【やんちゃなトヨタ】“iQ”は時代の先を行き過ぎたマイクロコンパクトカーだった（その3）

保守的に思えるトヨタだが、じつはトヨタの歴史はチャレンジの歴史でもあった。時代の先を行き過ぎたクルマから、一体どうした？ と首をかしげたくなるクルマまで、トヨタのチャレンジを改めて俯瞰してみる。第3回はマイクロコンパクトカーの「トヨタ iQ」だ。

国内にはライバル不在だった
トヨタの長い社史の中で、今もなお鮮明に記憶に残る“裏”傑作車と言える1台が、2008年11月に発表された「iQ」だろう。iQの車名は、知能指数を意味するIQに由来するとも言われている。

Comments

目の付け所は良かったんだけど、運転席でさえ妙な圧迫感・閉塞感を感じた。あれが嫌だったな。
でも、後にMTモデルを追加したり、それなりに興味はあった。

IQというネーミングもそうだが、これをレクサス販売店で展開してれば結構反響があったんじゃないかと思った。ただ、1L3気筒エンジンはバイブレーションが結構あり、レクサスで売るクオリティではないと判断したのか、ネッツ店での展開だったが、ヴィッツより高い価格のため販売は苦しかったですね。