MotoGPは、F1が導入したようなスプリントレースを実施することを検討しており、オーストリアGPの週末にチームと話し合いをする予定のようだ。
F1はレース週末を刷新するための試みの一環として、2021年からスプリントレースを実施している。土曜日にスプリントレースを実施し、日曜日の決勝レースのグリッドを決定するフォーマットを採用した。
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多少の改善点はあったものの、この試みはファンやチームに好評で、F1は2022年も3戦でスプリントレースを開催することを決定した。
MotoGPを運営するドルナ・スポーツは、Motorsport Networkと共同でグローバル・ファン調査を実施したが、その中でスプリントレース実施のアイデアが浮かび上がったようだ。
現在、MotoGPは2023年に向けてこのアイデアを推し進める計画を立てており、今週末のオーストリアGPで行なわれる金曜日のグランプリ・コミッション・ミーティングで議論されたようだ。
F1とは異なり、MotoGPは来季の全イベントでスプリントレースを開催し、メインのグランプリとは別の存在としておくというアイデアを検討しているという。MotoGPのスプリントレースは、メイングランプリの半分程度の距離で行なわれ、ハーフポイントが与えられることになる。決勝のスターティンググリッドは、今後も予選で決定され、スプリントレースの結果には左右されないと思われる。
そのため、フリー走行1回と日曜日のウォームアップはスケジュールから削られることになるようだ。
現時点では、このアイデアはMotoGPクラスのみに適用される予定であり、Moto2とMoto3の週末フォーマットは今のところ変更されない予定だ。
詳細はまだ決まっていないが、現在MotoGPに参戦しているほとんどのコンストラクターは、このフォーマット変更に賛成しているという。これが実現すれば、2013年に予選がQ1とQ2に分割されるようになって以来の、大きなフォーマット変更となる。
現在、MotoGPクラスでは毎週末に45分間の練習走行が3回行なわれ、その総合タイム順で予選Q2に直接進出するライダーとQ1を通過しなければならないライダーが決定される。予選の前には30分のFP4が行われ、Q1、Q2ともに15分ずつで行なわれる。
日曜日には20分間のウォームアップが行なわれ、その日の午後にグランプリの決勝レースが開催されるというフォーマットになっている。
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