J.D.パワージャパンが、2020年の日本自動車初期品質調査の結果を発表しています。品質といっても、この調査の対象となるのは新車購入後2~9か月を経過したユーザーであって、耐久的な品質ではなく、クオリティコントロールに起因する初期トラブルの少なさや、期待と異なる部分、実際にオーナーになってわかった使いやすさなどが主に影響する調査といえます。
毎年続いている調査ですが、2020年の結果をみるとブランド別ランキングでホンダが初のトップになったのがニュースです。
●ブランド別ランキング
1位:ホンダ
2位:日産
3位:ダイハツ
原動力となったのはフルモデルチェンジした「フィット」で、こちらもコンパクトカー部門での顧客満足度トップとなっています。
●コンパクトカー部門
1位:ホンダ フィット
2位:スズキ ソリオ
3位:トヨタ パッソ
もっともJ.D.パワーの調査でトップだったからといってクルマとして優れているということにはならないのですが、フルモデルチェンジして初めての調査でトップに立ったというのは、品質管理がうまくいっていることの証といえそうです。
同じ鈴鹿製作所で作っている「N-BOX」の評価も気になるところですが、軽自動車部門のトップ3にその名前を確認することができます。
●軽自動車部門
1位:ダイハツ ムーヴキャンバス
2位:ホンダ N-BOX
3位:ダイハツ ミライース
ちなみに1位の「ムーヴキャンバス」はスライドドアのハイトワゴンというオンリーワンの商品企画で、J.D.パワーの各種調査では常に軽自動車部門において高い評価を得ているモデルとして知られていますが、2020年の調査でもトップを堅守しました。
ちなみに、セグメント別ランキングはほかにミッドサイズ部門、ミニバン部門とありますが、その結果は次のようになっています。
●ミッドサイズ部門
1位:スバル XV
2位:ホンダ シャトル
3位:トヨタ プリウス
●ミニバン部門
1位:トヨタ ノア
2位:日産 セレナ
3位:トヨタ ヴォクシー
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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みんなのコメント
社名、車名が出ていないメーカーがあるな