■近未来感漂う新型スポーツカー! 現地での反響は?
マツダは10月28日から11月5日まで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で、新型スポーツカーのコンセプトモデル「MAZDA ICONIC SP(マツダ・アイコニックSP)」を世界初公開しました。
会場ではどのような声が寄せられたのでしょうか。
【画像】「えっ…!」これが新型2ロータモデル! 斬新デザインの画像を見る!(50枚以上)
新型アイコニックSPは、次世代の2シータースポーツカーのコンセプトモデルであり、マツダの歴史と伝統であるロータリーエンジンを搭載します。
ロータリーエンジンは、1967年に登場した「コスモスポーツ」に搭載され、その後は様々なモデルに用されてきました。
1977年にデビューした「RX-7」はロータリーエンジンを代表するモデルとして、3世代のモデルチェンジを行うなど、世界的に高い評価を得ているモデルです。
のちの「RX-8」にもロータリーが搭載され、マツダのスポーツモデルを象徴するエンジンになっています。
アイコニック SPに搭載される「2ローターRotary-EVシステム」は最高出力は370PSを発揮。
特徴的なのは従来のガソリンを使用するだけではなく、水素をはじめとした様々な燃料を使用できます。
さらに水素などのカーボンニュートラル燃料で発電すると同時に、搭載するバッテリーを再生可能エネルギーを使用して充電することで、完全なカーボンニュートラルな走行を実現することも可能です。
見た目は、優れた運動性能を印象づける低重心のプロポーションを目指し、軽量・コンパクトなロータリーエンジンをクルマ中央部に寄せて搭載するコンセプトにより、50:50前後重量配分を実現。
ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm、車両重量は1450kgです。
また、SNSなどではロータリーエンジンを搭載した次期型のマツダのスポーツカーということで「RX-7・RX-8の後継モデルきた!」などと多くの注目を集めていました。
前述のようにマツダの代名詞となってるロータリーエンジンを搭載しているというのは、大きな魅力となっているようです。
そんなアイコニックSPについて、マツダブースの担当者は次のように話します。
「世界初公開ということで、驚かれる人が多くいました。反響はポジティブなものをいただいております。
デザインについても『カッコいい』というお声をいただいており、とくにシザードアの採用について興味を持たれる人が多い印象です。
こちらはマツダが進めている『前向きに今日を生きる人の輪を広げる』というマツダの企業理念を体現する、先進的なデザインになっています。
次期型スポーツモデルとして、SNSなどでも多く反響をいただいております。
なかでも『ロードスターやRX-7の後継モデルになるのでは?』というお声もあるかと思いますが、こちらのモデルは、あくまでも次期型コンセプトとしてのモデルであり、何かの後継などというわけではありません」
実際に会場でアイコニックSPを見ていた男性は「これまでのマツダの赤とは違う色合いが気に入りました。さらにロータリーはスポーツカーに載せてこそ意味があると思うので今後に期待したいです」とコメント。
また別の女性からは「モビリティショーに色々なコンセプトカーがありましたが、私はこのアイコニックがカッコいいと思いました。女性が乗ってもスマートかなと」と話しています。
このように、アイコニックSPは会場でも様々な反響が寄せられており、特にそのデザインに注目する人が多いようです。
※ ※ ※
アイコニックSPの実車が展示されるジャパンモビリティショー2023は、東京ビッグサイトで11月5日まで開催されています。
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あくまでも発電用だからね?