新型コロナウイルスの影響によりレースが開催できない期間を利用してフォーミュラEが始めた公式の公式のオンライン・バーチャルシリーズ 「ABB FORMULA-E RACE AT HOME CHALLENGE in support of unicef」の第6戦が行なわれ、ストフェル・バンドーン(メルセデスEQ)が優勝した。
今回の舞台はニューヨークePrixの会場を再現したコースでの開催。全8戦で争われるバーチャルシリーズも終盤戦に突入し、タイトル争いの行方から目が離せない状態となっている。
■フォーミュラE公式バーチャル戦がニューヨークを舞台に開催。サーキットをプレビュー
しかし、ライブ放送の冒頭は少々重苦しい雰囲気で始まった。先週開催されたFEバーチャル第5戦でダニエル・アプト(アウディ)が“替え玉”を起用するという不正行為がが発覚。アプトは第5戦の結果から除外され、同バーチャルシリーズは参戦停止。さらに慈善団体へ寄付するという形で罰金1万ユーロを言い渡された。なおアプトが抜けたシートは“空席”扱いとなり、今回のレースは合計23名で争われた。
この騒動の顛末を説明した番組MC陣は改めて今回は23名の現役フォーミュラEドライバー本人が参戦していることを強調し、アプトの件について視聴者に謝罪した。
予選は今回も4グループに分かれてタイムアタックが行なわれたが、ポールポジションを獲得したのはバンドーン。これでバーチャルシリーズ は4度目のポールポジションとなった。2番手にランキング首位を快走するパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)が入ったが、前戦のレース中の接触行為により5グリッド降格のペナルティが出されることが決まっており、決勝は7番手スタートに。予選3番手につけたマキシミリアン・ギュンター(BMW iアンドレッティ)がフロントロウを獲得した。
15周で争われた決勝レースでは、今回もバンドーンが好ダッシュを決めてトップでターン1を通過。ギュンターがその背後につけていたが、ターン1で後続に少し押されてしまいスピン。コースを一瞬ふさいでしまい大混乱となった。これによりギュンターは22番手まで後退し、勝機を完全に失ってしまった。
ターン1での混乱を唯一回避できたバンドーンは、早くも1周目から3.8秒のリードを築くと、2周目以降も安定した走りをみせリードを広げていった。
2番手にはニール・ジャニ(ポルシェ)がつけたが、その後方にオリバー・ローランド(日産・e.ダムス)とウェーレインが追いつき、激しい2番手争いが勃発した。
しばらくはこう着状態が続いたがジャニのペースが少しずつ落ち始めてきた11周目にローランドがオーバーテイク。ジャニは立て続けにウェーレインにも抜かれてしまい4番手に後退してしまった。その後も3台が隙あらば積極的に攻め込んでいくアグレッシブな戦いを披露。その中でもなんとかランキング首位を死守したいウェーレインが意地をみせ12周目にローランドを抜き去り2番手に躍り出た。
後続がバトルをしている間にトップのバンドーンはさらにリードを広げ、最終的に18秒もの大差をつけてフィニッシュ。念願のフォーミュラEバーチャルで初勝利をあげた。2位にはウェーレイン、3位にローランドが続いた。1周目で順位を大きく落としたギュンターは12位でレースを終えた。
これで、ドライバーズランキングはバンドーンが合計105ポイントとし逆転でトップに浮上。ウェーレインは103ポイントで2番手となった。3番手のギュンターは73ポイントのままで、首位との差は32ポイントに。残り2戦ということを考えると、チャンピオン争いはバンドーンとウェーレインに絞られつつある。
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