現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アンダー300万円! マツダ「最上級SUV」“廉価グレード”は「必要装備」揃ってる!? 「CX-60」最安モデルの中身は

ここから本文です

アンダー300万円! マツダ「最上級SUV」“廉価グレード”は「必要装備」揃ってる!? 「CX-60」最安モデルの中身は

掲載 29
アンダー300万円! マツダ「最上級SUV」“廉価グレード”は「必要装備」揃ってる!? 「CX-60」最安モデルの中身は

■マツダ「最上級SUV」の「最廉価モデル」はどんな仕様?

 マツダの最上級SUV「CX-60」は、多数のSUVラインナップのうちでも上級モデルに位置し、高級素材を使用したり内装色もシックなものを設定するなど、高級感が高いSUVです。
 
 一方で、グレード展開も多彩なことも特徴で、最安モデルは300万円を切るものも存在します。

マツダ新型SUV「CX-9」登場! 4WDシステムが進化し約400万円から発売

 CX-60は2022年9月に登場。「ドライビングエンターテインメントSUV」をコンセプトとした2列シートSUVで、既存のマツダSUVよりもボディサイズが大きい「ラージクラス」に分類されるモデルです。

 ハンドリング性能の高い縦置きエンジン・後輪駆動のFRレイアウト採用に加え、なめらかなフィーリングを持つ新開発の直列6気筒エンジンやマツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を設定するなど、走行性能の高さが特徴です。

 エクステリアはマツダ共通の「魂動デザイン」をベースとしつつ、風格のあるフロントフェイスやロングノーズ・ショートデッキにより、力強さと生命感を表現しました。

 インテリアは幅広のインパネやドアトリムまで連続するデザインとしたほか、前後に貫き、FRプラットフォームであることを示す大型コンソールを備えています。

 グレード展開は4つのパワートレインをベースとし、内外装のコーディネートにより16パターンから選ぶことができます。

 このうち最も安いモデルがガソリンエンジンの「25S S Package」(2WD車)で、価格(消費税込)は299万2000円と、300万円を切っています。

 パワートレインは2.5リッター直列4気筒エンジン「SKYACTIV-G 2.5」を搭載し、188馬力・250Nmを発揮。これに8速ATを組み合わせています。

 エクステリアでは、サイドガーニッシュやフロント・リアバンパーロア、センターピラーなど、各部が無塗装樹脂となっており、上級グレードのピアノブラックやボディ同色と比べるとシンプルなイメージを与えます。

 ホイールも多くのグレードで標準装備されている20インチとは異なり、18インチの小ぶりなものを装着。無塗装パネルと相まって、上級SUVというよりもタフなSUVらしさが強まっています。

 インテリアでは上級グレードに用いられたインパネ加飾やドアトリムにあしらわれるウッドパネルや合成皮革、ステッチ入りクロス生地などは装備されず、ブラックの樹脂パネルとベーシックなクロスのみと外装同様にシンプルな構成です。

 フットライトやアンビエントライト(間接照明)、ドアカーテシランプなどのイルミネーションはオプション設定すらありません。

 シート本体もレザーではなくクロス地となるほか、パワーシートやヒーター・ベンチレーション機能も省略されています。

 先進運転機能も一部が削減され、右直事故回避アシストや前側方接近車両検知、緊急時車線維持支援、レーンキープアシストといったものがオプション設定となっています。

 一方で、360度モニターやアダプティブクルーズコントロール、標識認識システム、ブラインドスポットモニターといったベーシックなものは標準装備されており、最低限の必要装備は備わっているといえます。

 最上級グレードである「PHEV Premium Modern」「PHEV Premium Sports」と比較すると、その価格差は300万円以上にものぼり、半額以下の価格で購入することができます。

 あえてシンプルなグレードを選ぶことで自分なりにカスタムしたいという人や、自治体の公用車ニーズにも応えられそうな仕様になっています。

※ ※ ※

 なお、CX-60ではガソリンエンジン車だけでなく、直列6気筒ディーゼルターボモデル、PHEVモデルにもそれぞれ廉価グレードを設定。中級モデルと比較すると概ね50万円ほど安価な設定です。

