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新世代「MINI」第3弾は電気自動車専用モデル!新型クロスオーバーEV「エースマン」が登場

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新世代「MINI」第3弾は電気自動車専用モデル!新型クロスオーバーEV「エースマン」が登場

ビー・エム・ダブリューは、全く新しい電気自動車専用のクロスオーバー・モデル「MINI ACEMAN(エースマン)」を、2024年6月6日より販売開始した。納車は、2024年第4四半期以降を予定している。

英国のプレミアム・ブランドMINIに新たにラインアップされるエースマンは、全く新しい電気自動車専用モデルとして誕生する。全てのMINIモデルは、新世代モデルへ生まれ変わっており、第一弾としてMINI COUNTRYMAN(カントリーマン)、第二弾としてMINI COOPER(クーパー)が誕生しているが、新型MINIエースマンは第3弾モデルとなる。

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この新型MINIエースマンは、MINIクーパーと同様にプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントに位置付けられ、現代のいきいきとしたシティ・ライフにマッチする、洗練されたデザインに包まれたボディー、最大1,005リッターまで拡張可能なラゲッジ・スペース、5名乗車を可能とした広い車内空間を実現している。コンパクトなデザインと目を惹くMINIらしいディテールを融合させた、同ブランド史上初となる電気自動車のシティ・クロスオーバーとなる。

ミニマルなエクステリアデザイン

新型MINIエースマンは、新しいMINIデザイン言語により、ブランドのデザインDNAを継承しつつ、MINIの本質的な価値への真摯な姿勢が、明瞭かつ流麗にモデル化されている。新しいMINIのデザイン言語は、「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれているカリスマ的シンプルさにより、コンポーネントの数を減らすことで、シンプルなデザインにする事にフォーカスし、感情的かつ直感的に感じ取れるアイデンティティが生まれている。

MINIエースマンは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインを採用している。全く新しくデザインされたLEDヘッドライト、際立つフロント・グリル、複雑な八角形の輪郭をもつフロント・グリルが相まって、フロント・フェイス・デザインを形作っている。

また、重要なものだけを残したクリーンなサーフェスが特徴的であり、ボンネット・スクープ、サイド・スカットル、ロッド・アンテナ等を廃止し、フラッシュ・ドア・ハンドルおよびフィン・アンテナを採用している。

さらに、3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャー・ライトやWelcome/Good-byeライトの採用など、新世代に相応しいMINIらしいギミックを新たに導入している。

デジタル化されたインテリアデザイン

新型MINIエースマンの広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、前方のヘッドアップ・ディスプレイおよび円形有機ELセンター・ディスプレイに映し出される。

様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現している。

さらに広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を採用している。リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、新型MINIエースマンの新しいインテリアは、温かみのある新素材によって作られている。

なお、最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形有機ELセンター・ディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備している。

スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メイン・メニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろんの事、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エア・コンディショナー、各種設定等々、すべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで実施する。

さらに全車標準装備のMINIエクスペリエンス・モードにより、新型MINIエースマンでは、インテリアの雰囲気を一変させることが可能である。ダッシュボード上に最大8パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化する。

各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択することが可能となっている。これらの新たな機能は、個性を活かす手段ともなり、例えば、パーソナル・モードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができ、また、ビビッド・モードを設定すると、流れている音楽のカバー・アートの色に合わせたライト・エフェクトが25色の中から自動で選定され、ダッシュボード上に投影される。この新たな没入感のあるユーザー体験により、新型MINIエースマンのインテリアにさらなる表現力を与えている。

パワートレインおよびドライビング・ダイナミクス

新型MINIエースマンは、ゴーカート・フィーリングを感じさせるスポーティなキャラクターを持つシャシー・システムが採用され、アクセル・ペダルの踏み込みに対する電気モーターの反応を高めることで、最高のドライビング・ダイナミクスを提供する。同時に、乗り心地の面においても高い完成度を誇っており、乗員に快適なドライビングを提供する。

また、MINIエクスペリエンス・モードにより、カスタマイズされたドライビング・エクスペリエンスが提供され、ドライバーは、コンフォートなドライビングを可能とするコア・モード、スポーティなゴーカート・モード、高効率なグリーン・モードの3つより、選択する事ができる。

■MINIエースマン E

MINIエースマン Eは、最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つ電気自動車であり、停止状態から時速100kmまで、僅か7.9秒で到達する。収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は126.0Ah/42.5kWh を確保し、一充電での走行可能距離は310kmとなる。

【主要諸元】
全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm、最高出力135kW、最大トルク290Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量126.0Ah/42.5kWh、一充電走行距離310km

■MINIエースマン SE

MINIエースマン SEは、最高出力160kW、最大トルク330Nmを発揮する電気モーターを前輪に持つ電気自動車であり、停止状態から時速100kmまで、僅か7.1秒で到達する。収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は54.2kWhを確保し、一充電での走行可能距離は406kmとなる。

【主要諸元】
全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm、最高出力160kW、最大トルク330Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量136.0Ah/54.2kWh、一充電走行距離406km

【メーカー希望小売価格】

MINIエースマン E 4,910,000円(税込)
MINIエースマン SE 5,560,000円(税込)

※右ハンドル仕様

関連情報:https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/all-electric-mini-aceman.html

構成/土屋嘉久

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