この記事をまとめると
■BMWアルピナから新モデルD4 S グランクーペが登場、予約を開始
電動化時代の犠牲者か! 「アルピナ」がBMWのサブブランド化する「苦渋の決断」の後ろにあるもの
■BMW 4シリーズ グランクーペの流麗なスタイルをさらにエレガントにスポーティに演出
■ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用
4シリーズ グランクーペをアルピナ流で
ブルカルト・ボーフェンジーペンによって1965年に創業されたアルピナは、長年BMWの車両をベースに自社でエンジンや足まわりに改良を加えてハイエンドな車両を生み出し続ける、ドイツでもっとも小さな自動車メーカーだ。
そんなアルピナの新モデル、BMW アルピナ D4 S グランクーペの予約注文が始まった。
BMW アルピナ D4 S グランクーペのベースとなったのはBMWの4シリーズ グランクーペ。2ドアクーペのような流麗なデザインを保ちながら5ドアとすることで利便性を高めたモデルを、アルピナ流に仕立て直したものとなっている。
巨大なキドニーグリルが目立つフロントには、アルピナによってオリジナルデザインのスポイラーが加えられ、4シリーズ グランククーペが持つスポーティな雰囲気を引き立たせる。
リヤでは、なだらかな曲線を描くクーペならではのルーフラインと控えめなスポイラーが一体感をなし、エレガントさを強調する。さらに、アルピナ・スポーツ・エキゾースト・システムによるオーバル形状の4本出しテールパイプとリヤ・ディフューザーが、BMW アルピナ D4 S グランクーペが高性能なモデルであることを主張する。
インテリアは、高品質なラヴァリナ・レザーで仕上げられたステアリングホイールなど、アルピナのレザー・ワークショップによりラグジュアリーに仕上げられた。
装備類も、シート・ヒーターやステアリング・ヒーティングなどの快適装備から、可変スピードリミッター、クロス・トラフィック・ウォーニング&レーンチェンジ・ウォーニング、BMWアシスト・システムなどの安全装備までを標準装備とするなど、セグメント随一の充実さを誇る。シフトレバーの脇には製造番号を刻印したアルピナ・プロダクション・プレートが備わるのは、アルピナ・ファンにとってはお馴染みだろう。
ディーゼルとモーターの組み合わせで力強さと環境性能の両立
パワートレインは、最高出力355馬力、最大トルク730Nmを誇る3リッター直6ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド。ビ・ターボ・チャージング・システムを搭載する直6ディーゼルエンジンは、1750rpmという低回転域から最大トルクを発生し、組み合わされる8ATのトランスミッションと、アルピナが制御をチューニングした4輪駆動システムにより、どんな走行状況下においても力強い動力を路面へと伝えてくれる。
その証拠にBMW アルピナ D4 S グランクーペは、0-100km/h加速を4.8秒でこなし、270km/hの巡航最高速度を実現。スポーツカーにも引けを取らないパフォーマンスを身につけた。
そんなBMW アルピナ D4 S グランクーペのパフォーマンスを受け止める足元は、20スポークのアルミホイールと、アルピナ専用に開発された285/30ZR20サイズのピレリPゼロだ。
サスペンションもアルピナ独自のセッティングが施されたアルピナ・スポーツ・サスペンションで、BMW アルピナ 4シリーズ専用に開発されたフロントスタビライザーと相まり、エモーショナルなドライビング・ダイナミクスと快適なクルージング性能を提供してくれる。
アルピナによってチューニングされたBMW アルピナ D4 S グランクーペの価格は1227万円、導入は2023年度を予定している。
BMWによるアルピナの商標権獲得が発表され、2026年以降はBMWのサブブランドとなることが決定しているアルピナは、まもなくブランドの第一章を終えることになる。つまり、アルピナの哲学が注ぎ込まれた純なアルピナが生み出されるのはあと3年。残された時間は決して長くない。そんなアルピナを堪能するのにBMW アルピナ D4 S グランクーペは悪くない選択といえるだろう。
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さらに7シリーズでトドメを刺す。