こんな記事も読まれています

「ル・マン」は「メディアセンター」も24時間の戦い!? フランスの新聞社はおしゃべりも宴会も一流でした【みどり独乙通信】
「ル・マン」は「メディアセンター」も24時間の戦い!? フランスの新聞社はおしゃべりも宴会も一流でした【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
ヤマハ発動機、ロードスポーツ二輪「MT-03」「MT-25」に新色ダークグレー追加
ヤマハ発動機、ロードスポーツ二輪「MT-03」「MT-25」に新色ダークグレー追加
日刊自動車新聞
「俺のデモランを妨害した……幼稚だ」フェルスタッペン父の主張をレッドブルのホーナー代表が否定。“チーム外”からの雑音は意に介さず
「俺のデモランを妨害した……幼稚だ」フェルスタッペン父の主張をレッドブルのホーナー代表が否定。“チーム外”からの雑音は意に介さず
motorsport.com 日本版
新型ヴェゼルや新型フリードに適用! 300万画素カメラ搭載のスマホ連動型純正ドライブレコーダーが登場
新型ヴェゼルや新型フリードに適用! 300万画素カメラ搭載のスマホ連動型純正ドライブレコーダーが登場
くるまのニュース
ホンダは新型EV『N-VAN e:』のアウトドアカスタム「e: FUN」を展示…東京アウトドアショー2024
ホンダは新型EV『N-VAN e:』のアウトドアカスタム「e: FUN」を展示…東京アウトドアショー2024
レスポンス
ヴェイロンよりもゾンダよりも速かった「アポロ」ってナニモノ? 世界にたった10台&4億円超えのスーパーカーで復活したブランドの正体
ヴェイロンよりもゾンダよりも速かった「アポロ」ってナニモノ? 世界にたった10台&4億円超えのスーパーカーで復活したブランドの正体
WEB CARTOP
BMW 4シリーズクーペとカブリオレの一部改良
BMW 4シリーズクーペとカブリオレの一部改良
Auto Prove
レクサスESに「ブラックライン」、限定1000台で4年ぶりに復活…米2025年型
レクサスESに「ブラックライン」、限定1000台で4年ぶりに復活…米2025年型
レスポンス
アルファベット3文字だらけのクルマ用語……意味わからん! とりあえずこれだけ知っとけばOKの13用語を解説
アルファベット3文字だらけのクルマ用語……意味わからん! とりあえずこれだけ知っとけばOKの13用語を解説
WEB CARTOP
日産が新型「美麗セダン」発表に大反響! 6速MT設定&ド迫力顔に「超カッコイイ」の声! 顔面刷新の「セントラ」智に登場
日産が新型「美麗セダン」発表に大反響! 6速MT設定&ド迫力顔に「超カッコイイ」の声! 顔面刷新の「セントラ」智に登場
くるまのニュース
「WM」の意匠とブラック基調で精悍・オシャレにイメチェン! トライアンフ×White Mountaineering初のコラボカスタムを発表
「WM」の意匠とブラック基調で精悍・オシャレにイメチェン! トライアンフ×White Mountaineering初のコラボカスタムを発表
バイクのニュース
リカルド、僅差で角田裕毅に敗れSQ1敗退「あとちょっとだったから悔しい」RBのマシン仕様変更にはまずまずの評価
リカルド、僅差で角田裕毅に敗れSQ1敗退「あとちょっとだったから悔しい」RBのマシン仕様変更にはまずまずの評価
motorsport.com 日本版
ホンダ『シビック・ハイブリッド』、2025年モデル生産開始…カナダ工場
ホンダ『シビック・ハイブリッド』、2025年モデル生産開始…カナダ工場
レスポンス
マクラーレンF1、火災の影響によりオーストリアでは仮設モーターホームを使用へ。代表はライバルやFIAの支援に感謝
マクラーレンF1、火災の影響によりオーストリアでは仮設モーターホームを使用へ。代表はライバルやFIAの支援に感謝
AUTOSPORT web
全車がほぼ1列の大接戦を、アルピーヌ育成ツォロフが制す。スプリントレース2勝目|FIA F3シュピールベルグ スプリントレース
全車がほぼ1列の大接戦を、アルピーヌ育成ツォロフが制す。スプリントレース2勝目|FIA F3シュピールベルグ スプリントレース
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「斬新軽バン」実車初公開! フラット内装×テーブル・チェア搭載!? どこでも仕事場な「N-VAN e:」登場
ホンダ新型「斬新軽バン」実車初公開! フラット内装×テーブル・チェア搭載!? どこでも仕事場な「N-VAN e:」登場
くるまのニュース
F1第11戦木曜会見:フェルスタッペンが来季の動向に言及。「F1内外」で選択肢検討のサージェントと「F1だけ」の周
F1第11戦木曜会見:フェルスタッペンが来季の動向に言及。「F1内外」で選択肢検討のサージェントと「F1だけ」の周
AUTOSPORT web
【国内試乗】国内導入第3弾はミッドサイズのスポーツサルーン「BYDシール」
【国内試乗】国内導入第3弾はミッドサイズのスポーツサルーン「BYDシール」
LE VOLANT CARSMEET WEB

みんなのコメント

29件
  • この車には、車格や新エンジンの信頼性、足回りの完成度、質感なんかを考えると、このグレードが一番シックリくるんじゃないですかね。
    ある程度熟成された信頼性のあるガソリンエンジンで、FR、8ATで300万円、内装もそれなりとなれば、CX-5を買うよりはお買い得という感じがします。
  • 廉価グレードの記事なら画像も統一してくれよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

322.3567.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.9646.3万円

中古車を検索
CX-60の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

322.3567.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

248.9646.3万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村