F1モナコGPは1950年から開催カレンダーに組み込まれてきた伝統の一戦。世界三大レースのひとつに数えられるこの華やかなグランプリの主催者は、2023年以降もF1にとどまり続ける自信がある様子だ。
歴史あるモナコGPの将来については、近年になって不安の声が上がるようになった。これはF1が様々な開催地候補から強い勧誘を受け、マイアミやラスベガスといった新たな開催地でのレースを増やしている一方で、モナコGPは伝統的に開催権料を支払っていないことが発端となっていた。
■なぜF1は“眠らない街”ラスベガスを目指すのか。土曜日に決勝レースを行なう理由は?
F1のステファノ・ドメニカリCEOは最近、レースがカレンダーに留まり続けるには「もはや”血統”だけでは不十分」であり、新たなイベントの到来によって「伝統あるグランプリのオーガナイザーはそのクオリティレベルを上げる必要に直面している」と警告とも取れる言葉を発した。
つい最近、F1は2023年からラスベガスGPを開催することを発表した。その後マクラーレンのザク・ブラウンCEOはロイター通信に対して「(モナコGPは)その他のグランプリと同様の商業条件になる必要がある」と語り、現代のF1マシンに即したトラックレイアウトを考慮することが必要だとも述べるなどしていた。
モナコGPの現行契約は2022年の開催を最後に満期を迎える。前述のような状況から2023年以降の開催には懸念も持ち上がってきているが、主催するモナコ自動車クラブのミシェル・ボエリ会長は契約延長を確信していると主張した。
「ニュースで読んだものについてだ。そこには2022年のイベント以降、早ければ来年にも我々がグランプリを開催し続けることに苦労するかもしれないと書かれていた」
「リバティ(F1のオーナー企業)が要求する費用はモナコにとって高すぎるモノであり、グランプリはもう開催できないだろうと、そう示唆されていた」
「しかしそれは真実ではない。我々は依然として彼らと交渉中だし、これから契約にサインしなくてはならない」
「私は2022年以降もグランプリが開催され続けることを保証できる。3年契約になるか、5年契約になるかは分からない。しかしそれは細かい部分にすぎない」
F1は2023年から前述のラスベガスGPやカタールGPがカレンダーに加わるなど、開催カレンダーは増加の一途を辿っている。
ドメニカリCEOはF1の新規市場開拓につながるイベントと、シリーズの歴史的な開催地のバランスをとるという目標を明確にしており、いくつかの開催地を持ち回り制にすることにも前向きだ。
なお欧州におけるグランプリの中では、来年で契約が終了するフランスGPの先行きが最も不透明だと見られている。
2022年のモナコGPは5月29日に開催される。今シーズンは伝統的な木曜日のセッションスタートではなく、通常の金曜スタートのスケジュールへと変更されている。
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