フェラーリは、F1オーストラリアGPの決勝でカルロス・サインツJr.が受けた5秒のタイム加算ペナルティについて、異議を申し立てたようだ。
このペナルティは、2回目の赤旗後のリスタートで、サインツJr.がフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に追突したことにより科せられたモノ。ペナルティが決まったのは3度目の赤旗で各車がピットレーンに並んでいるタイミングであり、サインツJr.は「スチュワードに説明する機会を与えられるべきだった」と訴えた。
■まずは話をさせてくれ! フェラーリF1代表、サインツJr.への”迅速すぎた”ペナルティ判断に「腹立たしい」
サインツJr.がペナルティを受けたリスタートでは、アルピーヌのピエール・ガスリーとエステバン・オコンの接触がレース後の審議となったものの、ペナルティは出されず。また、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)にニック・デ・フリーズ(アルファタウリ)が追突し2台がリタイアした件に関しては正式な調査の対象にもならなかった。
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サインツJr.はセーフティカー先導でファイナルラップを走り、4番手でフィニッシュした後、ペナルティを受けて12位まで順位を下げている。もしペナルティが取り消されれば、サインツJr.が4位を取り戻し、表彰台に上がったドライバー以外は順位を下げることになる。
角田裕毅(アルファタウリ)も繰り上がって10位入賞となっているが、彼とチームにとって待望の今季初ポイントの行方も、この件の結果次第となる。
フェラーリのフレデリック・バスール代表は、「FIAと協議中であり、FIAに報告書を送ったので、この協議の詳細については公表したくない」と語った。
「ただガスリー/オコンや、サージェント/デ・フリーズの件など、スチュワードの対応は同じではなかった。でも、コメントは避けたい」
異議の審査プロセスは、サウジアラビアGPでアロンソのペナルティにアストンマーチンが異議を申し立てた際と同じように、ふたつのステップがある。
まず、スチュワードは回答すべき事例かどうか、特に「重要かつ関連性のある新しい要素」があるかどうかを判断しなければならず、もし審査を進めると判断した場合は、その新しい証拠に基づいて決定を下すことになる。
バスールは「プロセスとしてはまず、我々の請願書を見て、このケースについて(審議を)再開できるか確認することになる」と語った。
「それから少し後に、同じスチュワードか次のスチュワードによって2度目のヒアリングが行なわれる」
「我々が期待しているのは、少なくとも彼らとオープンな議論をすることだ。同じコーナーで3つのケースがあり、同じ決断が下されないようなことはスポーツのためにも避けなければならない」
「最大の不満はカルロスのラジオでも聞いたと思うが、ヒアリングが行なわれなかったことだ。このケースは非常に特殊で、レースが実質終わっており、表彰台に影響しないことを考えれば、ガスリーとオコンのようにヒアリングを受けることが理にかなっていたと思う」
フェラーリが提出するであろう新たな証拠は、当時スチュワードがすぐに入手できなかった車両データを中心に展開されると考えられるが、バスールはその詳細を明らかにすることを避けた。
「しかし少なくとも、私やカルロス、チームにとっても議論を再開することは最初の一歩となる。その結果は、FIAが決めることだ。しかし私は議論を続けていくつもりだ」
「確かに、我々は決定の見直しを期待している。なぜならこれは、見直しを求める請願だからだ」
バスールは、接触に関する裁定は特に雰囲気に流されやすいと認めた。
「私は誰かを責めたくはない」と彼は語った。
「私はこの仕事を33年間やっているが、レース中の事故については往々にして、ドライバーによって異なるフィードバックと異なる結果がもたらされると思う」
「つまり、レース中に決断を下すのは難しいし、簡単な仕事ではないということだ。我々は常にレース中に決断を下すよう求めているんだ」
「今回のケースは赤旗が3回、リスタートが2回、最後はセーフティカー先導で走るという特殊なケースだった」
「オコンとガスリーの件は、もう少し違う扱いを受けているような気がしていたので、そこがフラストレーションの原因になっている」
バスールはFIAのヒアリングが行なわれるタイミングについて、次のように述べた。
「今の状況は、彼らが主導権を握っている。その要請を受けるか受けないかを決める最初のヒアリングを決めるのは彼ら次第だ」
「いつやるかも彼らが決める。(次戦アゼルバイジャンGPが開催される)バクーでやるかもしれないし、その前にやるかもしれない。我々は、バクーでは他のことに集中するため、その前に行なうことを希望している」
「レースの間に4週間あるのは事実だし、少し柔軟性がある。2年前、アルファロメオのキミ(ライコネン)のときは、次のレースでヒアリングをしたんだ」
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