■「センチュリーGRMN」は白と黒の二台存在
東京オートサロン2019には、例年通りロールスロイスやメルセデス・ベンツのSクラスなど高級セダンが多数出展されていましたが、その中でとくに注目をされていたのは、TOYOTA GAZOO Racingのブース内に出展されていた「センチュリーGRMN」でした。
箱根駅伝で「白い派手なセンチュリーが走ってる!」とSNSでも話題 実はトヨタ社長の特注車
この「センチュリーGRMN」は、東京オートサロン2019の会場に出展されたカスタマイズカーから優秀車両を選ぶ、東京カスタムカーコンテストにおいて、セダン部門の優秀賞に選ばれたモデルです。
以前より、ホワイトの「センチュリーGRMN」は、豊田章男社長がイベントなどに移動する際に目撃されたり、箱根駅伝で大会本部長車として使用されたりするなど話題のクルマとなっていましたが、今回新たにブラックの「センチュリーGRMN」がお披露目されました。
ちなみに、GRMNとは、世界一過酷なコースと言われ、世界中の自動車メーカーが車両開発を競うドイツ・ニュルブルクリンクを舞台に、「クルマの味づくり」を続けているGAZOO Racingがその活動の中で、企画・開発、そして味付けしたコンプリートカーブランドです。
GRMNとして発売されたモデルは、ヴィッツ、マークX、86、IQなどがありますが、これまでのモデルは、ドライバーが楽しめるクルマが多く、ショーファーカーであるセンチュリーは異色のため、今回注目されていました。
また、「センチュリー」の標準のカラーリングは、神威(かむい)エターナルブラック、摩周(ましゅう)シリーンブルーマイカ、飛鳥(あすか)ブラッキッシュレッドマイカ、精華(せいか)レイディエントシルバーメタリックの4色のみ設定されています。
ホワイトの「センチュリーGRMN」が目撃された際に、注目されたのはもちろん「GRMN」仕様という点もありましたが、ホワイトという設定がなく特別なカラーが採用されていた点もありました。
今回、ホワイトに加えてブラックが出展されたので、他の標準カラーの青、赤のバリエーションはあるのか、また今後作る予定があるのかを説明スタッフに伺ったところ、残念ながら、ブラックとホワイトの2色しかなく、他のカラーも作る予定はないとのことでした。
このブラックの「センチュリーGRMN」ですが、実は販売する予定のモデルやコンセプトカーという位置づけではなく、役員の移動に使われている社用車とのことで、実際に年始の社内行事での役員の移動に使われたとのことでした。そのため、東京オートサロンの出展車両では珍しく、タイヤはスタッドレスタイヤが装着されていました。
話題のクルマなので市販される可能性はないのかと伺ったところ、グリルなどは成形品ではなく、削り出しで作られ、スポイラー類も量産とは違う試作品のような手作りで作られているため、このまま量産することは難しいとのことでした。
2019年10月22日に行われる新天皇の皇位継承のパレードでは「センチュリー」のオープンカーも登場する予定です。来年の東京オートサロンでは「センチュリーGRMN」のオープンモデルなどの登場も期待したいですね。
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