■JMSでも披露した「画期的バン」に期待!
ホンダとヤマト運輸は2023年11月から、新型「MEV-VAN Concept(エムイーブイバン コンセプト・以下MEV-VAN)を用いた実証実験を行っています。
10月28日に開催された第1回「ジャパンモビリティショー」でもMEV-VANを披露するなど、注目される新型軽商用バンですが、どのような特徴があるのでしょうか。
【画像】「えっ…!」 これが「超画期的な仕組み」です!(40枚)
ホンダとヤマト運輸はそれぞれカーボンニュートラルの実現や、温室効果ガス排出ゼロを目指す取り組みを行っており、2023年6月から8月にかけて24年発売予定の軽商用EV「N-VAN e:」を用いた実証実験を協業して実施していました。
この実験では、集配業務でEVを活用するにあたって、充電による待機時間や夜間の一斉充電による電力使用ピークの偏りなど、さまざまな課題が浮き彫りになり、バッテリーを交換するタイプの有用性が期待されていました。
こうした実験を経た結果、MEV-VANコンセプトが誕生したのです。
MEV-VANコンセプトはエクステリアこそN-VANシリーズとほぼ同一ですが、パワーユニットが異なっています。
同じEVのN-VAN e:とも異なるもので、「モバイルパワーパックe:」8本を助手席後ろの床下に搭載した電動パワーユニットで走る軽EVとなっています。
モバイルパワーパックe:は、2018年に初めてホンダの電動二輪車に採用されて以来、三輪電動スクーターなどにも搭載されるなど、用途を拡大している交換式リチウムイオンバッテリーです。
重さ10kg程度で縦298mm×横177.3mm×幅156.3mmと小型でありながらも、1314Whの大容量を実現しています。容易に交換が可能なほか、防水や耐衝撃といった高耐久性能も追求し、制御ユニットを搭載し起きた事象を記録できるなど、モビリティだけでなくさまざまな電源として活用ができるといいます。
MEV-VANはこのモバイルパワーパックe:を動力源に採用し、日中に太陽光発電で充電された交換式バッテリーを載せ替えて使うことで、充電待機時間の削減や電力使用ピークの緩和など、より効率的なエネルギーマネジメントの実現に貢献するといいます。
実証は11月から群馬県内で行われており、まずはMEV-VANを1台導入後、複数台を投入する予定です。
2023年10月28日から開催された第1回ジャパンモビリティショーでは、ホンダのブース内でN-VAN e:とMEV-VANを出展。MEV-VANは充電済みバッテリーを手軽に交換できるとあって、その実用性が注目されていました。
一方、MEV-VANの市販化については言及されておらず、現段階においても実証実験にとどまっているため、どのような結果を残すのか、また一般向けにも販売されるのか今後の動向にも期待が高まります。
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