F1最終戦アブダビGPで予選Q1敗退に終わったカルロス・サインツJr.(フェラーリ)は、トラフィックの影響を受けたと主張。ライバルを妨害するため、後方のマシンが“ダーティエア”を受けるように意図的に走行しているドライバーがいると語っていた。しかしダニエル・リカルド(アルファタウリ)にとっては、サインツJr.も妨害の常習犯だと捉えているようだ。
予選後のインタビューの中で、サインツJr.が自分のすぐ後ろのグリッドからスタートすることを知らされたリカルド。サインツJr.は他のドライバーにとって厄介な存在であることを示唆した。
■まさかの予選Q1敗退に終わったサインツJr.、ライバルからの妨害を指摘「わざとダーティエアを送ろうとしてくる」
「ああ、僕の真後ろなの?」とリカルドは言う。
「彼について話そう。僕は彼がプラクティスとかで他の人たちを怒らせているのは知っている。いつもは彼が怒らせる側で、邪魔になっているんだ」
「だから明日のレースに向けては(サインツJr.に)、ターン1で左足(ブレーキ)を踏み込みすぎないように、他の人を怒らせないように、そして僕のことを助けてくれるように言っておくよ! なぜ彼がそうするかは分からないけど、彼は常習犯なんだ」
「僕らを混乱させたいだけなのかは分からないけど、彼は妨害だとかそういう話をしたがるんだ。彼は自分のしたことをされている。でも最初にやり始めたのは彼だからね!」
そう語るリカルドだが、前方の車両から流れてくる乱れた空気、“ダーティエア”は今シーズン特に問題になっていると語る。ドライバーたちも、後続のマシンに迷惑をかけてしまう可能性があることを十分に認識しているという。
「今年はもっとひどくなっていると感じる」
「去年はまだマシだったと思う。でも今年は間違いなく、ついていくのが難しいというか、影響を受けないようにするのが難しくなっている」
「自分たちのやっていることは分かっている。僕のスタンスとしては、自分が誰かにやったら、相手も僕にやり返してくるだろう、という感じだ」
「だから僕はみんなに優しくして、それが自分に良い形で返ってくるようにしたいんだ。でもとにかく、僕は彼(サインツJr.)にひと言言いたかったんだ。彼はしばらく僕のことを怒らせてなかったんだけど、ついに口にしたからね!」
このように、リカルドは他人に迷惑をかけないということを心がけているという。
「僕は他人の邪魔をしないようにうまくやっていると思う」
「プラクティスの時だってそうだ。むしろその時の方がイライラするかもしれない。もちろんプラクティスではポジションを争っていないけどね」
「予選ではペナルティが出されると思うけど、プラクティスでは見逃してもらえると感じている部分もあるのかもしれない。それが間違った方向に向かわせているのかもね」
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