F1第11戦ハンガリーGPは、スタート直後に多重クラッシュが発生。いきなり赤旗中断となった。
混乱の引き金を引いたのは、2番グリッドスタートのバルテリ・ボッタス(メルセデス)だ。ウエットコンディションのスタートで出遅れたボッタスは、ブレーキングゾーンで判断を誤り、ランド・ノリス(マクラーレン)に追突。弾き飛ばされたノリスのマシンはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、コントロールを失ったボッタスはセルジオ・ペレス(レッドブル)に接触した。
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結果的にボッタスの他、ノリスとペレスがリタイア。フェルスタッペンもマシン右側面に大きなダメージを負った。
クラッシュの原因はなんだったのか? そう問われたボッタスは、自身の判断ミスが原因だったと語った。
「言うまでもなく僕のミスだ。後ろにいたのは僕だから、早めにブレーキをかけるのは僕の責任だ。でも僕はブレーキングポイントを見誤ってしまった。ああいうコンディションでのブレーキングは簡単ではないことを示しているけど、もっと早くブレーキをかけるべきだったんだ」
「僕がブレーキをかけ始めた時にはすでに接近していて、ホイールをロックさせてランドにぶつかってしまった。それが全ての混乱の原因となった。あれは判断ミスで、僕のミスだった」
ノリスに抜かれたことで気が動転したのかと訊かれると、タイヤの温度が下がってしまっていたことも一因だったのではないかと述べた。
「少しはあったかもしれない。でもそれがレースというもので、僕はもっと早くブレーキをかけるべきだったんだ」
「ホイールスピンを起こしてしまって、フォーメーションラップで温度が下がってしまったみたいだ。見直してみる必要があるが、スタートが悪かったために、混乱を引き起こしてしまったのは明らかだ」
スチュワードは多重クラッシュの全面的な責任はボッタスにあると判断。第12戦ベルギーGPで5グリッド降格ペナルティをボッタスに科している。
「もちろん理想的ではないけど、少なくとも次のレースではオーバーテイクが可能なので、週末が終わったわけではない。より難しくなるだけだ。それが決定だから、仕方ない」と、ボッタスは付け加えた。
これでF1は4週間ほどの夏休みに突入する。この間に、メルセデスは2022年のドライバーラインアップを固めると見られている。
現ウイリアムズのジョージ・ラッセルが、ボッタスに代わってメルセデスのシートを得るのではないかと見られている中、ボッタスにとってハンガリーGPは重要なアピールの場となるはずだったのだ。
レース後にチーム代表のトト・ウルフと話をしたか訊かれ、ボッタスは「ああ、レースの後に。それほど多くは話さなかったし、特別なことは何もなかった」と答えた。
「”そのこと”については話さなかった。ひとつのレースが何かに影響するとは思わない。今後数週間でどうなるかみてみよう」
ボッタスはシーズン前半戦を振り返り、思い通りにいかなかったと吐露。しかし後半戦での巻き返しを誓った。
「思い通りにはいかなかった。少なくともここ数戦は、表彰台に上ったり、ポイントを獲得したりと、少しずつ良い方向に向かっているように感じていた。でもリタイアはこれで3回目、かなり多くのポイントを失っているので、あまり良い状態ではない。でも、レース数はまだ半分以上残っているから、これからも攻め続けていく。少なくともチームとしては、今日はレッドブルよりも多くのポイントを獲得することができた」
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みんなのコメント
トトの命令でわざと突っ込んだんだろ??
最低だわ、糞ボッタス!
メルセデスの言いなりポチ。