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3列7人乗りEVで、市販化へ フォルクスワーゲン・ルームズ・コンセプト 上海ショー

掲載 更新
3列7人乗りEVで、市販化へ フォルクスワーゲン・ルームズ・コンセプト 上海ショー

もくじ

ー I.D.ルームズ 実車写真7枚
ー Bピラーレス 内装は?
ー スペック/航続可能距離/充電時間

『フォルクスワーゲンI.D.ルームズ・コンセプト』すべての画像をみる

I.D.ルームズ 実車写真7枚

フォルクスワーゲンは、I.D.コンセプト・シリーズの最新モデル「Roomzz(ルームズ)」を上海モーターショーに先駆けて公開した。AUTOCARではその実車を撮影することできたのでご紹介しよう。

今回のコンセプト・モデルと同等のサイズ/形状で、2021年にデビューする予定だという。

2020年代後半にはEVのリーディングメーカーを目指す同社にとっては、重要なモデルで、量産仕様の発表を控えたI.D.クロス、同クーペの上位に位置することになる。

最大のポイントは、トゥアレグ(全長×全幅×全高:4915×1890×1760mm)よりも広い車内空間だ。

車体構造はMEBプラットフォームを採用。ホイールベースは2965mm。つまり、I.D.クロスよりも192mm長く、I.D.バズよりも135mm短いことになる。

外観は、フロントフェイスを囲むような水平のイルミネーションが特徴となっている。ヘッドライトの縁まで続き、車体のワイド感を強調。また、「VW」のエンブレムも点灯し、われわれの調べでは法規が許す市場では、オプションとして設定される見込みだ。

Bピラーレス 内装は?

I.D.ルームズ・コンセプトのボディサイドについては、サイドミラーが存在せず、代わりに前ドアの前端部に控えめなアームとともにカメラを設置。フロントドアは前方に、リアドアは後方にスライドし、ドア開口部はピラーレスの大きな空間となる。

また、ルーフには2基のライダーユニットを設置。レベル4の自動運転システムを構成する。空力を追求して、サイド・ウインドウがほぼ面一に仕上げられているのも最新EVらしいところ。

内装は、さながらフォルクスワーゲンの先進運転支援機能のショールームだ。ステアリングホイールは、デジタル表示型。完全自動運転モードを乗員が選択した場合には、ダッシュボードのなかに姿を消す。

また、13.8インチのデジタルメーターを備えるほか、ARヘッドアップディスプレイを装備。シートは、コンセプトカーでは独立4座となるが、市販仕様では最大3列シートの7人掛けになると、フォルクスワーゲンは認めている。

スペック/航続可能距離/充電時間

I.D.ルームズ・コンセプトの駆動力は、すでに発表されているI.D.ビジョンと同じエレクトリック・ドライブトレインを採用。

システム最高出力:306ps
前モーター最高出力:102ps
後モーター最高出力:204ps

システム最大トルク:45.7kg-m
前モーター最大トルク:14.2kg-m
後モーター最大トルク:31.5kg-m

ドライブモードによっては、後輪駆動にもできるし、AWDにもできる。0-100km/h加速は6.6秒。最高速度は180km/hだ。

バッテリー容量は82kWhで、フラットなフロアの内部に設置。これこそがMEBプラットフォームの真価だ。航続可能距離はWLTPモードで450km。150kWの急速充電システムを使うと、80%まで充電するのに「およそ30分」を要するのみだという。

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