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【あのラジコンを実車化】タミヤ・ワイルドワンがオフロードEVに 自宅で組み立ても可能

掲載 更新 2
【あのラジコンを実車化】タミヤ・ワイルドワンがオフロードEVに 自宅で組み立ても可能

後輪駆動、2シーターのオフローダー

text:Jack Warrick(ジャック・ウォリック)

【画像】乗って楽しい、見て楽しい【ヘビーデューティーなオフロード車5選】 全169枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

アストン マーチンDB5やブガッティ・タイプ35など、伝説的なクルマのダウンスケール・レプリカで知られるリトル・カー・カンパニーは、タミヤのラジコンカー「ワイルドワン」を、10分の8スケールのオフロードEVとして復活させている。

ワイルドワン・マックスと名付けられたこのモデルは、1980年代に人気を博したワイルドワンを実車化したもので、全長3.5m、全幅1.8m、重量250kgの後輪駆動の2シーターとして2022年に登場する予定だ。

ワイルドワン・マックスは、回生ブレーキやデジタルメーターなどの最新技術を搭載するほか、スペースフレーム・シャシーを中心に、コイルオーバー・サスペンション、15インチのオフロードタイヤ、ディスクブレーキを装備している。

最高出力5.5psの電気モーターを搭載し、最高速度は48km/h、最大航続距離は40kmとなるが、オプションのモジュール式パワーパックを装着することで性能をアップさせることができる。ドライブモードは「ノービス」、「エコ」、「レース」の3種類が用意されている。

デカールで装飾も可能

身長160cmから195cmのドライバーであれば、快適にハンドルを握ることができるという。また、ラジコンのワイルドワンを所有する経験を再現するために、自宅で車両を組み立てることも可能だという。ボディはデカールセットで装飾することができる。

また、ブレーキランプ、ウィンカー、リフレクター、バックミラーなどを装備し、欧米の道路交通法に準拠した四輪バイクにする「ロードリーガル・パック」など、さまざまなパッケージを用意している。一方、「ターマック・パック」では、オフロード用のタイヤをオンロード向けのものに交換し、マッドガードを追加する。

リトル・カー・カンパニーのベン・ヘドリーCEOは次のように述べている。

「80年代の子供として、ほぼフルサイズのタミヤを実際に運転できるようにするのは、夢のようなことです。タミヤのチームと一緒に、同社の最も象徴的なモデルを新世代に向けて命を吹き込むプロジェクトに取り組めることを光栄に思います。2022年の発売が待ち遠しいですね」

限定生産のこのモデルは、約6000ポンド(90万円)から販売される予定だが、最終的な価格はまだ決定していない。

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みんなのコメント

2件
  • ワイルドワンって、もっと長く低いイメージなんだけど、かなりSD化されてるよね?
  • もしも日本で走らせようとしたら、
    寸法の制限が無い農耕用小型特殊自動車の
    扱いになるでしょうね。
    但し、最高時速は35キロ未満に制限されるけど。

    かといって今度はこの性能を維持しようものなら
    そのクラスの法規に合わせた装備が必要で、
    考えただけでも恐ろしい費用が掛かるかと。
    ちなみに車幅は3ナンバークラス
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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