本格スポーツカーのエッセンスを軽自動車で味わえた
まるで「花の中三トリオ」か「新御三家」(いずれにしても古ッ!)のようだが、クルマ好きの間で「ABCトリオ」といえば、「AZ-1」、「ビート(Beat)」、そして「カプチーノ(Cappuccino)」の3台のことね、と通じる。登場順に並べ直すと、1991年5月のホンダ・ビート、同年10月のスズキ・カプチーノ、1992年10月のオートザムAZ-1となり、さらに10年後の2002年には、ダイハツからオープン2シーターの「コペン」も登場している。いずれにしても、今では考えられない夢のような時代とクルマたちだった。
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みんなのコメント
より上級のスポーツカーのように「ロングノーズ・ショートデッキ」に
デザインされた車体が、実に美しく感じます。
今となってはコペンのように電動で格納するルーフトップがありますが、
タルガトップ⇔Tバー(風)トップ⇔フルオープンと自由にコンバートできる
カプチーノのルーフトップ設計も、当時としてはかなり凝ったものでした。
少数ながら欧州に輸出されたカプチーノが、現地の目の肥えたスポーツカー
ファンの人々に好評をもって迎えられたのも、もっともだと思います。
カプチーノは、平成のABCトリオの中で最も本格派の一台だと思います。