特別なレンジローバー・スポーツの超贅沢な販売方法とは？──「RANGE ROVER SPORT SV Unlocked」をリポート

75台限定で販売されたランドローバーの特別仕様車「レンジローバー・スポーツSVエディションワン」の、顧客向けイベントに迫る！

レンジローバーと他ブランドとの違い

「クルマを探すときも、購入するときも、ともに生活をするときも、レンジローバーは素晴らしい体験を提供します」

これは、レンジローバーのグローバル・マネージング・ディレクターを務めるジェラルディン・インガムの発言だ。この春、来日中にインタビューをする機会があり、「レンジローバーと他ブランドとの違い」を尋ねると、いくつかの自動車会社でキャリアを積んだ彼女はこう答えたのだ。

そしてレンジローバーのとあるイベントを取材しながら、どんな場面でも素晴らしい体験を提供するという彼女の言葉を噛み締めた。

とあるイベントとは、「RANGE ROVER SPORT SV Unlocked」と銘打たれたもので、簡単に言うとレンジローバー・スポーツSVエディションワンの内覧会だ。日本に割り当てられた75台はすでに完売で、幸運にもオーナーになる方を招き、実車や内装素材を見ながら最終的な仕様を決めたり、新技術を理解してもらうというのがイベントの趣旨となる。

オーナーとなる人を招く前に、報道機関向けにこのイベントの取材会が開かれた。

場所は、東京都渋谷区の閑静な高級住宅街に位置する戸建てのスタジオ。扉を開けると、アットホームな雰囲気の部屋に通され、ソファに腰掛けたところでウェルカムドリンクが供される。

「RANGE ROVER SPORT SV Unlocked」はヨーロッパやアメリカなど、世界各地で開催される。ただしアジアは日本とドバイのみなので、ニューカレドニアから東京まで足を運ぶユーザーがいたり、インドからヴァーチャルで参加するユーザーもいた。ヴァーチャルの参加者には担当者がつき、1対1で丁寧に対応するという。

以下、オーナーの方が体験する順番通りに、本イベントを紹介したい。

以上が、RANGE ROVER SPORT SV Unlockedの全貌だ。たった75台しかつくられない特別仕様車のために、これほど充実したオーナー向けのイベントを開催したケースは今までなかったかもしれない。

確かに冒頭でのジェラルディン・インガムの言葉どおり、どんな場面でも素晴らしい体験を提供するのがレンジローバーであるのだ。

文・サトータケシ　編集・稲垣邦康（GQ）

Comments

レンジローバー スポーツ/D300にチョイ試乗致しましたが文句ない出来、レンジローバーならではの世界観を味わう事が出来ました。
欲しくなる1台ですが今も車幅ほぼ2mなのに2m超えの車幅になると予め出先の駐車場考えないと… この様な内覧会開催されるに相応しいクルマであり　
ヤッパリ欲しくなる、イヤイヤ欲しい1台でした。

こんな安い車に乗って何が面白いかな。
最上級でも3000万程度にしかならないので買っても意味がないよね。