーディオ体験が実現する。

安全機能、運転支援システムは、リアルタイムの道路情報とナビゲーション、先進運転支援システム(ADAS)データを組み合わせ、障害物警告、車線逸脱、前方衝突警告などセーフティ機能を充実させている。

ロータス・エメヤ技術仕様(目標データのみ)

パワートレイン構成ロータス ICC インテリジェント・トルク配分によるフルタイム全輪駆動電気モーター フロント / リアパーマネントマグネット / パーマネントマグネットトランスミッション フロント/リアシングルスピード/デュアルスピードパワー(kW / hp)最大 675kW/905hp最大トルク(Nm)最大 985Nm最高速度(mph/km/h)159mph/256km/h0-62mph / 0-100km/h (秒)2.7880-120 km/h (秒)< 2.0バッテリー容量(kWh)102ロータスが、小型高性能スポーツカー少量生産メーカーから高級ラグジュアリーカーメーカーに変貌を遂げて、市販車第一弾となるSUVタイプの「エレトレ」を発表して世間を驚かせたかと思ったら、さらに今度は「エメヤ」というロータスが一度も手を付けなかった4ドアGTを出すという予想だにしないことをやってきた。多くはエヴァイヤに続く小型スポーツカーを期待していたであろうが、ここは新生ロータスの絶妙なマーケティングの妙で、結果的には正しい選択であったに違いない。高性能BEV市場の一角を早くも占めたと言えるのではないだろうか。

Text:アウトビルトジャパンPhoto:LCI

こんな記事も読まれています

なんで!? バカ売れ[ヤリスクロス]も樹脂パーツだらけ!! 最近の新車に多いワケ
なんで!? バカ売れ[ヤリスクロス]も樹脂パーツだらけ!! 最近の新車に多いワケ
ベストカーWeb
井戸田潤、メルセデス・ベンツ絶版「Gクラス 320」ショートボディに一目惚れで購入決断!?
井戸田潤、メルセデス・ベンツ絶版「Gクラス 320」ショートボディに一目惚れで購入決断!?
グーネット
履き替えた古いタイヤってどこいくの!?!? 廃タイヤの99%がキチンとリサイクルされている衝撃!! じつは超絶エコだった
履き替えた古いタイヤってどこいくの!?!? 廃タイヤの99%がキチンとリサイクルされている衝撃!! じつは超絶エコだった
ベストカーWeb
総額100万円以下で買える!コスパ+アルファの中古ミニバン5選
総額100万円以下で買える!コスパ+アルファの中古ミニバン5選
グーネット
ショウエイヘルメット、アレックス&マルク・マルケスと2026年まで2年間の契約更新/MotoGP
ショウエイヘルメット、アレックス&マルク・マルケスと2026年まで2年間の契約更新/MotoGP
AUTOSPORT web
ディーラーOPチラシで見る“名車・迷車の魅力”『TOYOTA スプリンター(80系)』
ディーラーOPチラシで見る“名車・迷車の魅力”『TOYOTA スプリンター(80系)』
グーネット
角田裕毅、スプリント予選では痛恨の大スピン。SQ2敗退にも影響「これは僕の責任。受け止めて前に進む」
角田裕毅、スプリント予選では痛恨の大スピン。SQ2敗退にも影響「これは僕の責任。受け止めて前に進む」
motorsport.com 日本版
骨折でル・マンを欠場したコンウェイ、サンパウロでの復帰は未確定。WEC第5戦のエントリーリスト発表
骨折でル・マンを欠場したコンウェイ、サンパウロでの復帰は未確定。WEC第5戦のエントリーリスト発表
AUTOSPORT web
フェルスタッペン、レッドブルの地元で最速! マクラーレン勢が続く。角田裕毅14番手|F1オーストリアGPスプリント予選
フェルスタッペン、レッドブルの地元で最速! マクラーレン勢が続く。角田裕毅14番手|F1オーストリアGPスプリント予選
motorsport.com 日本版
最速はヒョンデのタナク。トヨタは6-7-8番手でスロースタートに/WRCポーランド シェイクダウン
最速はヒョンデのタナク。トヨタは6-7-8番手でスロースタートに/WRCポーランド シェイクダウン
AUTOSPORT web
F1オーストリアGPスプリント予選速報|フェルスタッペンがSQ1~3全てでトップタイムの完全制圧。角田裕毅SQ2敗退14番手
F1オーストリアGPスプリント予選速報|フェルスタッペンがSQ1~3全てでトップタイムの完全制圧。角田裕毅SQ2敗退14番手
motorsport.com 日本版
【MotoGP】プラマック、2024年限りでドゥカティ陣営離脱! 2025年以降はヤマハのサテライトチーム化を発表
【MotoGP】プラマック、2024年限りでドゥカティ陣営離脱! 2025年以降はヤマハのサテライトチーム化を発表
motorsport.com 日本版
[新型マツダ6]は直6ガソリン!? ロータリーエンジンの電動モデルも!? セダン・ワゴン改革が期待大すぎ
[新型マツダ6]は直6ガソリン!? ロータリーエンジンの電動モデルも!? セダン・ワゴン改革が期待大すぎ
ベストカーWeb
マセラティのV6「ネットゥーノ」搭載3車種をイッキ乗り!「MC20」「グラントゥーリズモ」「グレカーレ」の走りの違いは?
マセラティのV6「ネットゥーノ」搭載3車種をイッキ乗り!「MC20」「グラントゥーリズモ」「グレカーレ」の走りの違いは?
Auto Messe Web
ホンダ、新型フリードを6月28日に発売。e:HEV搭載ハイブリッドと1.5Lガソリンで250万円から
ホンダ、新型フリードを6月28日に発売。e:HEV搭載ハイブリッドと1.5Lガソリンで250万円から
AUTOSPORT web
ファッショナブルかつエレガントなメルセデス・ベンツCクラスの新しい4名乗りオープンカー「CLEカブリオレ」が日本デビュー
ファッショナブルかつエレガントなメルセデス・ベンツCクラスの新しい4名乗りオープンカー「CLEカブリオレ」が日本デビュー
カー・アンド・ドライバー
MotoGPオランダ|バニャイヤ絶好調! コースレコード更新でプラクティストップタイム。ビニャーレス2番手で追う
MotoGPオランダ|バニャイヤ絶好調! コースレコード更新でプラクティストップタイム。ビニャーレス2番手で追う
motorsport.com 日本版
ディフェンダーがピックアップトラックに!?ワイルド感あふれるモデルの正体は…?
ディフェンダーがピックアップトラックに!?ワイルド感あふれるモデルの正体は…?
グーネット

みんなのコメント

7件
  • プリウスやクラウンに似たようなデザインでも、断然こっちの方がカッコいいと思うのなんでだろう?
  • クラウンスポーツに似てておしゃれだね
    欲しいけど買えないだろうな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1640.03258.0万円

中古車を検索
GTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1640.03258.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村