この記事をまとめると
■ディフェンダーに特別仕様車が登場
「行けんだろ」で冠水道路への突撃は危険! クルマの「渡河性能」はどの程度か調べてみた
■先代のディフェンダーにあった「COUNTY」グレードを現代風にアレンジ
■人気のオプションなどを標準装備しており、3色合計300台の限定車となる
クラシックディフェンダーをオマージュ!
イギリスを代表する自動車ブランドのひとつであるランドローバー。ラインアップするすべてのモデルがSUVであり、どのモデルも極めて高い悪路走破性を持ちながら、車内はプレミアムな仕立てというキャラクターが特徴だ。とくに、フラッグシップモデルであるレンジローバーは、「砂漠のロールス・ロイス」の異名を持つほどであった。
そんなランドローバーを象徴するようなモデルが、ディフェンダーだ。元々はイギリス軍の軍用車として1948年に登場した「ランドローバー・シリーズ I」がベースとなっており、その後改良を重ね「シリーズ II」「シリーズ III」と続き、1990年にモデルチェンジをした際に「ディフェンダー」という名前になった。
軍用車譲りの圧倒的な耐久性と、無骨なエクステリアデザインにはいまなお多くの愛好家が存在する、同社を象徴するモデルだ。
そんなディフェンダーは、2019年にフルモデルチェンジを敢行して現行型に移行。伝統のラダーフレームからモノコックボディに進化し、ファンからは一時失望の声も聞かれたが、ランドローバーの悪路走破性は健在。伝統のディフェンダーの名に恥じない仕上がりとなっていた。
今回、そんなディフェンダーに日本専用の特別仕様車が登場したのでお伝えする。
まず今回のモデルは、先代のディフェンダーにラインアップされていたグレード「COUNTY」を現代風に再解釈した「COUNTY EXTERIOR PACK」を採用したのが大きな特徴だ。エアサスペンションやコールドクライメートパックなどの人気オプションを標準装備している。
エクステリアカラーはユニークな組み合わせが特徴的で、今回の特別仕様車では、タスマンブルー(限定120台)、フジホワイト(限定100台)、サントリーニブラック(限定80台)の3色をベースカラーに、タスマンブルーにはフジホワイト、フジホワイトとサントリーニブラックにはタスマンブルーのコントラストルーフとコントラストテールドアをそれぞれ組み合わせている。
標準装備となっているオプション類は以下だ。 ・20インチ”スタイル9013”(グロスホワイトフィニッシュ)アロイホイール
・トレッドプレート(メタル、イルミネーション機能、カウンティグラフィック付)
・インテリアはエボニーグレインレザーシートフェイシング(エボニーインテリア)を採用
・ギアシフト(レザー)
・標準ステアリングホイール(レザー)
・12ウェイセミ電動フロントシート(ヒーター付)
・コールドクライメートパック
・エアサスペンションパック
・20インチフルサイズスペアホイール 価格は各モデル899万円となるほか、2023年12月22日から全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて受注が始まっている。
ボディカラーによってそれぞれ内訳は異なるが、トータルして限定300台という特別なモデルなので、気になった人は近所のディーラーで要チェックだ。
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