■パンクによる早期のタイヤ廃棄を防ぐことでエコにも貢献
ミシュランとゼネラルモーターズ(GM)は、世界の持続可能なモビリティを目指す「Movin’On(ムービング・オン)2019 サミット」で、乗用車向けの新世代エアレスホイールテクノロジー「ミシュラン アプティス・プロトタイプ」を発表しました。
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また両社は、「シボレー ボルト EV」などの実験車両にアプティスを装着して実証実験を行い、早ければ2024年に乗用車向けモデルを発売する予定としています。
ミシュラングループ CEO フロラン・メネゴー氏は次のようにコメントしました。
「アプティス・プロトタイプは、持続可能なモビリティの未来に貢献するミシュランのビジョンが実現可能な夢であることを示しています。
モビリティの変革という大きな目標を共有できるGMのような戦略的パートナーと連携することにより、ミシュランは未来をつかみ取ることができるのです」
ゼネラルモーターズのグローバル・パーチェシング・アンド・サプライチェーン担当シニアバイスプレジデント スティーブ・キーファー氏は以下のように述べています。
「ゼネラルモーターズはアプティスが持つ可能性に大いに期待し、この画期的なテクノロジーに関してミシュランと提携することを嬉しく思っています。
アプティス・プロトタイプは自動車産業の未来を示すプロダクトであり、当社がパートナーとして提携し、変革を遂げることが当社の顧客に利益をもたらすものであると信じています」
※ ※ ※
現在、世界中で毎年約2億本のタイヤがパンクや路上の障害物による損傷、偏摩耗を引き起こす不適正な空気圧などにより、寿命よりも早い段階で廃棄されているといわれています。アプティス・プロトタイプは早期のタイヤ廃棄を防ぐことで、環境保全に貢献することも期待されています。
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