2024年「辰」の名が付くクルマを探してみたッ!! お正月らしく「十二支がらみの車名」一挙見せ！

　2024年、新しい年が始まったところで新春らしく、ベストカーでも干支の話といきましょう。クルマの車名をチェックすれば、そこに干支そのものがあったり、干支が隠れたりしている。一部こじつけもあるけど（汗）、「十二支と車名の関係性」、一挙ご案内。さぁ、いってみよう!!

文：ベストカーWEB編集部／写真：三菱自動車、スズキ、光岡、ホンダ、日産、ランボルギーニ、ポルシェ、VW、カイザー・フレーザー、フェラーリ、ダッヂ、オペル、ポーランド共和国国防省、写真AC

■寅（トラ）はマカンにティグアン、「傲虎」なんていうのもある！

　車名のなかに見え隠れしている十二支。ま……、めでたいお正月なので、たまにはこんなゆる～いテーマの記事もいいかな～と思い、新年早々お伝えしていきますよ～。

　まずは子。子（ネズミ）といえば三菱トッポでしょ～。イタリア語で「トッポ」はネズミの意味。トッポの名が付く懐かしのキャラクター、いましたね！ それにしても三菱トッポ、今見るとガラスエリアが極端に広いっスね。

子（ネズミ）といえば三菱トッポじゃ。ずっと見ているとネズミさんに見えてきた！

　次は丑。丑（ウシ）ならすぐこのエンブレムが頭に浮かぶ、ランボルギーニ！ 「闘牛」が由来にある車名とのことで、猛々しいエンブレムを見ると気分がアゲアゲになりますな～。もうね、クルマ界におけるウシはランボルギーニ一択で決まり！

丑（ウシ）ということでランボルギーニのご登場です～。カッチョいい

　寅（トラ）は車名のなかに数多くいるんですよ。まずはポルシェマカン。「マカン」はインドネシア語でトラの意味。VWティグアンの「TIGUAN」はトラとイグアナの造語なんだけど……、トラとイグアナがミックスされた生き物を想像したら……微妙ですな（汗）。

寅（トラ）ならVWティグアン。「TIGUAN」はトラとイグアナの造語なんスね

　さらにスバルレガシィアウトバック。こちら、スバルレガシィは中国で「傲虎」という名前で販売されているので、登場させていただきました～。「傲慢なトラ」っていったい……。

　まだあります。ややマニアックなオペルティグラ（下写真）。車名のTIGRAはラテン語でトラの意味。ヴィータをベースにした個性的な2ドアクーペで、日本でもちゃんと販売されたモデルだ。

TIGRAはラテン語でトラの意味とのこと。超個性的な小さなクーペですな

■「ラパン」（卯）に「オロチ」（巳）。車名は干支だらけじゃ!

　どんどんいきましょう。続いては卯（ウサギ）。これはもうスズキアルトラパンでしょう！ フランス語で「ラパン」はウサギの意味。ウサギのテイストどおり、アルトラパンは可愛らしさ全開。クルマのエクステリアや内装に「隠れウサギ」がたくさん潜んでいるのも楽しい～。

卯（ウサギ）はこちら。「ラパン（ウサギ）」のイメージそのものをいっている感のアルトラパンですね

　そして2024年の干支、辰（龍）の登場じゃ～。龍やドラゴンの名が付く車名……。苦労したけどありました～。アメリカのメーカー、カイザー・フレーザー社のドラゴンだ。下写真のように、古き良きアメリカ～ンな香りがするこのクルマは1950年代に2000台生産されやモデルとのこと。

これがカイザー・フレーザー ドラゴンじゃ。車名に「辰」があるのは珍しいんですよ

　巳（ヘビ）といえば光岡のオロチ！ 今見ても斬新なデザインで格好いい～。光岡のほかのモデルのようにベース車はなく自社製のフレームで作ったところも、オロチ特有の世界観があるし、人気があるゆえん。

巳（ヘビ）ならこれしかないでしょう。光岡オロチ、顔がオロチっぽいですね

　また巳（ヘビ）なら、シェルビーコブラもありますね！ こちらも格好いい。

　午（ウマ）といきましょう。瞬時に思い浮かんだのがフェラーリのエンブレム「跳ね馬」。車名のなかに潜むウマではないけど、ま、世界中の憧れということでフェラーリで決まり！

午（ウマ）をイメージするものはフェラーリのエンブレムしかない！ こちらはラ・フェラーリ

■どこか「のんびりムード」の未（ヒツジ）由来の車名はあるのか？

　未（ヒツジ）。ヒツジさんには申し訳ないけど、どことなくノホホ～ンとしている感じのヒツジ。そんなのんびりムードの車名なんてあるのか？ と思ったら、ありました～。ダッヂ ラム。しかも写真のとおり、ノホホ～ンどころか厳ついクルマじゃないですか！ ヒツジさん、ごめんなさい。

未（ヒツジ）から連想したのがダッヂラム。この押し出し感強い顔はヒツジというよりウシですな

　続いては申（サル）。こちらも……うむむと、サルがらみの車名がすぐに浮かばない（汗）。ということで二輪車になるけど、ホンダモンキーに登場いただこう。

二輪車になるけど申（サル）ならコレ、ホンダモンキー。こちらは50周年記念モデル

　さらに、カーナビではパナソニック「ゴリラ」というのもありますね！

　お次は酉（トリ）。これはもう日産ブルーバードでしょう！ あの桜田淳子ちゃんの歌にも「青い鳥」はありましたね～。

酉（トリ）は日産ブルーバードですな。「ブルーバード、おまえの時代だ！」。ジュリー～～!!

■三菱パジェロJr.フライングパグに潜むのは「犬」じゃないか！

　そして犬（イヌ）。ややマニアックなところでは、三菱パジェロJr.フライングパグ（パグ犬ということで……）。現行モデルではホンダフィットが「柴犬」をイメージしてフロントデザインを創作したとされていますねぇ。

　でも、犬（イヌ）ならやはりコレでしょう。ホンダシティターボ2。「ブルドッグ」の愛称が付けられていましたので。うん、今見ても存在感あり!!

愛称ブルドッグから犬（イヌ）年代表として登場願った。とっても「ワン」ダフル！

　最後は亥（イノシシ）だぁ～。……が、イノシシがらみの車名を探すのはマジで苦戦。そんなこともあり、ポーランド国防省の車両、AMZ DZIKにご登場いただいた。

最後は「変化球技」でポーランドのAMZ DZIK。 ずっと見ているとイノシシに見えてきた～

　ポーランド製の多目的歩兵車両で、DZIKは「ヂク」と読むそうだ。そしてDZIKは、ポーランド語でイノシシの意味という。

　……以上。十二支がらみの車名のご案内、これにて終了。2024年は辰（龍）のように上へ伸びあがる一年でありたいですね～!!

Comments

[kyo********]

鼠……ランチア・デドラの「デドラ」は、英語圏ヘそのまま持ってくと、死んだ鼠のように聞こえる。
馬……エンブレムしか挙げられてないけど、マスタング、コルト、ポニー、スタリオン
蛇……ダッジ・バイパー
酉……鳥類一般も含めるなら、イーグル、ファルコン、等
亥……ブタけつ

[藍流頓瀬奈]

蛇といえばアルファロメオ。エンブレムに「敵を飲み込む大蛇」がデザインされている。
午（馬）ならポルシェもお忘れなく。実はこの馬、源流はポルシェもフェラーリも同じ馬（ドイツ・シュトゥットガルト市の紋章）って逸話も残ってるのは皆さんご存知の通りですね。