現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【女子目線試乗】意外と乗れちゃうBMW「X6M」の魅力はマッサージとパワーにあり!

ここから本文です

【女子目線試乗】意外と乗れちゃうBMW「X6M」の魅力はマッサージとパワーにあり!

掲載 更新 5
【女子目線試乗】意外と乗れちゃうBMW「X6M」の魅力はマッサージとパワーにあり!

■身長160cmの女子を包み込んでくれる「X6M」の魅力って、なに?

 BMW「X6M コンペティション」の最初の印象はというと、分かっていたことですが……おおおっきいッ!

【画像】女子目線で気になったBMW「X6M コンペティション」をチェック(22枚)

 160cmの私が隣に立ってみると、縮尺がおかしくなります(笑)。このサイズのクルマで住宅地を抜けるのは、ちょっと不安かなと思っていましたが、実際に運転してみると良く曲がるので、思った方向に行かない~! なんてことはなく、心配していたほど大きさに困ることはありませんでした。

 ステアリングも滑らかに軽く操作できるので(車重2.4tで四駆なのに!)、これなら女性でもすごく扱いやすいと思います。でもボディが大きいことには変わりありませんから、狭い路地ではうっかり当てたりこすったりしないかと、さすがにヒヤヒヤ感は拭い切れません。

 それでも少し広い通り出て、X6Mのサイズ感にも慣れてくると、予想していたよりも案外楽に運転できるようになってきました。前々からSUVを買うなら大きい方が良いなと思っていたので、その気持ちにも拍車がかかってきたー! 次第です、まだ全然距離を走っていないので断言はできませんけど(笑)。

 さて、X6Mの車内はとってもラグジュアリー。内装の至るところに本革やアルカンターラが使われていて、見た目にも良いし、触っても気持ちいい! ステアリングも革張りで太さもちょうど良く、握った感じの質感がとても良いんです。

 そしてBMWのハイグレードクラスに乗るといつも思うことですが、実はいろんな機能や快適装備が多くて使いこなせなーい(汗)。ですので、とくに気に入ったふたつを紹介します。

●女子的嬉しい機能はこれ!

 まずは「マッサージ機能」。これはとにかくすっごいです! 温泉とかによくあるマッサージチェアみたいにゴリゴリゴリって激しい感じではなく、優しくソフトタッチで背中とか腰とかお尻をほぐしてくれるので、長時間運転していても快適です。

 むしろ私なら、マッサージのためだけに「あ、ちょっとX6Mに乗ろ~」ってなるかもしれません。

 もうひとつは「シートベンチレーション」です。いうなれば、シートヒーターの逆バージョン。冬の時期は必ずシートヒーターをONにする私にとって、これはまさしく革命的機能。

 クルマのエアコンって送風口が近いので、どうしたって風が直撃しちゃって苦手な女性の方も多いのではないでしょうか、お肌も乾燥しますし。なのですが、これなら夏でも優しく座面から体を冷やしてくれます。このシートベンチレーション、素敵すぎます!

●女の子だって走りたいモードあるんです

 そろそろ、インプレッションです。街中を走る分には、625spの凄くパワーのあるクルマという印象はありません。ですが高速道路に進路を変え、料金所を抜けてアクセルを踏み込むと「アッ、いい~!」と声に出てしまうくらい、とても気持ちいい加速をしてくれます。

 そのパワーの出方も強い反動を与えないようにコントロールしてくれている感じで、加減速も滑らかで扱いやすいです。ちなみにこのときは「コンフォートモード」でした。「スポーツモード」の走りについては、この後ワインディングで試しています。

 高速道路で一番実感したのは、直進安定性の高さです。自分で小刻みにステアリングを微調整することがとても少ないので、長距離でもストレスがありません。前のクルマに合わせた速度調整に加えレーンキープもしてくれるアダプティブ・クルーズ・コントロールをONにすれば更に快適。ちょこちょこカーブもある小田原厚木道路を走りましたが、正確にアシストしてくれました。

 さて、X6M試乗の最終ステージはターンパイクです。序盤から始まる急な上り坂を、下から押し出されるような強いトルク感で、とても2.4トンあるとは思えないほどの力強さで駆け上がっていきます。

 他のSUVだと急坂でパワー不足を感じることもあるでしょうが、X6Mはグイグイ走れちゃいます。「スポーツモード」にするとなおのことレスポンスがよくなって、排気音にも迫力が出て激しさが増します。

 高速道路をゆったり流すのも良かったのですが、これだけパワーがあるとターンパイクのような道を攻める、というよりは力強く駆け抜ける感じがとても楽しいです。これは、SUVの新たな楽しみを発見! といえるでしょう。

 X6Mコンペティションのお値段は1899万円(消費税込)で、今回の試乗車はオプション諸々が付いて総額なんと2081万円ナリ。自分史上もっとも高額なSUVでした。

 女の子としてはこんなクルマでサラリと迎えに来てもらったら、気分はもうお姫様ですよね。私も出来たら姫待遇的に迎えに来て欲しい方だけど……、X6Mに走りの楽しさを知ってしまったので、やっぱりステアリングを握りたい! ということで、買ってくれる王子様募集中です!

関連タグ

こんな記事も読まれています

3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用
AUTOSPORT web
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検討。12位まで対象を拡大か
AUTOSPORT web
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
くるまのニュース
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
急拡大! BYDの高級車ブランド「方程豹」 無骨SUV&華麗スポーツカー発表
AUTOCAR JAPAN
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
約20年ぶりのBTCCフル参戦に臨む元世界王者ロブ・ハフ「カローラはかなり快適だ。でも忙しいね!」
AUTOSPORT web
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」
レスポンス
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
においを出すSUVだと…? ホンダの新SUVは至れり尽くせり? 中国でEV攻勢へ
乗りものニュース
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
乗りものニュース
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
くるまのニュース
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
レスポンス
フィアット「500」の謎の振動がやっと解消! 飛び散るオイル問題は果たして解決されたのか…!?【週刊チンクエチェントVol.35】
フィアット「500」の謎の振動がやっと解消! 飛び散るオイル問題は果たして解決されたのか…!?【週刊チンクエチェントVol.35】
Auto Messe Web
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
グーネット
33歳、フェラーリを買う──Vol.17 オープン最高! でも……
33歳、フェラーリを買う──Vol.17 オープン最高! でも……
GQ JAPAN
タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
レスポンス
これぞ徹底的に遊べる軽!──新型ホンダN-VAN FUN STYLE+ NATURE試乗記
これぞ徹底的に遊べる軽!──新型ホンダN-VAN FUN STYLE+ NATURE試乗記
GQ JAPAN
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
AUTOSPORT web
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
乗りものニュース
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
くるまのニュース

みんなのコメント

5件
  • 女子目線ねえ、誰をターゲットにこんな記事書いてるんだろ。2000万もする車好きの富裕層でも手を出しずらい価格帯を写真のような女子が買えるとは到底思えないんだが。
    買えたとしても本当に一握りだろう。
  • 意外と乗れちゃうって…
    誰が?
    女子が?
    いったい記者はどんな物差しを持ってるんだか(><)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2012.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

228.81958.0万円

中古車を検索
X6Mの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2012.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

228.81958.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村