車のボディカバーって必要?効果は・・・
愛車を停めておく駐車場が青空だったりすると、雨の後などすぐに埃まみれになってしまったりするものですね。それ以外にも、ただ置いておくだけでも愛車の敵は少なくありません。これでは洗っても洗ってもきりがないや・・・と思われたこともあるのでは。そんな時にボディカバーをかけておくのは確かに有効な方法かもしれません。かけたほうがいいの?かけないほうがいい?注意点は?選ぶポイントは?などなど。ボディカバーについてのあれこれについて考えます。
ピンからキリまで!一言でボディカバーといっても材質や作りによってさまざま
まずボディーに被せるボディカバー。実に様々な商品が売られています。しっかりと裏地が柔らかい素材になっていて、各モデル別に専用のカッティングを施したオーダーで作ってくれるもの。通気性のいいもの。とにかく価格勝負のもの。ボンネットを覆うなど、部分的なカバー。価格や用途でわけた方がいいかもしれません。
例えば最初に紹介した裏地のあるカバー。ボディーを傷つけないように柔らかい起毛の素材が貼られています。使ったことがありますが、確かに洗車後はいいものでした。
ただ、使用しているうちに自分には合わないと気付いたのです。なぜかというと、洗車直後はいいですが、すぐに汚れます。毎回毎回洗うわけにもいきません。しかしその状況でカバーをすると、その起毛の素材が埃を捉えてしまうのです。コーティングをしていたりするといいのですが、その埃が、カバーをかけるときや外すときにかえって傷のきっかけになりかねないということです。この手の高級カバーは、屋根下保管のクルマでそこの空気中に直接触れさせない、というような人がむしろ選ぶべきもののように感じたのでした。
また洗車をした後タイヤワックスをかけたり、自分でする方もいるでしょう。こちらもカバーをする観点では曲者です。半分ほどタイヤも覆われますので、ワックスがカバーの下地に付着することがあります。注意が必要ですね。
それから、どんなにいいものを買っても、ある程度消耗品である点は覚悟しておいた方がいいでしょう。突風で飛ばされたり、破けたり。汚れ以外にも劣化は避けられないようです。
私はそのあと、某欧米系有名ホールセール店で購入したもの(価格的にも今までのものよりかなり安く、品質的にも満足。)を使っています。こちらはおススメです。
ボディカバーをかけておけばそれで安心?
屋根付きガレージがおうちにある、というのは日本の住宅事情では難しいかもしれません。特に都市部ではどうしても近所の駐車場に青空駐車をする、と言う場面も少なくないでしょう。
しかしそこにクルマをそのまま置いておくのは、ちょっと気が引けるという方もいるかもしれませんね。そんな時に気になるのはボディカバーをかけてはどうかということではないでしょうか。
ボディカバーをかけておけば確かに雨風はしのげます。そうすれば雨の日の雨は実は水と言うより大気中の埃が上空から流されたようなものなので、埃まみれになることも防げるでしょう。また黄砂や、降雪時にもクルマに付着した雪よりは落としやすいということもあるかもしれません。
ですがボディカバーを考える際、もっと色々なことも考えておかねばならないと思います。例えばあまり車に乗らない方、むしろ湿気が蒸発しにくくなる可能性もあるのです。ボディカバーは密着していません。その隙間から雨水や湿気を帯びた空気が入り込むことは考えに入れておく必要があるでしょう。なので、通気性のいい素材でできているものを選ぶということが必要になるかもしれません。
また、カバーをかけっぱなしで駐車場にすらめったに行かない人。風の対策もしておきましょう。飛ばされてしまうこともあります。だいたい最近のものは、カバーを留める際に利用するヒモも付いていたりするものです。そのあたりのことも視野に入れて選ぶとよいでしょう。
自分に合ったものを選ぶ、が大前提の基本
背の高い軽自動車をはじめ、セダン用、ミニバン用など、大きさ、形別に既製品でも数多く売られていますので、それはしっかりと確認するようにしたいものですね。例えばマツダロードスターやホンダS2000のように幌型(オープンカー)のモデル用の幌の部分だけに覆いをするタイプのものも販売されています。
タイヤやオイルにはこだわる方も多いですが、もし必要でボディカバーを買う場合は、用途と、どこで使うか、どの車に使うか、どんなものを防ぎたいかなどを考えて選ぶとよいと思います。ボディカバーも案外奥深いですね。
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