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ナンパなビートに硬派なカプチーノ! AZ-1はオタク感! 懐かしの軽スポーツ「ABCトリオ」がカタログも個性派トリオだった
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本格スポーツカーのエッセンスを軽自動車で味わえた

 まるで「花の中三トリオ」か「新御三家」(いずれにしても古ッ!)のようだが、クルマ好きの間で「ABCトリオ」といえば、「AZ-1」、「ビート(Beat)」、そして「カプチーノ(Cappuccino)」の3台のことね、と通じる。登場順に並べ直すと、1991年5月のホンダ・ビート、同年10月のスズキ・カプチーノ、1992年10月のオートザムAZ-1となり、さらに10年後の2002年には、ダイハツからオープン2シーターの「コペン」も登場している。いずれにしても、今では考えられない夢のような時代とクルマたちだった。

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みんなのコメント

14件
  • あらためてカプチーノを見てみると、軽の枠内にもかかわらず
    より上級のスポーツカーのように「ロングノーズ・ショートデッキ」に
    デザインされた車体が、実に美しく感じます。
    今となってはコペンのように電動で格納するルーフトップがありますが、
    タルガトップ⇔Tバー(風)トップ⇔フルオープンと自由にコンバートできる
    カプチーノのルーフトップ設計も、当時としてはかなり凝ったものでした。
    少数ながら欧州に輸出されたカプチーノが、現地の目の肥えたスポーツカー
    ファンの人々に好評をもって迎えられたのも、もっともだと思います。
    カプチーノは、平成のABCトリオの中で最も本格派の一台だと思います。
  • カプチーノは発売を待って購入した。スズキのディーラーだったのでキャラも選択肢にあったが運転姿勢が合わないと思いカプチーノにした経緯ある。当時としてはかなり高額で160万は現金で支払った。そして軽自動車ならではの取り回しが本当に“意のままに走る”みたいな感じで乗っていて楽しかった。初めての車検では軽自動車検査協会に持ち込んで受けたものの最低地上高が低くラインの機器に腹下が接触してしまい「違法改造車だ!」と言われ、ディーラーの人間を呼び出し説明をさせてカタログと照らし合わせ計測し、問題無しとの結論に達して漸く合格。半日以上の時間を費やした。リクライニングは殆どできなくて大変だったが関東から鈴鹿サーキットまで行ったり荷物は最低限で結構長距離も出掛けたものだった。鮮明な記憶に残る1台である。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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